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ebisuebisu  - ,  11:00 AM

情報の価値を見極めるためのたった3つの質問

情報の価値を見極めるためのたった3つの質問

Peevski


「知るに値せぬものや、知り得ぬものに携わることによって、学問は非常に阻止される」とヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテはその著書「格言と反省」の中で述べているのですが、やれTwitterだ、Facebookだ、ブログだ、Tumblrだ、Instagramだ、Yahoo!ニュースだ、Vineだ、まとめサイトだ、炎上マーケティングだ、それに加えて昔からあるテレビだ、ラジオだ、新聞だ、電車内の吊り広告だ、と昔はなくても全く困らなかった、もしくは自分から出かけて行って集めなくてならなかったはずの情報というものも最近ではものすごい勢いで向こうからやってきてしまうというのが現実であり、そういう状況にもすっかり慣らされてきたような気もする今日この頃です。


スマートフォンによって人の生活は便利になり、一般ピープルの情報収集能力が飛躍的に向上した、ということは多くの人が同意するところであるかとは思いますが、気が付くと、携帯電話の毎月の支払い額が少しずつ底上げされていたり、かつては基本料金に含まれていたような気がする無料通話分がなくなっているキャリアがあったり、そもそも料金システムがややこしすぎて話を聞いているうちにますますわからなくなったり、とモダンライフな生活というものは誰かの仕掛けた罠に喜んで入っていっているような気もしないでもないですが、そんな中で「情報」と呼ばれるものを我々は基本的にはとてもありがたいものとして受け止めているわけです。


情報は片っ端からやってくる


しかし、情報と呼ばれるものがなんでも同じ価値を持っているわけでは決してありません。言うなれば情報というものは脳に対する食べ物のようなもので、栄養価の高いものもあれば、栄養価の低いもの、むしろ脳にとって有害なものまであるわけです。少々大げさかも知れませんが、日々どんな情報を消費して生きているのか、というのは長い時間をかけて我々そのものへと変貌を遂げていきます

かつて情報というものは自分の足を使いたくさんの人と話をして集めるものでしたが、今の時代では情報は目をつぶっていても、1歩も歩かなくても向こうからどんどんやってきてしまいます。つまり、我々と情報の立場はもはや逆転しているのです。例えば、世の中に流出している情報の全てに目を通したいと思ったとして、片っ端から情報と名のつくものに目を通していったとしましょう。今日1日に流出する世界中の情報を処理するだけでも、おそらく我々は人生のほとんどを費やすことができるでしょう。いや、おそらく、あなたが人生の全てを捧げても処理できないくらいの情報が今日という24時間のうちに発信されているでしょう。

となると、片っ端からやってくる情報に注意力を奪われる、というのは効率的な情報収集方法とは言いがたい、ということがわかるかと思います。今の時代はやってくる情報を受動的に受け入れるのではなく、能動的に不要な情報を拒絶する、というフィルタリング作業が必要不可欠なのです。では、いったい価値の高い情報というのはいったいどんな情報なのでしょうか?


価値の高い情報の見分け方


たくさんありすぎる情報の中から価値の高いものを見極めるにはある程度情報を客観的に見つめてみる必要があります。ですが、同時に価値があるかないか、というのは最終的にはきわめて主観的な問題でもあるので、客観的な判断だけでは不十分です

そこでオススメしたいのが情報の価値を見極めることができるとてもシンプルな3つの質問です。

まず最初の質問は


1. 10年後にも価値のある情報か?


