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佐藤ゆき  - ,,,,,  10:00 PM

ジャック・ドーシーだけがTwitterを作ったのか? 話題のノンフィクション著者が明かす秘話

ジャック・ドーシーだけがTwitterを作ったのか? 話題のノンフィクション著者が明かす秘話

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ニューヨークタイムズのコラムニスト、ニック・ビルトン氏は1年半にわたってメール、対面インタビュー、Twitterを駆使して、世界で最も人気のあるソーシャルネットワーク企業Twitter社の誕生秘話『Hatching Twitter』を上梓しました。著書の中にはドロドロとした内幕も書かれています。



ビルトン氏の著書は、もっとも成功しているスタートアップの歴史をたどり、片手間でスタートしたプロジェクトが180億ドルのIPO公開にいたるまで成長していく過程を詳細に綴っています。同書では、同社のトップが入れ替わっていく過程について多くのページが割かれています。創業者のノア・グラスが同社から追放された過程はもちろん「ジャック・ドーシーだけがTwitterの発明者である」という一般的な世間の認識に異を唱えます。

私たちはビルトン氏に、運による成功と本質的な偉大さの違い、また世界でもっとも注目を浴びる企業の成功と失敗から、私たちは何を学ぶべきなのかお話をうかがいました。


ーー Twitterの成功の要因は、どれだけタイミングによるものが大きいのでしょうか?


Twitterが成功した理由は、ちょうど多くの人がスマートフォンを手にして何かをしたいと思っていたタイミングに登場したことです。Facebookについても同じことが言えるでしょう。コンピュータを使っている人達が、ネット上で友達とつながる方法を求めていた時に登場したからです。つまり、適切なタイミング、場所、テクノロジーが存在していました。中でも私は、タイミングという要因が大きいと思っています。Instagramが10年前に登場していても誰も使わなかったでしょう。スマートフォンに良いカメラが備わっていない時代ではどうしても使い道が限られてしまうのです。


ーー モトローラレーザー上では誰もインスタグラムを使いませんでしたよね。


まさにその通りです。


ーー 起業家としてもっとも大事なことは、身軽に動けるポジションを確保し、チャンスを見つけたらそれを掴みにいくことのように思えます。


欠けているもの、存在していない分野を見つけることが大切です。今になって愛犬専用のFacebookを作っても新規性に欠けるでしょう。やるべきことは、まったく新しい分野を見つけて(または作り出し)問題を解決することです。この観点を持つと、非常に優れたアイデアが見えてくるはずです。


ーー 映画『ソーシャルネットワーク』、スナップチャット、そして本書を見ると、成功したスタートアップでは、創業者が追い出されるようですね。これは、今日のスタートアップのカルチャーがそういうものだからなのでしょうか? それとも、特に大きな注目を浴びている3社で、たまたま同じことが起きただけしょうか?


シリコンバレーでは、事業が成功すると冷酷な仕打ちが起こることがあります。シリコンバレーの人々は「世界を変えるためなら多少の犠牲は仕方ない」と言いたがりますが、限度を越えるとその裏舞台の状況が表に現れてしまうのです。


ーー こうした創業者の存在が記録からかき消されてしまうのは何か腑に落ちません。


同じことは、成功している企業全体に言えることです。米Apple社には創業者がいましたが、社内にはもう残っていません。Wikipediaにも組織から追い出された人々がいますし、PayPalも組織内部で大きな争いがありました。なぜこうした企業は彼らの業績を認めないのでしょうか。今回、私が本を執筆した理由は彼らのような創業者の知られざる業績を多くの人に伝えたいと思ったからでもあるのです。


ーー 今回の著書が出版される以前は、「Twitterはジャック・ドーシーがあたためていたアイデアをもとに作られたのであり、彼は一度同社を追い出されたあとに再びTwitterに復帰した」という認識が一般的でした。実際はそんなに単純な話ではなかったということですね?


