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佐藤ゆき佐藤ゆき  - ,,  12:00 PM

執筆作業やアイデアを練るのに最適な時間帯とは?

執筆作業やアイデアを練るのに最適な時間帯とは?

最適な時間1


みなさんにとっての理想の一日とはどのようなものでしょうか? この疑問に対して、科学的に証明された正解があると思いますか? ホルモンのバランスや体内リズム、習慣といった要素を元に進められた研究によって、一日の中でも行う活動内容によって最適な時間帯があることが判明しました。



8時前の朝食。午後3時から6時に行う運動。午前8時から9時のTwitterチェック(Twitter仲間の活動が活発になるのは午前中である傾向が強い)...多くの活動において、その最適な時間というのは科学的に判明しているようです。それでは、朝食を摂るのに最適な時間が決まっているのなら、執筆や創造的な作業をするのに最適な時間というのも決まっているのでしょうか?


執筆に最適な時間は、午前中の早い時間


執筆に最適な時間については様々な意見があり、いまだ一つの答は出ていません。体内リズムと執筆作業の関係については、まだ未知の部分が多いのが現状です。ですが、今分かっていることを元に推測を立てることは可能でしょう。


意志の力には限度がある


多くの研究によって明らかになっているのは、意志の力には限度があり、一度意志の力が尽きてしまうと、なかなか回復しないというものです。過去に、次のような実験が行われました。まず、ある被験者のグループに難しい、神経が消耗する課題に取り組んでもらい、次に最初の作業よりは難易度が低い課題に取り組んでもらいました。そして、別のグループには最初の課題を抜かして、二番目の課題にだけ取り組んでもらい、両グループの結果を比較するというものです。最初の課題によく用いられる方法は、以下のような写真を使ったストループテストです。


最適な時間2


このテストでは、被験者に各単語の意味ではなく、フォントカラーの色を答えてもらい、その回答速度をコンピュータに記憶します。二番目の課題では、被験者にはハンドグリップを握ってもらいました。一貫して、二番目のグループは、最初に難しい課題を与えられたグループよりも、実験で高い結果を残しました。この結果について、研究者は意志の力は難しい作業によって弱まってしまうと結論づけています。

当然ながら、意志の力は執筆を進めるのに必要となる要素です。特に、書く意欲が沸かないときには。であれば、午前中は特に執筆に適した時間帯であると言えるでしょう。仕事、学校、子供、家事といったさまざまなストレス源によって、徐々に意志の力が軽減することを考えれば。


創造的な作業は起きた直後に、編集作業は一日の後半に

文章を書く際の創造的なアイデアは、起きた直後の方が得やすいようです。なぜなら、前頭前皮質の活動がもっとも活発になる時間帯だからです。脳回路に関する科学的研究によると、創造的な活動は睡眠直後がもっとも活発になり、より分析的な作業(編集や校正作業)に使われる脳の部分の活動は、一日の後半になるにつれて、活発になるそうです。この研究で、朝と夜の脳内のMRIスキャンを比較したところ、午前中の方が脳内の各部分の機能がより連携されていることが明らかになりました。これは、創造的な作業をする際に鍵となる状態です。


最適な時間3


以上で紹介したような、意志の力と創造性に関する研究結果を見ると、執筆のベストタイムは午前中だと言えるかもしれません。起きた直後から、日々の決まった仕事が始まるまでの時間帯です。とはいえ、執筆作業は絶対に午前中にすべきだと断言することもできません。その理由は次の通りです。


アイデアを得るのに最適なのは起きた直後


シャワーを浴びているときに、すばらしいアイデアがひらめいたことはありませんか? 先に書いたとおり、創造性は脳内の各部分のやり取りがもっとも盛んになる午前中に活発になります。創造性が、あなたの創作においてもっとも重要な役目を果たしていると考える場合には、朝の早い時間が、新しいアイデアを得るのには最適な時間であると言えるでしょう。

