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佐藤ゆき  - ,,,,,,  08:00 AM

メールなんて時代遅れ?Facebookの開発にも使われた共同作業管理ツール「Asana」の舞台裏

メールなんて時代遅れ?Facebookの開発にも使われた共同作業管理ツール「Asana」の舞台裏

アサーナ


大きなプロジェクトを管理・進行していると、仕事と爆弾解体作業を平行して進めているような気分になります。プロジェクトを確実に進めながら、同時にチームメンバー全員に目的や進行状況を共有するのは本当に大変です。

Facebookの共同創業者であるダスティン・モスコヴィッツ(Dustin Moskovitz)とジャスティン・ローゼンシュタイン(Justin Rosenstein)がFacebookの開発に関わっていた時、より効率的に共同作業を進めることのできるツールを求めていました。彼らは自分でツールを開発し「Asana」と名付けました。今回はそのダスティンとジャスティンに、Asanaの開発ストーリー、困難だった点、そして野心あふれる開発者たちへのアドバイスを聞いてみました。


── Asanaのアイデアは何がきっかけで生まれたのでしょうか? あなた自身が直面していた問題の解決策として生み出されたのでしょうか? それとも、何か別のきっかけがあったのですか?


ジャスティン:現在、Asanaは何千というチームの中核コミュニケーションツールとして使用され、Eメールを使わずにチームワークを実現する手段として貢献できていることに誇りを持っています。この製品は約10年前に開発がスタートしました。当時私たちは、大量のEメールや非生産的な会議の代わりとなるような、より良い共同作業の管理方法があるはずだと信じていました。

私たち二人のGoogleとFacebookでの経験において、とんでもなく頭の良い人達が、重要ではない仕事でつまづき、「仕事のための仕事」、つまり関わっているプロジェクトに関する過去の情報の確認、余計な情報ばかり書かれた長々としたEメールスレッドの確認、互いの仕事の状況を確認するといった作業に多大な時間を費やしていました。そんな状況を目の当たりにして、フラストレーションを感じるようになりました。

ダスティン:私たちがFacebookにいたころ、二人でこうした問題を解決する方法に取り組み、「Tasks」と呼ばれる社内のタスク管理ツールを開発しました。多くの点で、これはAsanaのプロトタイプとも言えます。当時はそのように考えていませんでしたが。


── アイデアを思いついた後、次にした行動は何ですか?

ダスティン:社内ツールの「Tasks」はものすごいスピードでFacebook社内に広まっていきました。そもそもは、エンジニアの業務のいくつかの点を解決するために開発したものなのですが、社内のあらゆる部署で、私たちがまったく予想しなかった方法で使われはじめました。会議内容のメモをとったり、議題を追加したりといった方法です。社内を歩いていると、モニターの4台に3台はこのツールが表示されていました。その光景は、初期のFacebookを彷彿とさせるものでした。キャンパス内のコンピュータルームに行くと、すべてのディスプレイにFacebookが表示されているといった状況です。

私がするべき仕事は、このツールの開発を進めることだと考えるようになりました。私は管理職の仕事を他の人に引き継いで、このツールの開発にフルタイムで取り組むようになりました。しかし、集中して取り組んでも、Facebook社内のチームが望んでいる新しい使用方法に、タイミングよく対応することはできませんでした。最終的に出た結論は、このツールを1つのプロダクトとしてではなく、サイドプロジェクトとして扱い続けているからこそ、持っている可能性を活かしきれていない、というものでした。このツールを開発することに本当に情熱をもつメンバーでチームを組むべきだと感じました。


── ターゲットとするプラットフォームはどのように決定しましたか?

ジャスティン:知識労働者の多くは、労働時間のほとんどをデスクで、少なくともPCを使って過ごします。なので、私たちはAsanaのウェブ上のユーザーエクスペリエンスを最高のものにするよう努めました。新しいウェブ開発環境までつくって、洗練されたデスクトップアプリと同じレベルのパワーとスピードをAsanaで実現するように試みました。iOSとAndroid版のアプリもありますが、現在は大幅なリニューアルに取り組んでいます。より速く、効率的で美しい作業ができるように、ゼロからアプリの設計とプログラミングに取り組んでいるのです。モバイル端末は、一定数の知識労働者にとって主要ツールとなっており、私たちメンバー全員にとっても非常に重要なものだからです。今年リリースされる新バージョンのアプリを楽しみにしていてください。

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── もっとも大変だった点は何ですか?また、それをどのようにして乗り越えましたか?

