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長谷川賢人  - ,,,  08:00 PM

仕事で大切なことはみんなギャルサーで学んだ

仕事で大切なことはみんなギャルサーで学んだ

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とある交流会で出会った杉山さん(仮名)。20代半ばながら、某有名企業に勤めつつアプリの作成や執筆、イベントのプロデュースなども行う"パラレルキャリア"な実業家です。気さくに接してくれる好青年だなぁと思っていると、「いや僕、こう見えて昔はギャル男だったんですよね。ギャルサーとかも入ってて。その時の体験がいま仕事で色々生きてるんですけど、話し方だけちょっと抜けなくて困ってます」と笑った。

テレビドラマの題材にもなったギャルサーとは「ギャルやギャル男たちが集うサークル」のこと。トラッドスタイルが似合っている彼の雰囲気からは、ちょっと想像できない過去ではある。いや、それ以上に、ギャルサーの体験が仕事に生きているって何だ。興味をひかれた私はあらためて会う約束をして、その日は別れました。

後日、待ち合わせ場所として彼が紹介してくれたのは、よく行くという中目黒の「アロマカフェ」。ハーブティを飲みながら、テーブルには「サー人」「盛れてる!」といったギャルワードが飛び交う取材。杉山さんがギャルサーを体験して得たのは、情報をギブすることで生まれるコミュニケーション術、怖じ気づくことなくキャリアを進めるための「飛び込み力」とでも言うべきものでした。


「僕がいた、8年くらい前のギャルサーでは...」


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中目黒の雑貨カフェで、渋谷のギャルサー話を聞いた


杉山さんとギャルサーの出合いは今から8年ほど前のこと。大学の入学式で2つのギャルサーから強い勧誘を受けます。「ギャルファッションの女の子が好きだったし、引く手数多のような感じが嬉しかった」と新入生歓迎コンパに参加。基本的にギャルサーはインカレサークル(学校や大学間をまたぐサークル)で、他大学の友達ができたこともあり、杉山さんは「クラブヘブン(仮名)」に入会します。

活動は毎週木曜日の19時半、渋谷センター街のマクドナルド(通称「渋センマックの2階」)に集まるところから。「ミーツ」と呼ばれる近況報告タイムを経て、近くの居酒屋「カチカチ山」へ移動。夜もふける頃、代々木公園でパラパラを練習し、朝を迎えるのです。当時は、現在も続く学生サークルのイベント「CAMPUS SUMMIT」にて開催される大会で、練習したパラパラの完成度を競うのが、ギャルサーの目標の1つだったそう。

もちろん活動内容はギャルサーによって異なるものの、「クラブヘブンは上下関係もあって、憧れのセンパイもいたし、スポーツ系のサークルと大枠はあんまり変わらないと思います」と杉山さん。ただ、それらのサークルにはないギャルサーだからこその文化が、面白い体験をくれ、今にも役立っているのだといいます。


僕がギャルサーで学んで、いまも大切にしている7つのこと


杉山さんがいたギャルサーのことを聞いてみると、その活動とエピソードから、いまの仕事にもつながっているであろうことがいくつも見えました。以下、私の想像も交えてになりますが、まとめてみます。


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1.まずは見た目で判断せずに話してみる:派手なファッションや言動ばかりに目が行くギャルやギャル男であっても、チームメイトの元気がなさそうな時には「ヤバくない?」とすぐに気遣える思いやりがあり、良い人が意外に多かった。だからこそ杉山さんは今でも「とりあえず誰とでも話してみよう」と思い、まずはその人の良いところを見つけようとするのだそう。


2.文化や情報を共有し、目標を定め、全員で突き進む:クラブヘブンにとっての「ギャルファッション」や「パラパラ」のように、根底にある文化や目標を共有した上で進むのが、さまざまな人がいてもまとまりやすくなる基本。渋センマックの2階でのミーツでは「彼女とケンカ中です」などの軽い内容がほとんどだったといいますが、それを共有することで、メンバーそれぞれの心身状態を把握しあえていたのでしょう。結果的にというべきか、クラブヘブンは「すごくアットホームなギャルサーだった」。


