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佐藤ゆき佐藤ゆき  - ,,,  11:00 AM

フリーランスにありがちな収入の波をストレスなく管理する方法

フリーランスにありがちな収入の波をストレスなく管理する方法

フリーランス


フリーランスという働き方はやりがいに満ちていますが、ちょっと気が弱い人にとってはそうでないかもしれません。好きな仕事をできて、(たいていの場合)自分のルールで仕事を進められます。一方で、時にはあまり得意ではない仕事をこなす必要も生じます。マーケティング、営業、経費入力など。そして、フリーランスのもっとも大変なことの一つは、不規則な収入を管理することです。


米Lifehackerで仕事を始める前、私は20年以上にもわたって、フリーランスでコンピュータコンサルタントとライターの仕事をしていました。フリーランスという働き方は気に入っていて、現在米Lifehackerのメンバーと一緒に仕事をするのと同じくらい、その働き方が好きでした。ですが、仕事の波にいかに対処するかという問題は、決して簡単なことではありませんでした。そうした経験を通じて、私が学んだことをご紹介します。


緊急用の口座をつくる


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緊急用口座は、誰しもにとって必要なものです。最低限の支出に対応しなければならないけれど、他に使えるお金がないときにのみ、使用する口座です。一般的には、6~8カ月分の支出を賄える分の金額を緊急用口座に入れておくべきでしょう。フリーランスで働いているのであれば、もっと必要です。

私は、最低でも1年間の支出が賄えるほどの額を緊急口座に入れておくことをおすすめします。また、大切な点は自分の生活費だけでなく、仕事に関連する支出も補えるようにしておくべき、ということです。そうしておくと、以下のようなメリットがあります。


  • クライアントを得るのに必死にならなくて済む。仕事のオファーがあったとき、理由はなんであれ、その仕事を受けることにためらいが生じたときに、はっきりとノーと言える。少なくとも、本当にその仕事を受けるべきなのか、答を出す前にじっくり考えることができる。
  • クライアントが期日通りに給料を支払わないときに、より柔軟に交渉を進めることができる。良いクライアントが厳しい局面にいて、給料を支払えるようになるのに少し時間が必要なとき、緊急口座があれば、より簡単に解決策を見出せるようになる。
  • より多くの機会を活用できるようになる。人脈を広げるためのイベントや、トレーニングを受ける機会が生じたときに、クライアントからの仕事をキャンセルして、そうした機会を活用することを検討できる。しっかりとした緊急用口座があれば、何事に対しても決断が簡単になる。緊急用口座を使うことが常習手段になってはならないが。


事業用の専用口座をつくる(そして、それを使用する)


あなたがフリーランサーで、かつ唯一の事業主であれば、一つの口座で個人用・事業用の入出金を管理することは可能です。ですが、それは良いアイデアとは言えません。たとえ、フリーランスの仕事がたまに生じる副業程度のものであっても、事業用の口座を別につくることで、現実的に予算管理をするのがずっと楽になります。また、口座を別にしておけば、確定申告の時期が訪れても、あなたと税理士のストレスが減るはずです。


保険や年金用の専用口座も必要に応じてつくる


フリーランサーになると、会社員であれば企業が一部もしくは全額を負担してくれるような社会保険や企業年金を享受することはできませんし、自動で税金が天引きされません。すべて、自分で管理する必要があります。こうした管理は、事業用の口座を使って、保険や年金など各目的に応じて必要な額の分を別に確保すべく管理することが可能です。エクセルのスプレッドシートや経理アプリはそのために存在しているのですから。

ですが、私はこうした保険や年金、税金等の額を別の口座に移すことで、よりうまく管理しています。複数の口座を開くことが可能な銀行や信用組合は、多数存在します。口座を分けて、年間を通じて必要になる大きな支出を整理して管理する方が、よりうまく管理できます。

フリーランスの経験が長い人の知恵を借りるのも良いでしょう。四半期や年度の終わりになって、払わなければならない税金の分を貯蓄していなかったと悟ることは、避けたいものです。ですが、残念なことにこうしたことはフリーランス初心者に起こりがちな失敗でもあります。