ジャック・ドーシーの話によれば、Twitterは彼が8歳のときに寝室で思いついたアイデアだそうです。しかし、私が今回の調査を通じてTwitterは実際には複数のメンバーによる共同作業の結果、作られたものだとわかりました。ジャック・ドーシーは脚光を浴びるチャンスを見計らい、メディアの前に登場してこう言いました。「Twitterは僕のアイデアであり、僕の作品だ」と。その結果、このTwitter創業ストーリーから多くの登場人物が消え去ることとなりました。これはシリコンバレーではよく起こることです。創業に至った背景について聞かれたときに「ああ、これはボブというやつがバーで飲んでいたときに名前を思いついて、この部分のコードを書いたのはこいつで、この部分はあいつが着手したんだ」といった説明は決してされません。大抵の場合は一つのパラグラフや文章にまとめなくてはならず、本来賞賛されるメンバーに関する話が省略されてしまうのです。


ーー こうしたことが起こるのは、1人の偉大なリーダーがそのビジョンを貫き、チームの舵を取るものだという「スタートアップ特有の神話」が浸透しているからでしょうか?


Twitterに関して言えば、1人のカリスマ的な人物がプロジェクトを支配し、他の貢献者を外に追いやったわけではありません。ノア・グラスが追い出され、ジャック・ドーシーが追い出され、エヴァン・ウィリアムズも追い出され、ジャック・ドーシーはその後再び追い出されました。こうしたシリコンバレーのスタートアップが他企業と違うところは、シリコンバレーの企業はかなり透明性が高いという点です。特にテクノロジー分野に関してはキャッシュが流れ込んでいる場所なので、多くの注目が集まっています。


ーー この業界は、名声と給料を同時に追い求められる分野と言えそうですね


その通りです。多くの側面において、シリコンバレーはウォールストリート的な裏切り行為とハリウッド的な名声を同時に味わえる場所となっています。


ーー 著書の中で「生まれながらに偉大な人物もいるが、そうではない人々は頂点に達するために山を必死で登るものだ」と書かれています。この点について、Twitterはどのような位置づけだと考えていますか?


たとえば、Facebookのマーク・ザッカーバーグを思い浮かべてください。彼のような人物なら軍の司令官にだってなれるでしょう。彼はどんな局面でも勝てるタイプの人間です。スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツも同じで、テスラとスペースXの創業者であるイーロン・マスクも同じ類の人間でしょう。

一方で、驚くほど革新的ですばらしい着眼点を持っていながら、先に挙げた人々ほどの偉大さを兼ね備えていない人々もいます。そうした人々の成功には、運が大きく影響しています。(Google共同創業者の)セルゲイ・ブリンが良い例です。彼は、元CEOのエリック・シュミットのようにGoogleを経営することはできませんが、多くのアイデアを生み出した素晴らしい人物です。

過去の歴史を調べてみると、ジャック・ドーシー以外の起業家は大きな運に恵まれたからこそ成功したということを理解しているのです。ジャック・ドーシーは、フェアとは言えないやり方で、Twitterを作った業績を世間に広げているのです。

インターネット系企業の起業家エヴァン・ウィリアムズは特に興味深いです。彼が新しく立ち上げた会社「Medium」について質問したとしましょう。彼は分からないものは分からないと素直に答えるはずです。スタートアップ的な文化において、このような態度は共感できるものです。自分が手がけていることのすべてが分からなくても、分かっているふりをする必要はないのです。


ーー スタートアップは野心に欠けていると言う人も多くいます。こうした批判は的を射ていると思いますか? それとも、実際に現場で起きていることを知らないだけだと思いますか?


両方だと思います。社会に貢献するとは思えないようなプロジェクトに取り組んでいるスタートアップも多く存在します。そのような企業は、シリコンバレーのわずかな人口をターゲットにして生み出された突飛なアイデアに基づいています。そのようなスタートアップは失敗に終わる可能性が高いでしょう。

一方で、本当に重要なことに懸命に取り組んでいる人々も多く存在します。新しい充電技術、アフリカに医薬品を届けるための無人飛行機の開発、社会に役立つ医療など。

社会に役立たないようなアプリを開発しているような人々はただ注目を得たいだけです。世界を変えるようなものを真剣に作っている人は周囲の視線など気にしません。それは崇高な探求なのです。そうした人々を見つけて、彼らについての記事を書き、彼らに値する注目を社会から集めることが記者の仕事なのでしょう。


The Founder's Dilemma: Who Owns Your Work? I 99U

Sean Blanda(訳:佐藤ゆき)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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