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堀込泰三  - ,,,,,  06:00 PM

話しにくい話題だからこそ:もっと子どもと「ドラッグ」の話をしよう

話しにくい話題だからこそ:もっと子どもと「ドラッグ」の話をしよう

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ドラッグほど、子どもへの説明が難しいものもないでしょう。ドラッグ関連のニュースは巷にあふれていて、どんなに聞かせないようにしていても、子どもたちの耳に入ってしまいます。あるメディアでは解放感をもたらすものとして、別のメディアでは壊滅をもたらすものとして紹介されていて、子どもたちに混乱をもたらします。では親として、どのようにこの話題にアプローチしたらいいのでしょうか。

結婚・家族セラピストの有資格者としてサンタモニカで開業しているエリカ・カーティスさんに、ドラッグに関する正しい知識を子どもにつけさせるためのテクニックを聞いてきました。



本題に入る前に、この記事の目的を明確にしておきましょう。

この記事は、子どもたちとドラッグについて話すための方法と、これからの人生でそれらの誘惑を避けて通るための有効な戦略を身に付けさせるための方法を紹介するためのものです。すでにドラッグの使用が疑われる子どもたちへの介入方法や、話し方を紹介するものではありませんので、事前にご了承いただければと思います。


まずは親としての立場を決める


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ここでは、「法律を犯さない範囲であればドラッグを使ってもいい」とか「使うべきではない」のような、べき論を展開するつもりはありません。ただし、あなたがどちらかというと緩い考え方を持っている場合、それを"いつ"子どもに話すのかが重要になってきます。親としての立場をしっかりと定めることで、あなたの信頼度が増すばかりか、あなた自身のアプローチがより明確になり、そのおかげで子どもも親への態度を明確にしやすいという効果があります。

カーティスさんは、こう言います。


ドラッグに対する親としての立場と信念を明確にすることで、子どもに対して意識的な対応ができるようになります。例えば、親としてドラッグは反対という場合や、自分が過去に使っていた経験を明らかにしたくない場合、うっかり「この話題は触れてはダメ」や「その話には対応できません」というメッセージを送ってしまうことがあります。でも本当に大事なのは、「必要であれば親にドラッグの話をしてもいい」と子どもたちに伝えておくこと。そして、そのときのために話しやすい環境を親が作っておくことなのです。


自分に使用経験があるのなら、その経験をうまく利用してください。経験がなければ、リサーチをしてください。ガセネタがあふれる中、真実を見つけることは難しいかもしれません。信頼できる情報源のひとつとして、米国国立衛生研究所の国立医学図書館が提供する「MedlinePlus」(英語)があります。ここでは、処方箋薬、非処方箋薬、違法薬物について、確実な情報が入手できるはずです。

もちろん、自分の立場を明確にしたところで、子どもの年齢や性格に合わせてどれだけの情報をシェアすべきか、自分の意見とのバランスを取ることが重要なのは変わりありません。


積極的に。でも、子ども主体で


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私は、子どもに情報を提示するタイミングは、親の準備ができたときではなく、子どもが受け取る準備ができたときがベストだと思っています。子どもにリードさせながら、オープンな議論を展開してください。


子どもたちが情報をよく吸収するのは、自分に関連する情報を、自分に合ったレベルで、文脈に沿って説明された場合です。ついついやってしまいがちなのが、長ったらしい講釈。これは逆効果なので要注意です。説明はなるべく短く、子どもの疑問に耳を傾け、子どもたちが知りたいことを引き出すような質問を投げかけます。そうすることで、親として過剰な情報提供を避けることにもつながります。


では、そのタイミングを知るにはどうしたらいいのでしょうか。それは、親であるあなたがいちばん詳しいはず。子どもは一人ひとり違います。同じ年齢でも、繊細な子もいれば、成熟した子もいるのです。もちろん、子どもから言い出すのを待っていては遅すぎることもあるでしょう。ですから、積極的になることが大事なのです。


