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印南敦史  - ,,,,  07:30 AM

ウェルチ、ガースナー、ベスーン...3人のカリスマ経営者が持つ「人を変革するスイッチ」

ウェルチ、ガースナー、ベスーン...3人のカリスマ経営者が持つ「人を変革するスイッチ」

ウェルチ、ガースナー、ベスーンに学ぶ 「企業変革」入門


GE(ゼネラル・エレクトリック)のジャック・ウェルチ、IBMのルイス・ガースナー、コンチネンタル航空のゴードン・ベスーンは、それぞれカリスマ経営者として有名な人物。きょうご紹介する『ウェルチ、ガースナー、ベスーンに学ぶ 「企業変革」入門』(鈴木博毅著、日本実業出版社)は、危機に瀕した企業を再生させたという意味において共通項のある3人が行なった、企業変革の手法を分析してみせた書籍です。


長く続いた苦境から、日本企業が変革を成し遂げるために、どんなことに気付くべきなのか。3社の復活物語には、再び世界を追いかける立場になった日本のビジネスマンが、復活を果たすヒントがあると思われるのです。(「はじめに」より)


きょうは第3章「人を変革するスイッチはあるか」に目を向けてみましょう。ここでは、企業変革に必要な「4つのスイッチ」について説明されています。


スイッチ1:リーダー自身がまず問題を認める


自社の問題に真剣に取り組もうとしない前経営陣を見ながら、「革命を起こすことを決意していた」のがGEの会長になったジャック・ウェルチ。まず「現在のGEに大きな問題がある」と認めることが必要だと考え、「解決すべき問題があるという認識」を社内に広めていったといいます。

具体的には、GEに問題があるとは考えていなかった多くの社員の楽観的な見方を全面否定し、競争力に根本的な危機が訪れていることを何度も訴えたのだそうです。理由は、問題の存在をまず認めなければ、対処法を見つけることは不可能だから。問題から逃げることなく、それに直面する姿勢を見せたことで問題の打破に成功したわけです。(88ページより)


スイッチ2:顧客からの評価を高めるプランの策定


企業を立て直すには、顧客からの評価を高める具体的なプランが必要。そう考えたIBMのガースナーが実行したのは、大型顧客の不満に耳を傾けること。その結果、大型コンピューターの価値や意義をきちんと説明していないという事実、そして官僚主義的な体質に顧客が腹を立てていることがわかったといいます。

そこでガースナーはハードとソフト両方で、製品の価格を早急に引き下げることを発表。顧客の不満をダイレクトに聞き、具体的に「顧客からの評価を高めるプラン」を打ち出しりました。同じようにコンチネンタル航空の再建に乗り出したベスーンも、自ら大手代理店に足を運んで過去の非礼を詫び、関係改善のために手数料を引き下げる話し合いをしたのだとか。

つまりガースナーもベスーンも、顧客と直に話をし、「顧客からの評価を高める改善策」を第一に推し進めている。だからこそ、変化を組織全体に波及させる好循環がすばやく実現できたというわけです。(90ページより)


スイッチ3:社員自身の意識改革を促す


3番目のスイッチは、社員自身の意識改革を促すこと。事実、3人のカリスマも次のように自社の社員の意識改革を促進しているといいます。


【GEのウェルチ】
・会社の会議を変えた(自由で徹底的な討論の場とした)
・GEのトップ30名と、直面している課題を徹底討議する会議を作った
・年間1万人以上の社員に研修を実施した(クロトンビル経営開発研究所)

【IBMのガースナー】
・世界中の経営幹部と事業に就いて直接話し合った
・社員との「草の根集会」を開き、全世界の社員にメッセージを配信した
・経営幹部50人それぞれに、3ヵ月で最低5社の大口顧客を訪問させた

【コンチネンタル航空のベスーン】
・内紛に費やされていた従業員のエネルギーを、協力と相互信頼の構築に向けさせた
・社員との対話集会を社内の至るところで実施。辻説法を行なった
・従業員が抱いている不信感を当然のこととして受け止めながら説得を続けた

(93ページより)


4つの変革スイッチのうち、この点がもっとも重要。しかし3人は同時に、「意識改革だけで」改革が成功するとも考えていなかったそうです。それは、重要だがひとつの要素にすぎないから。(93ページより)


スイッチ4:社員を変化させる企業文化を創る


組織のなかで、人は同僚やチーム、上司や部下の影響を受けるもの。特に、誰が出世して誰が低い評価を受けているかといったことに敏感です。つまり、


「誰を(どんな行動を)褒めるのか」
「誰を(どんな行動を)叱るのか」


は、トップが自らの姿勢を社員に知らしめる際の大きな武器になる。変革を大きく浸透させるには、トップが正しい社員を褒めて、その人が目立つようにすべきだということです。(95ページより)



全体的にも、3人のカリスマ経営者がいかに変革を成し遂げたかがよくわかる内容。また「母の教育で自信をつけたウェルチ少年」「『デスクの向こう側の人になる』と決意した若き日のガースナー」「高校中退で海軍に入隊した若き日のゴードン・ベスーン」と、3人の原点に触れたコラムも読みごたえ抜群です。

(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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  • 鈴木 博毅|日本実業出版社
  

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