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印南敦史印南敦史  - ,,,,,,,,  11:45 AM

考え抜く力と行動力で道をつくる:新潟でドレスを売り、9億円稼ぐ若き女性社長の転機

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考え抜く力と行動力で道をつくる:新潟でドレスを売り、9億円稼ぐ若き女性社長の転機

清水彩子さん


あたらしい場所であたらしい仕事をするとき、なにを基準に行動すればいいのでしょうか。イノベーションを起こすためには、どんなスキルや経験が必要なのでしょうか。それらを知りたいのなら、試行錯誤しながら行動する人に聞いてみるのが一番です

数々のクリエイター、ビジネスリーダーたちの働き方を紹介する米Lifehackerの人気連載「HOW I WORK」も好評ですが、同じようにぼくたち日本版では、自分らしい生き方・働き方を実践している人たちに会いに行こうと思いました。

第3回の取材相手は、新潟でパーティードレスと、キャバクラで働く女性に向けたドレスの小売/製造を手がけていらっしゃる清水彩子さん。社会人経験ゼロの状態からスタートしたにもかかわらず、新潟アルタ、そして繁華街の古町に2カ所の店舗を構え、さらに「sugar」「Jewels」「JEWELS PROM」、ルームウエアの新ブランド「SECRET KEY」という4つの通版サイトを運営。年商9億円もの収益を上げています。そのサクセスストーリーは、以下のサイトでも見ることができます。


株式会社Sugar 清水彩子さん ムービー編①|キミハツ -未来をハツラツにできるか。-


今では大きな実績を生み出した清水さんですが、ビジネスは意外なきっかけからスタートしました。そして、その過程は苦労の連続。いかにして苦労を乗り越えたかを見ていきましょう。



ネットオークションが運命を大きく変えた


清水さんは、東京生まれの新潟育ち。現在は若き女性実業家として活躍中ですが、高校を卒業するころまでは、将来に対する目標はなかったのだそうです。そこでしばらくは、実家のコンビニを手伝っていたのだとか。ただしコンビニで、しかも実家とあっては高額なお給料を期待できるはずもありません。とはいえ10代後半といえば、洋服をたくさん買いたいお年ごろ。どうやったらお金を稼げるだろうかと考えた結果、あるアイデアを思いつきます。それは、清水さんの運命を大きく変化させることにもなります。

そのアイデアとは、当時盛り上がりを見せていたネットオークション。持っていたTシャツをなにげなく出品してみたら、購入時の3倍の値で売れたのだそうです。そこで同じTシャツをたくさん買ってきて売ってみると、またも3倍の値で完売。そんなことから以後もオークション販売を繰り返したところ、わずか1年で貯金額は500万円に。まだ通販サイトがほとんどなかった、2004年の話。つまり、時代の流れにぴったりハマったというわけです。


競合店がなかったから、お店を出せば成功すると確信


140418kimihatsu_2.jpg


注目すべきは、オークションの可能性を知った清水さんが「これだけ売れるのなら、問屋から商品を卸して売った方がいいはずだ」という発想に行き着いたことです。とはいえ、未経験で店舗もない20代前半の女の子に商品を流してくれる問屋があるはずもありません。しかし、清水さんはあきらめませんでした。

彼女は「お店がないと卸してもらえないなら、お店をつくってしまえばいい」と考えたのです。しかもキャバクラで働いていた経験がある清水さんは、新潟にはキャバクラ用のスーツを売るお店はあっても、ドレスを扱っているお店はないということを知っていました。つまり、そこにビジネスチャンスがあると踏んだわけです。かくしてオークションで貯めた貯金をはたいて、飲み屋街の一角にお店を出したのが2005年、ちょうど22歳のときでした。


お客さんが来ないなら、自分の方から動いてみればいい


ところが、お店を持ってもお客さんは訪れず、売り上げはほとんどない状態。そこで、「このままでは食べていけない...」と悩んだ清水さんはまたも勝負に出ます。「お客さんが来ないなら、自分から売り込みに行けばいいんだ」と考えたのです。

売り物のドレスを持ち、自分もドレスを着て、夜のお店に「買ってくれませんか?」と飛び込み営業をする毎日。門前払いを食うことも多く、何度も心が折れそうになったといいます。それでもがんばれたのは、「ちゃんと売っている人たちが世の中にはいるんだから、私にもできるはずだ」という思いがあったから。やがて少しずつお客さんが増え、始めてから1年ほどで売り上げが出るようになりました。

そしてドレス販売の仕事が安定し、人を雇えるようになってから清水さんが考えたのは、オークションのノウハウを活かした通販サイトの運営でした。サイト構築に関する知識も技術もありませんでしたが、「インターネットで調べたらできそうだったので」、本を見てHTMLを勉強し、自分でサイトを作ってしまったというから驚きです。それが現在も人気のサイト「suger」です。


タイミングがピッタリ合って、売り上げは9億円に


「sugar」は苦難を乗り越えながらも、現在では年商9億円の実積を生み出すまでになりました。ご本人は成功した理由をどう分析しているのでしょうか?


