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佐藤ゆき  - ,,  07:00 PM

優れたサービスが大手企業に買収されると何が起こるのか〜悲しい例・美しい例

優れたサービスが大手企業に買収されると何が起こるのか〜悲しい例・美しい例

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今日、テック系企業による買収関連のニュースを連日のように耳にします。過去2、3週間だけを振り返ってみても、フェイスブックによる Whatsapp の買収、アップルによる Burstly の買収、スポティファイによる Echo Nest の買収、フリップボードによる Zite の買収などがありました。

こうした買収は、特定の技術を目的としていることもあれば、ソフトウェアや才能のある人材を目的としていることもあります。買収ニュースを知ったときに、ユーザーとして今後心配すべきかどうかを見極めるのは、かなり難しいものです。今回は買収がユーザーに与える影響をより深く理解できるよう、過去の買収事例を振り返ってみましょう。


事例1:グーグルが『Sparrow』を買収 → Sparrowの開発が中断


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Apple ユーザーがもっとも肩を落とした日。それは、グーグルが Sparrow を買収した日かもしれません。Sparrow は長い期間、Mac と iOS で使うメールクライアントとしては最高のプロダクトであるという評価を得てきました。

この買収以降、私たちは Sparrow の技術が Gmail のモバイル用アプリにどのような影響を及ぼしているのか注目してきました。アプリのフォルダやラベルの仕組みなどといった点には Sparrow の影響が感じられました。Gmail アプリのユーザーに素敵なことです。ですが、Sparrow はあらゆるメールサーバーに対応して使える点がすばらしかったのです。同様に、Sparrow は最高のデスクトップ用メールクライアントでした。グーグルがその技術を活用する機会はもはやほとんど無いでしょう。


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この買収事例の最終的な結果はかなり明白です。グーグルは才能ある人材を手に入れ、一方ユーザーは最高のアプリに対するサポートを失うというものです。一般的に、企業が人材や技術の一部を手に入れたいという理由で買収をするのは、もっともよくある買収の理由です。同様の理由による買収事例としては、アップルによる Lala の買収、ヤフーによる Astrid の買収、ソニーによる Gaikai の買収が挙げられます。


事例2:ドロップボックスによる『Mailbox』の買収 → Mailboxの開発は継続


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グーグルによる Sparrow 買収と対照的な事例は、買収後もその企業の独自の方法で開発を進めてもらうことです。ドロップボックスが iOS 用のメールアプリ Mailbox を買収した事例が正にそうしたケースに当てはまります。


Mailbox買収から見る、Dropboxの今後


買収の後も、両者は Mailbox の開発を継続し、外部のメールサーバーや iPad に対応させるなどの機能を追加しました。事実、買収後に掲載された企業ブログ上でも、Mailbox はアプリの開発をこれまで通り継続する意思を明らかにしています。もちろん、こうした方針がいつ変更になるかも分かりませんが、今のところさまざまな点を見ていると、ドロップボックスは Mailbox の好きなようにさせているように見えます。


事例3:レディオノミー が「Winamp」を買収 → Winamp は事業を立て直す


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昨年末、Windowsのミュージックプレイヤーとしては最高のソフトのひとつである Winamp が、開発を終了することを発表しました。そして、その2、3カ月後にレディオノミーは Winamp が事業を継続できるよう、同社を AOL から買収することを発表しました。


あのメディアプレイヤー『Winamp』が復活! Radionomy社が買収とのニュースあり


この事例では、Winamp は買収された時点では、倒産寸前の状態であり、買収によって事業を立て直すことができました。現時点の状況を見る限り、レディオノミーの唯一の計画というのは Winamp の開発を継続することと、自社のストリーミングラジオサービスと統合することのように見受けられます。それ以外の点について言えば、Winamp ユーザーにとっては、これまでのサービスと何ら変化はありません。こうした展開は、Xmarks が事業を畳む計画を発表したあとに、LastPass が Xmarks を買収した事例とよく似ています。


事例4:グーグルが『Waze』を買収→両プロダクトにウィン - ウィンの効果


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買収後、買収先のソフトウェアをこれまでと同じ仕様のまま保つこともありますが、他に考えられる最高のシナリオは、優良なソフトウェアが別の優良なソフトウェアの機能を統合させるというものです。これはまさに、グーグルが GPS アプリの Waze を買収したときに起きたことです。

興味深いのは、グーグルも Waze も現時点では両者ともそれぞれ変わらずに存続しており、お互いの機能を取り入れ合っているという点です。これは、あらゆる点においてユーザーにとって好ましいものです。Wazeを気に入っているユーザーにとっては、グーグルによるより良い検索結果、Google ストリートヴューや衛星写真を享受できます。一方 Google マップのユーザーも、Waze による事故や建設工事、交通規制などに関するリアルタイムの情報を得ることができます。

グーグルによる Waze の買収は、誰もがそのメリットを享受できるという真の共生関係を実現している非常に稀な例です。グーグルはリアルタイムの交通情報を追跡できる Waze の技術を活用でき、Waze はグーグルが持つ大量のデータを享受できるのです。


買収に対してユーザーがとるべき態度とは?


多くの場合においては、ある企業が別の企業を買収する理由というのは明白です。スポティファイが Echo Nest を買収したときも、同社が音楽推薦エンジンを改善したいという目的で買収をしたのは明らかです。ネガティブな影響は、Echo Nest に依存していた他のサービスが行き詰まってしまうという点です。これは非常に残念なことです。Echo Nest はスマートなソフトウェアなので。

買収の目的がいまいちよく分からない事例も存在します。2012年にフェイスブックが『Instagram』を買収しましたが、2年が経った現在も両者のサービスは別々に変わらず存在します。マーク・ザッカーバーグの話では、Whatsapp の買収に関しても同じような方針を適用するとのことです。

一般的には、買収が起きた際にユーザーが取る最初の行動というのは、買収先のサービスに乗り替えるというものです。それが非常に簡単に実行できる場合もあれば、Mac ユーザーにとっての Sparrow のように、いまだ頼りになる代替サービスが登場するのを待っているというケースも存在します。

ありがたいことに、あるサービスの使用を止めることは、どのような状況であれ、通常はそれほど難しいことではありません。一般的には、買収に対しては批判的な見方を保ちつつ、その後に起こることを見守っている方が良いでしょう。

ある会社に自分に関するデータを全て与えることに抵抗が無かったとしても、他の企業にも同じ態度を保てるかは分かりません。グーグルがあるサービスを買収するときには、ユーザーネーム以上のものを買おうと試みます。それに対してユーザーができることはほとんどありませんが、ただお気に入りのサービスがいつか終了してしまうかもしれないこと、もしくは買ったばかりのデバイスや OS へのサポートが終了してしまうかもしれない、といった可能性を分かっておいた方がよいでしょう。


Thorin Klosowski(原文/訳:佐藤ゆき)

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    香川博人

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