3.実感のある情報を「ギブ」しあう関係をつくる:さらに、近況報告では「最近カラコン変えました」「メッシュ入れました」など、彼らにとって大切なオシャレ情報もよく交換され、役に立ったそう。ひとつユニークなのは、全員が同じ流行を追いかけ、雑誌で紹介された商品は自分で試した上で紹介していたこと。いわばミーツは「リアル・口コミサイト」であり「リアル・ソーシャルネットワーク」でもあったわけです。良質な情報を集めるために、まずは自分が良い情報をギブする。そんな学びにつながるエピソードだと思います。


4.言葉の行間を読むために相手を見る:「ギャルサーのコミュニケーションでは言葉のボキャブラリーが少ない」のだとか。たとえば、どこかへ行こうと誘った時の返答はYesでもNoでも「ダルい」が基本。相手のちょっとした語調や行動から判断しなくてはいけません。だからこそ、行間を読む力が必要になるのです。取材中、私の目をまっすぐに見ながら話す杉山さんの姿が印象的でした。


5.自分なりの「自信スイッチ」を何でもいいから持つ:ギャルサーのメンバーは「なぜかみんな自信満々だった」。なぜならば、自分たちが盛れている(イケている)格好をして、目立っているという自負があったからです。たとえ他人にとって些細なことでも、自分にとって価値があれば、自信につながるスイッチに変わる。自信が持てない人は、まず「自分が良いと思うこと」を愛して、体感することから始めてみるといいのかもしれません。


6.生身でぶつかる「飛び込み力」を失わない:ギャルサーでは学歴などのスペックではヒーローになれません、あくまで盛れていて、キャラクターが立っているかが大事。他のサークルと飲み会で一緒になったらなおさらです。つまり、フィルタリングなしの「当人の魅力」だけが武器になる。当たり前のことかもしれませんが、私にとっては「最近は名刺や仕事ありきで他人と話してしまってはいないだろうか」と自分を振り返るきっかけになりました。


7.「顔が広い」ことはカッコいい!:杉山さんにとっての憧れのセンパイは、渋谷を歩いていると知り合いが多く、客引きをする店員ですら友達のように話したのだとか。その姿は今でも杉山さんのメンター。自分も近づけるようにあらゆる業種や業界を超えて人とつながり、人をつなげられるハブになりたいという想いにつながっているそうです。


自分のルーツを振り返れば、本当に役立つハックが見えてくる


その後、杉山さんは「自分と合わないところがある」と感じ、次第にギャルサーの活動から離れ、別の道を歩み出します。「とりあえず、やってみよう」の精神で、さまざまなアルバイトやアプリ開発などにも手を出しながら、小説やビジネス書を1日1冊ずつ濫読。自分の能力を伸ばしていったのだといいます。杉山さんがいまパラレルキャリアで仕事をしているのも、この行動力と好奇心がうまく働いている結果なのかもしれません。


「僕にとってギャルサーは『自分とは何か』を考えさせてくれる最初の体験でした。それまでの価値観が通用しないようなフィールドへ身をポンと置くと、自分を変えられることにも気づけました。いまの僕があるのは、1箇所だけの価値観に縛られすぎるのではなく、その道がダメかもしれないと感じた時に、一歩引いて見てみることができたからだと思います。すると、得てきた体験をちがう世界で生かせる点が見えてくる。そこで、いわば能力のマッシュアップをすれば、また新しい道が見つかっていくんですよね」


自分が通過してきた体験を振り返ることで、「得てきた経験」の棚卸しをしてみてはいかがでしょう。杉山さんにとってのギャルサー生活がそうであったように、目の前の仕事や生活、そして年齢を経てから見聞きしたことだけではないルーツにこそ、自分を強くするハックのタネが意外にあるのかもしれません。


(長谷川賢人)

  • ,,,, - By

    友清哲

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