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印南敦史印南敦史  - ,,,  07:30 AM

一生食える力を生み出すために「プチスキル」をかけ算せよ

一生食える力を生み出すために「プチスキル」をかけ算せよ

「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方


「プロスキル」とは習得に1万時間(10年)を要するスキル。対する「プチスキル」とは2500時間(2.5年)で習得できるスキルであり、100人に1人くらいの人が持つ「それなりのレア度のスキル」。

「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方』(堀場英雄著、日本実業出版社)の著者は、「これからの時代は、プロスキルをひとつだけ習得するのと同じ時間内にプチスキルを4つ習得し、それらを「かけ算」した方が強みになる」と主張しています。

では「プロスキル」と「プチスキル」には、どのような特徴があるのでしょうか? 第1章「これからの時代を生き抜くのに必要な『プチスキル』とは何か?」から要点を引き出してみます。まずはプロスキル習得に際しての問題点から。


プロスキル習得の問題点


1.10年続けるのは困難

1年間は52週。平日5日だけを利用してスキルアップするなら、プロスキルは1日4時間を確保し、そのペースで10年がんばって身につくことになります。現実的に考えて、それはなかなか難しいことだと著者は指摘しています。(35ページより)


2.プロスキルは「突然死」することも

今後、働く期間は確実に伸びますが、50年にわたってひとつのスキルで稼ぎ続けるというのは非現実的。どれだけ考えてスキルを選んでも「スキルの突然死」に見舞われる可能性を否定できず、リスクが高すぎるといいます。(36ページより)


3.組み合わせが求められる時代に

これからの時代は、最高の技術よりも「かしこい組み合わせ」が求められることになるという考え方。つまりエンジニアとしてのスキルの差よりも、そこに他のスキルを組み合わせられる人の方が重宝される可能性が高いということです。(37ページより)


では、プロスキルの3つの問題を解決できるプチスキルの魅力を見てみます。


「2.5年」で習得可能


習得までに10年間を費やすプロスキルに対し、2500時間、つまり1年間1000時間の投資をしたとして2.5年で習得できるところがプチスキルの魅力。しかも自分のペースで習得可能なので、時間をロスすることなくありとあらゆる資格を取得できるというわけです。(39ページより)


スキルの「突然死」にも対応


たとえ世の中の環境が変化しても、耐性が強いのがプチスキル。以前のスキルが「突然死」したとしても、そこから2.5年がんばれば新たにかけ算するスキルを習得でき、復帰中の間も手持ちの他のスキルで食いつなぐことが可能だといいます。(41ページより)


組み合わせ次第で「レア人材」に


プチスキルのかけ算をうまくやれば、ぐっとレア度が上がるのだとか。たとえば4つのスキルを習得してかけ算すれば、100分の1×100分の1×100分の1×100分の1=1億人に1人のレア人材になることもできるそうです。(42ページより)


次に、「プチスキルで『かけ算』キャリアを形成するために大事な3つのステップ」を見てみましょう。


「かけ算」キャリア形成に必要な3ステップ


プチスキルのかけ算によるキャリアづくりには、「選ぶ」→「学ぶ」→「試す」の3ステップを踏み、それぞれの段階で知恵を絞って実行することが大切。「選ぶ」は、仕事の選び方と戦う武器(スキル)の2つ。スキルひとつひとつをどう選び、どうかけ算するかが重要だといいます。

「学ぶ」とは、できるだけ短時間で新しいスキルを習得するノウハウを身につけること。食いっぱぐれないために、学び続けることが大事だというわけです。そして「試す」とは、学んで習得したスキルや手持ちのスキルを使って、とにかくやってみること。なお「試す」に失敗はつきものですが、失敗とうまくつきあえるかどうかはとても大事だと著者は記しています。(43ページより)


さらに本書では、これら3ステップについて詳しく解説されています。ひとつひとつが実践的なので、すぐに活用できるはず。ぜひ手にとってみてください。

(印南敦史)

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  • 「プチスキル」をかけ合わせて「レア人材」になる 一生食える「強み」のつくり方
  • 堀場 英雄|日本実業出版社

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