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山本耕平|編集者、Webマネージャー

 - ,  11:00 AM

ゴーヤーで涼しい「緑のカーテン」を作る5つのコツ

ゴーヤーで涼しい「緑のカーテン」を作る5つのコツ

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ゴーヤーなどのつる植物を使って日差しを遮る「緑のカーテン」がここ数年大きな注目を集めています。しかし挑戦した方から「うまく育たなかった」「カーテンにならなかった」という声をよく耳にします。そこで、緑のカーテン作りに失敗しないための5つのポイントをお伝えします。初めての方もぜひ参考にしてください。



緑のカーテンとは...
ゴーヤーやアサガオなどのつる性の植物を、窓の外側でネットに絡ませて作る生きた植物のカーテン。布のカーテンや簾との違いは、根から水を吸い上げて葉から放出をする植物の蒸散作用によって葉の表面温度が夏でも周囲より低く保たれ涼しいこと、葉によって作り出される緑陰が目にも涼しいこと、花を楽しめたり、実を収穫して食べることができること。電気代のかからないエコな夏の暑さ対策として注目を集めている。


緑のカーテン栽培の5つのポイント

  1. 植物を選ぶ
  2. 大きな容器で育てる
  3. 水切れさせない
  4. 摘心(てきしん)を行う
  5. 肥料を与える

この5つのポイントを守れば、緑のカーテンの失敗はずっと少なくなるはずです。ポイントを1つずつ解説しましょう。


1. 植物を選ぶ


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ゴーヤーは暑さに強く、病気にもなりにくい。
さらに収穫した実をチャンプルーや漬物などで楽しめる。最初の緑のカーテンに最適。


つる性の植物ならなんでもいいというわけではありません。初めての緑のカーテンにおすすめするのは、ずばり「ゴーヤー(ニガウリ)」です。夏の暑さが大好きな南国の植物なので、まさにカーテンとして活躍してほしい夏に、旺盛に生育して日差しを吸収してくれます。病害虫が発生しにくいのもうれしいところです。また、葉の茂り方と葉の大きさや厚さがちょうどよく、真っ暗になるほど日を遮るわけでなく、柔らかい緑陰を作ってくれるのも魅力です。ゴーヤー同様に生育の旺盛なヘチマは、葉が大きく厚いため、室内がかなり暗くなります。

ゴーヤー以外ならアサガオがオススメです。中でも宿根アサガオとよばれるタイプが適しています。宿根アサガオは「ノアサガオ」「琉球アサガオ」「オーシャンブルー」などの名前でも売られています。このタイプは生育が旺盛でよくつるが伸び、カーテン向きです。また「宿根」という言葉の意味は、冬、地上部が枯れても、翌年また出てくるという意味で、暖地であれば、一度植えれば毎年カーテンにすることができるのも魅力です。


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宿根アサガオは普通の一年草アサガオと比べて格段に強健で、10m以上もつるを伸ばし、霜が降りる11月ごろまで咲き続ける。花が咲き始めるのは遅く、10月上旬ごろに花数が最も多く美しくなる。


最近人気が出てきているのがパッションフルーツで作る緑のカーテンです。パッションフルーツはトケイソウの仲間で、美しい花が咲いた後に甘酸っぱいトロピカルな実がなります。ただし実をつけるにはそれなりの知識とテクニックが必要なこと、毎年大きくなっていくので1年目で理想のカーテンにはしづらいことなどから、上級編の緑のカーテンと言えるでしょう。


2. 大きな容器で育てる


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写真のプランターの容量は38リットル。このサイズにゴーヤー2株が目安。


私の見たところ、多くの場合、容器が小さいことが失敗の原因となっています。庭に直接植えることができる人は気にしないでいいのですが、ベランダなどでプランターに植える場合には大きな容器を選んで下さい、目安としては容量が30リットル以上、深さもあるプランターが理想です。基本的にゴーヤーのような生育旺盛な植物は、根も旺盛に伸びます。容器が小さいとすぐ根が詰まってしまい、地上部の伸びも止まってしまいます。また、次のポイントである「水切れさせない」という点も、容器が大きければそれだけ保水量が多く、水切れしにくくなるのです。


3. 水切れさせない


夏に生育旺盛なゴーヤーなどの緑のカーテンは、葉からの蒸散作用も活発です。気温が高くなればなるほど、活発に蒸散が行われるため、植物はたくさん水を吸収します。プランターの場合、夏は朝晩2回たっぷり水やりをしてください。庭植えの場合でも水やりをしたほうが安心です。


4. 摘心を行う


あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが「摘心(てきしん)」という作業も重要なポイントです。植物は「頂芽優勢」という性質があり、基本的に先端の芽が伸びていきます。そのため放おっておくと、先端からまっすぐにつるが伸び、カーテン状態になりません。そこで、葉が7~8枚の頃に、つるの先端をハサミで切り取ります。

すると、その下の芽(わき芽)が複数伸びてきてつるの本数が増えるのです。この分かれて伸びてきたつるをネットに絡めていくことで、カーテンに近づいていきます。ゴーヤーは巻きひげという部分が勝手にネットに絡まっていきますが、伸びる方向を修正するときには、紐などを使ってネットに結んでください。


5. 肥料を与える


植物は日光と水と二酸化炭素で光合成を行い、栄養分を作り成長します。しかしそれにプラスして肥料を与えることで、さらに生育を促すことができます。肥料分が切れると、生育が緩慢になるだけでなく、葉が黄色くなってしまうこともあります。肥料には固形で粒上のものと液体で水に溶かして薄めるタイプのものがありますが、プランターで栽培する場合には規定の倍率に薄めた液体肥料を週1回程度、水やり代わりに与えるといいでしょう。固形の肥料を使う場合は肥料が効く期間を確認して、効果が切れる前につぎの肥料を与えて下さい。

そのほか、緑のカーテンを栽培する際の注意点としては、台風、強風への対策があります。台風などに遭遇すると、緑のカーテンがボロボロになってしまうことがあります。そこで、ネットを取り外せるように設置しておくことをおすすめします。台風の予報があったらネットを下ろしてそっと畳んでおき、台風が去ってから再び設置し直すとよいでしょう。


140518goya4_2.JPGゴーヤーの実は熟すと黄色くなり、タネのまわりが赤くなる。赤い部分はなめると甘い。このタネを乾かして保存しておけば、翌年まくこともできる。


なお、ゴーヤーの苗は園芸店やガーデンセンターなどで、4月から6月くらいまで出回っています。夏に日差しを遮るカーテンに仕上げるためには、遅くとも6月の早い時期には植え付けを終えましょう。


NHKみんなの趣味の園芸「今年の夏は緑のカーテン」 


山本耕平
編集者/Webマネージャー。2005年『NHK趣味の園芸』編集部に配属になり、園芸に目覚める。しかし庭がないので必然的にベランダーに。現在は園芸総合サイト「みんなの趣味の園芸」を担当しWebで園芸の楽しみ方を広げるために試行錯誤中。担当書籍『別冊NHK趣味の園芸 クレマチス 育て方から最新品種まで』など。

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  • NHK趣味の園芸 イラストでわかりやすい! 緑のカーテンの育て方 (生活実用シリーズ)
  • NHK出版
  

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