まずは、オリジナルのドレスを作りはじめたことですね。店舗に立っていると、お客様から「もっとスリットが空いてたらいいな」とか、「色味がこうだったらいいのに」というようなリクエストをいただくことが多かったんです。だから作ろうと思い立ったのですが、問屋さんに依頼しても、うちのような小さなお店の話は聞いてもらえなかった。そこで「お客さまの要望に応えたい」という思いから、ひとりで中国に乗り込んで地元の業者と交渉したんです。なぜ中国だったのかというと、感覚的な判断だったとしか言えなんですけど(笑)。

そしてもうひとつの理由は、雑誌『小悪魔ageha』の影響、それから人気モデルの桃華絵里(ももえり)ちゃんが注目してくれたことです。オリジナルのドレスを作り始めたころ、ももえりちゃんがうちのお店に遊びに来たんです。それがきっかけで彼女と『小悪魔ageha』を知り、いつしか「この雑誌に私が作ったドレスを載せてみたい、そういうモデルさんに着てもらって、全国の人に見てもらいたい」という気持ちが湧いてきたという流れです。


それがきっかけで、ももえりさんとタッグを組むことになりました。


ももえりちゃんが「自分もドレスのお店をやりたいから商品を供給してほしい」というので、そのリクエストをOKするかわりに「sugar」のモデルになってもらうことにしたんです。結果的にはうまくタイミングに乗ったこともあって、オリジナルドレスの売り上げが一気に伸びました。店舗と通販で300万ぐらいずつ売れて、年間ベース7000万、8000万ぐらいのものが一気に2億から3億に跳ね上がったんです。そこが大きな波でした。


「これを実現するためするには、どうしたらいいんだろう?」


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清水さんが歩んできた道筋は、若き女性実業家のサクセスストーリーのようにも見えますが、どこに転機があったと考えているのかを聞いてみました。


やはり転機は、ネットオークションを知ったことだと思います。あのときオークションで稼げたからこそ、インターネットビジネスの可能性を知ることができたのですからね。事実「sugar」を立ち上げたのも、ネットオークションの方法論を生かそうと意識したからです。そのころすでにオークションは下火でしたが、だとすればオークションにかわる新たな手段があるはずだと考えたのです。


インターネットの波に乗ったことだけでなく、自分で考え抜く力と行動力が今の成功につながっているのでしょう。


ネットオークションを知ったときも、お店を開いたときも、飛び込み営業をしたときも、会社をつくったときも、オリジナルのドレスをつくったときも、きっかけはみんな同じでしたから。つまり、その時々で「これをこうするためには、どうすればいいんだろう?」と考えてきたということです。すべてが知識のない状態からのスタートでしたから、「どうすればいいんだろう?」と根っこの部分から考えていくしかなかったんです。でも、それがよかったんじゃないかと思っています。


「わからない」なら、考えぬいて、失敗を恐れることなく動いてみればいい。シンプルですが、なかなかできないことでもあります。


一般的な会社なら、立ち上げ当初にパートナーがいたりしますよね。でも、私の場合はそうではありませんでしたから、自分で考えて行動するしかなかったんです。ちなみに私は女なので、「誰か資本提供してくれる方がいるんじゃないか?」とか言われることも少なくないんですが、そういう人はいませんでしたし、いてくれたらやりやすかっただろうなと思うくらいです(笑)。


自分でできることは、できる限り自分でやりたい


たった一人で事業を興した清水さんですが、ビジネスをしていくうえで、最も重要なのは「人」と言い切ります。


お金や経営についての相談相手はいないのですが、同じ悩みを持っている友人は相談相手になりますしね。それから、欠かせないのはスタッフです。右腕になる統括マネージャーなどは、本当に重要な人物です。さらにマネジメント面で役に立ったのは、ずっとサラリーマンをしていた父親からのアドバイスですね。


華やかに見えますが、人知れず、多くの失敗を重ねた結果から今の彼女があるといいます。


もう失敗だらけですよ(笑)。でも、たとえば経理などのことも含め、すべてにおいて、自分でできることは自分でやりたいと思っていたんです。振り返ってみれば、そういう考え方がよかったのかもしれません。もちろん、意識してそうしていたわけではないんですが。


大胆に行動できた自分を褒めてあげたい


さて、「成功した現在の立場から、ビジネスを始めた当時の自分にアドバイスするとしたら、どんなことを伝えたいですか?」と聞いてみました。


......うーん、なにかをアドバイスしたいというよりも、あのころの自分を褒めてあげたいという気持ちの方が大きいかもしれません。怖いもの知らずでしたけど、「こうしたい」という思いだけで行動したことが、大きな結果につながったわけですからね。


組織の大半は女性社員なので、子どもを育てながらも仕事ができる、安心して働くことができる環境づくりを目指していきたいという清水さん。そしてご自身も、そろそろ家庭を築きたいのだとか。でも、持ち前のアグレッシブなパワーは、今後も仕事と家庭の双方を成功に導きそうです。

下記のサイト『キミハツ』内にある動画では、「sugar」の将来的な事業展開に関しての清水さんの思いを知ることができます。ぜひ、あわせてご覧下さい。


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株式会社Sugar 清水彩子さん ムービー編①|キミハツ -未来をハツラツにできるか。-

(印南敦史)

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