ことドラッグに関する議論の場合、積極的に話題をもちかけることが重要です。子どもたちは、疑問を持っていたとしても、聞いていいものか迷っている場合があるからです。メディアや友だちからの情報だけで成長してしまうことだってあり得ます。ですから、ドラッグに関する話題を親から積極的に振ることで、その話題に対してオープンであることを伝えておく必要があるのです。


教えるチャンスを見逃さない


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計画的な議論のほかに、適切なタイミングを見計らって、日常生活の中でドラッグについて話すこともできます。特に小さい子どもの場合は意外とかんたんにできます。カーティスさんは、自らの経験を交えてこう語ってくれました。


例えば、タバコを吸っている人を見かけたときなどが、この話題を持ちかけやすいタイミングです。うちの4歳の息子は、タバコに含まれる化学物質が快感をもたらすことを知っています。さらに、煙を肺まで吸い込むことで、肺が真っ黒になってしまうことも知っています。それだけでなく、その化学物質と煙が病気をもたらす可能性があることも知っているのです。息子がこれらのことを知るようになったきっかけは、私が街中で喫煙者を見つけることを始めたからです。私たちはたばこの臭いに敏感になり、やがて息子の方から、質問をするようになりました。


ほとんどの場合、子どもと話し合う基盤はすでにできているはずです。例えば風邪薬を飲むときに、薬について話すことができるでしょう。子どもだけの判断で飲まないこと、飲み過ぎはよくないこと、などなど。そこから、ドラッグにも話を広げて行くことができます。

子どもが少し大きくなると、教えるチャンスをもっと有効に活用できるようになります。次のようなタイミングを探してみましょう。


  • 麻薬の押収、新しいドラッグの動向、新しい法律、薬物乱用が疑われる交通事故などに関わるニュースを目にしたとき
  • 学校でのドラッグ使用のうわさが流れてきたとき
  • 子どもにドラッグ経験をたずねられたとき
  • 酔っ払いの大人を目にしたとき
  • ドラッグがらみの映画やテレビ番組を見たとき


折に触れてドラッグのことを話すのは、まったく問題のないことです。気軽な雰囲気で、親から講釈をたれずに、子どもの方から質問をさせるように促します。そして何よりも、誠実に話すことが大切です。


誠実に


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ドラッグが話題だと、正直に話しづらいこともあるでしょう。でも、長い目で見れば、誠実であることが成功の秘訣です。だからと言って、何でもかんでも話せばいいわけではありません。親の裁量で、(例えば子どもの年齢に合わせて)何を話題にするかを決めてください。

ドラッグは快楽をもたらすもの。多くの人が使い始めるきっかけはそこにあります。しかし、中には非常に有害なものもあります。中毒性のないものもあるかもしれませんが、長期的な影響は予測できません。正直に話せば、筆者自身、若いころにいくつかのドラッグを試したことがあります。でも、自分の子どもに話すとなると、躊躇してしまう親も多いかもしれません。


ドラッグ問題に対して誠実であることは、子どもであっても大人であっても重要です。大人はつい、ドラッグの負の部分を強調してしまいがち。ネガティブなことばかりで、それが人間の好む効果を生み出すものであることを伝えようとしないのです。それに、悪影響が起こらない場合もあることや、すぐには起こらない場合もあることを伝え忘れてしまうことも多いようです。


ここでの落とし穴は、「ドラッグ=悪」というシンプルな図式を押しつけてしまうと、長期的な信用を失うリスクがあるということです。何かのきっかけで、子どもたちがお酒を飲んだり、大麻を吸ったとします。すると、気分がよくなり、効果はやがて消滅します。そこで子どもたちはこう考えるのではないでしょうか。「あれ、親が言うほど悪くないじゃん。もしかして親って、ほかのことでも間違ってるんじゃない?」


小さいうちにドラッグについての事実をすべて明らかにしておかないと、子どもが大きくなったときに、ドラッグに対する独自の見解を持つようになります。「ドラッグって、言うほど悪くないじゃん。むしろ落ち着くし」「ちょっとぐらいだったら何も悪いことないしね」という風に。ですから、脅すのではなく、真実を語ることが重要です。脅しに効果がないことは、研究でも明らかにされています。