脳内の各部分のやりとりと創造性が密接に結びついている証拠として、夢の働きが挙げられます。科学的な研究で、創造性は脳内の各部分を結ぶさまざまなネットワークの作用によって生まれると言われてきましたが、トム・スタフォード氏がBBCで書いた見解を読むと、よりその点が納得がいくでしょう。


夢の世界について興味深い点というのは、過去に関連性のなかった二つのことを結びつけているという点です。その点については、創造的な人々の仕事と大きく異なるものではありません。つまり、過去に誰も思いつかなかったような方法で、アイデアや概念をある意味を成す形で結びつけるということです。


調子が上がらないときにアイデアを深めてみる


早朝の執筆が好みでなければ、Mareike WiethaとRosa Zacksという研究者が発表した研究結果は興味深く感じられるかもしれません。それは、創造的なアイデアは、もっとも調子が上がらないときにこそ生じる、というものです。

その実験では、洞察力と分析力という、創造的なアイデアを深める際に必要とされる2つの能力が測定されました。参加者は朝型、または夜型のどちらかに分類され、1日の中で何度か異なるタイミングでテストを受けました。分析力を測るテストに関しては特に目立った特徴は確認されなかったものの、洞察力に関しては、面白い結果が明らかになりました。


WiethとZacksの研究結果では、朝型の人は夜の時間帯ほど、より不思議で深い洞察力を必要とする問題をうまく解決できるという結果になりました。つまり、自分の調子がベストではない時間帯においてです。

全く逆の結果が、夜型の人に見られました。つまり、深い洞察力を必要とする課題に対しては、集中力の低い朝の時間帯ほど良い結果が表れたのです。


この理論に基づくと、調子がベストではない時間帯で、頭が疲れている状態ほど、逆に幅広い視点が得られるということです。頭がオープンな状態であるほど、より多くの機会を捉え、アイデアをつなぎ合わせることができます。もっとも調子の良い時間帯では、集中力が最高の状態に高まりますが、逆に創造的な頭の働きの部分は抑制されているのかもしれません。


毎日の習慣の重要性


午前中の執筆作業なんて、まるで出来そうにないと感じたとしても、ご心配なく。同じ様に感じる人は大勢います。朝型人間と夜型人間とでは、仕事をこなす時間帯がまったく異なります。執筆作業をするのに最適な時間帯についても同様です。この違いは、歴史的にも証明されてきました。

文豪、チャールズ・ディケンズは朝型人間でした。彼は毎日、午後2時までには執筆を終えていました。一方で、詩人のロバート・フロストは午後2時に執筆をスタートし、深夜遅くまで執筆に励むことが多かったと言います(そして、翌日は正午頃に起きていました)。この2人は、執筆時間帯はまるで異なるものの、ある共通点がありました。それは、毎日の執筆時間が決まっていることです。

つまり、執筆やアイデアを得るのに最適な時間帯というのは、毎日執筆し、アイデアを得ている時間帯なのです。毎日の日課や習慣は、時計に勝ります。実際、脳はこうした習慣を歓迎します。日課は脳内回路を強化します。そして、毎日同じ日課に取り組むほど、こうした脳内回路の結びつきは強まっていくのです。

文筆家のエイミー・ブランは、脳内回路の強化方法について次のように書いています。


ニューロンは、電気化学の活動に自動的に反応します。つまり、新しい回路に刺激を与えるほど、その回路が強化されます。脳内回路を刺激するときには、脳は現実と想像の区別をしません。したがって、実際の行動に移さず、ある理想的な行動習慣をイメージするだけでも、脳内回路を強化することができるのです。


毎日決まった執筆習慣とアイデアを練る習慣をつくることは、そうした作業に最適な時間を模索するのと同じぐらい効果があるということです。先に書いた時間帯に関するアドバイスが、あなたの毎日の習慣と一致しない場合には、少なくとも執筆作業やアイデアを練る時間が毎日同じ時間帯であるように心がけてみてください。


The Best Time to Write and Get Ideas, According to Science | Buffer

Kevan Lee(原文/訳:佐藤ゆき)

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  • 人生を変える 朝1分の習慣
  • 後藤 勇人|あさ出版
  

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