ダスティン:もっとも大きな障害は、既存のツールや作業進行方法を変えようとしない人々でした。たった一人の人間の現実の行動を変えるのさえ十分難しいのに、それをあるグループ全体にもたらすのはとても大変で、それにはチーム全体で徹底的に取り組む必要がありました。私たちは時間をかけて、これを実現させました。懸命に仕事をして、初期にAsanaを導入したチームたちの事例をすばらしい成功へと導いたのです。未来の顧客は、既存の顧客が自社のミッションを追求するのにどれだけAsanaが役に立ったかを耳にすることで、自分たちも使ってみたいと思うようになります。その他には、Asanaの使い方や導入方法について詳しく解説したコンテンツを作ってシェアしました。そのほとんどはAsanaガイド(英文)に掲載しています。


── ローンチした時はどのような感じでしたか?

ジャスティン:とても興奮しました。ミッション達成を目指して進んできた私たちの長い旅の中で、最初の大きなマイルストーンとなりました。共同作業を簡単に行えるようにすることで、人間の成長を助けるというミッションです。ユーザーの反応を見ていると、心温まりました。Twitter上で「asana love」と検索をするのは今でも、Asanaがどれだけチームワークの改善に役立っているのかを見る上ですばらしい方法です。顧客からの手紙もたくさん届きます。スタートアップの立ち上げから、DNAの合成、医療を途上国に届ける事業に至るまで、Asanaの導入によって本来の仕事にさらに時間が割けるようになり、こうした事業を実現することができたと伝えてくれる顧客は多いです。


── ユーザーの要求や批判にはどのように対応していますか?

ダスティン:私たちの顧客は日々Asana上に住んでいるようなものなので、彼らがAsanaが提供するエクスペリエンスに対して熱心に考えるのは自然なことであり、さまざまな経路でフィードバックをもらいます。その多くは、直接対面での会話から得るものです。ジャスティンも私も、Asanaを使って仕事をしているチームの多くと個人的にコンタクトをとって、ニーズを聞くようにしています。これは、社内の営業チーム、ユーザーサポートチームの担当者も同じです。

それ以外にも、ブログのコメント、Tiwtterなど、アプリケーションなどで、Asanaに対する意見を引き出しています。フィードバックの量が十分に多くなったら、プログラムを使って、意見の分類、順位付けを行います。何に注力すべきか判断できるように。こうすることで、優先して取り組むべきことを確実に理解できますし、それに基づいて、より詳細の情報を集めるために個々のユーザーにコンタクトを取るといったことも頻繁に行います。

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── 現在は「新機能」と「既存機能」の開発に割く時間の比率はどれくらいですか?

ダスティン:私たちは常に、ある程度両方に取り組んでいます。上に挙げたようなフィードバックの情報を元に、その時々でバランスを取るようにしています。そのほか、年に3回Polish Weekというものを実施します。とにかく細部に至るまで徹底的にアプリの改良に取り組む週間です。一部だけの改良では最高のアプリに成り得ないけれど、全てを同時に改良することでアプリ全体を大幅に改良できるのです。


── 同じような試みをしようとしている人に対して、どのようなアドバイスを送りますか?

ダスティン:もし、より良いチームワークの実現を通して、人の成長を助けるようなプロジェクトに本気で興味があるのでしたら、ぜひご連絡ください

ジャスティン:究極的には、どんなことであれ今取り組んでいることが、あなたにとって大きな意味を持つものであることを願っています。人生は短いですし、若さは有限です。そして、チャンスは無限にあります。なにか「没頭しなければ」と自分に思わせるようなもの、そしてそれに挑戦することによって、世界に良い影響を与えられるものを見つけてください。

ダスティン:多くの場合、自分のプロジェクトを起ち上げるよりも、すでに進行中のプロジェクトに加わることになるでしょう。すでにすばらしいことに取り組んでいて、あなたの助けを必要としているかもしれないチームはたくさんあるはずです。


Tessa Miller(原文/訳:佐藤ゆき)

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    友清哲

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