月間の支出と出費を予測する


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予算を組むにあたって、月ごとの収入と支出を予測する必要があります。その際、以下のような方法で進めると役立ちます。

  • 平均を出す。年間の収入と支出を12で割って、それを月間予想収入として、予算を立てる。フリーランスになってからまだ1年経っていない場合には、今あるデータを使って月の平均収入を割り出す。月ごとの収入の波があまり大きくないほど、この方法は役に立ちます。
  • 最悪のケースを予測しておく。もう少し慎重に物事を管理したければ、収入がもっとも少ない月の収入を月の平均収入とし、支出がもっとも多い月の支出を月の平均支出としましょう。その平均額よりも、多く稼ぎ、少なく使う可能性が高くなるので、緊急用口座にお金を貯める上でも非常に良い方法となります。ファイナンシャルブログ「Get Rich Slowly」のライターJ.D. Rothは、この点についてすばらしい記事を99U上で書いています。


自分のキャッシュフローを予測するとき、過去12ヶ月の中でもっとも収入の少ない月を元に予測を立てます。平均の月間収入ではなく、最低の月間収入を使うことで、よりセーフティネットが得られるのです。収入の波があるときには、セーフティネットが非常に重要です。

注記:収入に変動があるものの、常に最低でも****円の収入はあると分かっているときには、その額をもとに予算を組むのが現実的でしょう。その額を上回るぶんは、思いがけず入った臨時収入だと考えるのです。


どのような方法を使うにしても、ここで大切なことは自分の予算をできる限りの一貫性を保って管理することです。勤め先から給料を得ているかのように。つまり、自分の給料を事業における費用として捉え、毎月自分に支払うような感覚をもつことが大切です。私的な出費を管理する上でも、この観点は大切でしょう。


クライアントからの報酬を分割して得る


あなたの仕事のほとんどが小規模の短期プロジェクトであれば、次のアドバイスはあまり役立たないでしょう。ですが、何週間または何カ月もかかる大きなプロジェクトに取り組む場合には、クライアントとの契約で、分割で報酬を支払ってもらう取り決めをしておくと良いでしょう。そうすることで、プロジェクトの最後まで大きな額が振り込まれるのを待つこと無く、安定したキャッシュフローを築くことが可能になるからです。

私がコンサルタントの仕事をしていたときには、こうした契約を交わしたことは無かったのですが、今振り返ればもっと早くこの方法を実行すれば良かったと思います。この方法を思いついたのは、技術書籍を執筆していたとき、その報酬を決まった期間ごとに受け取るという経験をしたのがきっかけでした。ですが、仕事の内容に関わらず、こうした分割払いを以下のような方法で交渉することは可能です。


  • その仕事が一定期間もしくは一定の時間数、必要になるものであれば、クライアントに毎月、もしくは一定の作業時間ごとに請求できるかどうか話し合ってみましょう。
  • 請け負ったプロジェクトで、作業の区切りが明確に設定されている場合は、その区切りごとに請求をできるようにしましょう。
  • 上記二つに当てはまらなければ、請け負った仕事を4分の1ずつに分割して、請求できるか話し合いましょう。


もちろん、仕事が完了するまでは支払いをしないと決めているクライアントも中にはあるでしょうが、一方で、こうした計画を提案してみると驚くほどすんなりと受け入れてくれるクライアントも意外と多いのです。提案を拒否するクライアントについては、ケースバイケースでその仕事を受けるかどうか判断しましょう。

膨大な時間を費やしたにも関わらず、支払いのタイミングになって信用に疑念が生じるようなクライアントと仕事をすることほど、最悪なことはありません。分割払いを導入することで、こうした支払いに関するリスクを軽減することができます。分割の支払いについては、契約書に必ず記載するようにしましょう。

それではみなさん、楽しいフリーランスライフを! まだフリーランスではない方は、ぜひこれからがんばってください。


Walter Glenn(原文/訳:佐藤ゆき)

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