というものです。これは情報の賞味期限を見極めるための質問です。例えば、今話題になっている人のゴシップネタなど、PVを稼ぐことを唯一の目的としたインターネット上に流れている記事には賞味期限の短いものが多い傾向があります。また近所のスーパーで今日だけシュークリームが88円、というのもシュークリームと同様になかなか賞味期限の短い情報です。

これらの情報はその日、またはその週には「会話のネタになる」などなんらかの意味を持つかも知れませんが、1年、2年、ましてや10年も時間が経ってしまえば、2014年の2月28日にどこそこのスーパーでシュークリームが安かった、というその情報にはもはやなんの意味もありません。ですが、例えば、ヨーグルトという単語は実はブルガリア語ではなくトルコ語である、という情報はおそらく10年やそこらでは変わることのない情報です。その情報の内容に価値があるかどうかはともかくとしても、10年後にも事実として通用する賞味期限の長い情報である、ということは言えます。

従って10年後には価値のない情報というのは客観的に見るとさほど価値の高くない情報である、ということが言えるかと思います。と同時に、賞味期限が切れる前のこの手の情報は比較的優先順位の高い情報であるとも言えます。

2つ目の質問は


2. 日本以外の場所でも価値のある情報か?


というものです。これは情報の汎用性および有効エリアを見極めるための質問です。日本国内では話題性があっても、海外の人には何の意味も持たない情報というものはたくさんあります。例えば、モデルでタレントのローラは誰にでもタメ口で接するキャラとして有名であり、徹子の部屋に出演した際には黒柳徹子に対してもタメ口であった、という話をローラも黒柳徹子も敬語とタメ口の違いも知らない海外の人にしてもなかなか同感してもらえないだけでなく、説明がやたらと長くなる割にはあまり面白くないので最後まで聞いてもらえない危険性をも伴っていることが推測されます。同様に日本語が話せない外国人に向かって「いつやるの?」とか「倍返しだ!」と言ってもおそらく理解してもらえないかと思います。対して、ヨーグルトという単語は英語でyogurtであり、これはトルコ語のyoğurtを語源とする、という情報は英語圏でも通用する情報であり、この情報は「ローラは基本タメ口である」、という情報と比較すると有効エリアが広い、ということが言えます。

3つ目の質問は


3. あなたにとって価値のある情報か?


というものです。時代が変わろうと、世界が変わろうと、それがあなたにとって価値の高い情報であれば、それは誰がなんと言おうとも価値の高い情報なわけです。例えば、「ヨーグルト」という単語は古いトルコ語で「濃厚にする」という意味を持つ「yogurmak」という単語が時を経て「yoghurt」という単語となり、それが英語圏に伝わった際に「yogurt」という単語となり、それが日本に伝わった、という情報と、今日の星座占いランキングの1位はふたご座であり、ふたご座の人は今日はもっと内面に目を向けるべきである、という情報のどちらが価値が高いのか、というのは最終的にはあなたにしか決めることができません。あなたが求めている情報であれば客観的な価値の有無に関わらず、それは自動的に価値の高い情報だと言えるかと思います。


情報の"偏食"


最初の2つは客観的に、最後の1つは主観的に判断することを促してくれるので、どんな内容の情報でもこの3つの質問をしてみることで、価値が高いかどうか、その情報を知る必要があるのかどうか、というのが明確にできるのではないかと思います。

これだけ情報があふれている世の中で、検索エンジンの結果や広告の内容までもがパーソナライズされる時代にあって、自分が興味のある情報、自分と同意見の情報ばかりが目に入るというのは食べ物で言うとかなり偏食な状態であり、それって飽食であるがための栄養失調のようなものだし、少しは意識していないと危険なんじゃないのか、と最近感じることが多くあり、不要な情報を減らす情報ダイエットの1つの指針になればと思ってこのような記事を書いてみました。

客観的に見てこの記事の内容に価値があるかどうかはさておき、ヨーグルトの語源についてはみなさまにお伝えすることができたのではないかと。またトップの画像は僕が1月にブルガリアの首都ソフィアを訪れたときに撮影したものである、という知るに値しない情報もついでにどうぞ。

最後になりましたが、情報収集能力の高い人が必ずしも思考能力や行動力に長けた人であるとは限らない、という衝撃の事実を付け加えておきますね。

ご意見、ご感想は筆者のFacebookTwitter、またはコメント欄でお待ちしております。


(まいるす・ゑびす)
Photo by Miles Yebisu

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