ドラッグに対する親の複雑な感情や経験はさておき、大きい子どもには、法律や規則などの具体的な話に持ち込むこともできます。まずは、住んでいる地域の法律や刑罰を調べてみてください。子どもが通う学校や組織に、独自の規則がある場合もあります。ドラッグを使うとどんな現実が待ち受けているかを話題にすることで、今後子どもたちが自分なりの考えを形成していくための枠組みを与えることができるでしょう。


手を出しにくい環境を


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そもそも、子どもがドラッグに手を出すきっかけは何なのでしょう。多くの場合、好奇心が原因です。子どもは生来、好奇心旺盛で反抗的なもの。何でも試してみたいので、危険なものにも(いえ、危険なものだからこそ)手を出してみたくなってしまうのです。

一方ドラッグは、自己治療としての効果も持ちます。ストレスを軽減して、コミュニケーションや社会的交流を円滑にしてくれるのです。これは、苦手なことが多い子どもにとっては、非常に魅力的に映るはずです。ここでの答えは、コミュニケーションと認識に落ち着きます。

毎日家族で食卓を囲めばドラッグの使用を防げるかというと、決してそんなことはありません。しかし、子どもと多くの時間をすごし、できるだけ彼らの日常に食い込んでいれば、何らかの問題が生じたときに、親に相談してみようという気になる可能性は高まります。たとえ話してくれなくても、我が子の様子がいつもと違うことに気づくことができるはずです。

そうすることで、戦略を練る時間を稼ぐこともできます。親として、ドラッグに関する教育を行うことが1つの仕事だとすれば、もう1つの仕事は、ここぞと言うときに正しい判断を下すためのツールを与えることです。


小学校高学年や10代には、戦略が必要です。例えば10代の子がパーティに行くときには、会場に入る前に状況を判断する方法を教えておくといいでしょう。入場前であれば、立ち去ることは簡単です。それから、ドラッグをすすめられたときに効果的に断る方法を与えておきましょう。「親に殺されちゃう」のような言葉が受け入れられやすいようです。その場を去る言い訳として、"ダサい親"から「そろそろ帰ってこい」というメールが来たフリを仕込んでおくのもいいでしょう。


もちろん、我が子には胸を張って「お断りします」と言ってほしいところですが、子どものメンツを立てることも時には必要です。カーティスさんの言うように、子どものために"ダサい親"になるのもひとつのテクニック。そのほかにも、病気を使う(「喘息の発作になっちゃう」)、親やコーチから抜き打ちでドラッグテストされるかもしれないとウソをつくなどの方法があります。

戦略を練るうえで、重要なことはもうひとつあります。それは、状況が生じた場合の"お迎え"です。電話をよこせば、我が子だけでなく友だちも送って行くことができると伝えておくといいでしょう。

私の息子には、お酒やドラッグでトラブルに巻き込まれたら、自分で運転したり酔っ払いの仲間に乗せてもらうのではなく、電話をよこすように伝えてあります。その場合、全員を無事自宅に送り届け、「説教」は翌日に取っておくことに決めています。


パニックにならない


ここまでは、ドラッグについて学ばせる方法と、使用を避ける方法を見てきました。すでに使用が疑われる子どもに対する話し方はこの記事の対象外ですが、少しだけ、そのときのための心構えをしておきましょう。


  • 落ち着く
  • まっとうな議論ができるよう、ドラッグの効果が抜けるのを待つ
  • 問題の程度がはっきりするまでは罰を与えない
  • 自分から話しにきた場合や素直に使用を認めた場合、まずは感謝を示す。その感謝の気持ちを忘れないように
  • 必要なら助けを求める。場合によっては救急車を呼ぶ。救急の必要がなければ、周辺のリソースに詳しいかかりつけ医に相談する。状況に応じて、セラピストや依存症の治療施設を紹介してもらう
  • 愛していること、そしてそれは今後も変わらないことを伝える。これがいちばん大事。


WALTER GLENN(原文/訳:堀込泰三)
Photos by @boetter, fromcolettewithlove, eschipul, swanksalot, and theilr.

  • ,,,,, - By

    香川博人

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