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堀込泰三堀込泰三  - ,  01:00 PM

シャーロック・ホームズのように考える訓練で、凡人でもクリエイティブになれる

シャーロック・ホームズのように考える訓練で、凡人でもクリエイティブになれる

モナリザとアインシュタイン


ハーバード大学の心理学者であり作家としても有名なマリア・コニコバさんは、著書『Mastermind: How to Think Like Sherlock Holmes』(天才:シャーロック・ホームズのように考える方法)において、架空の探偵シャーロック・ホームズに匹敵するマインドを持つために何が必要かを論じています。

ホームズを知らない人のために補足しておくと、ホームズは持ち前の機知、クリエイティビティ、知性を活かして、見事なまでの発想をする人物です。

とはいえ所詮はフィクションなので、現実世界とは関係ないと思う人も多いでしょう。ところがコニコバさんは、訓練次第で誰もがホームズのような思考ができるようになれると言います。たとえあなたが、空想を追い求めがちな凡人であっても。


コニコバさんによると、クリエイティブになるには、驚くほど知的な人物なくてもいいのだそう。自分の持っている思考力を使ってアイデアをひねり出す方法を知っておくだけでいいのです。具体的には、以下の3点に留意してみてください。


より多くの経験を

クリエイティビティは、既知のことからしか生まれません。ときに、自分がそれを知っていたことすら知らなかったことから生まれることも。何かをしていて「そうだったのか!」と目からうろこが落ちる瞬間は、そのトピックに対するクリエイティブな照合が脳内で行われているのです。脳の最深部(海馬と呼ばれる長期記憶領域)に埋もれていたものとの照合が行われることもあります。

脳は光のような速さでその情報を引き出してきます。あなたは、そのようなコンセプトが自分の脳内にあったことに気付かず、この情報はどこから来たのだろうかと不思議に思うでしょう。でもそれは、あなたの経験に基づく情報です。決して、神秘的な未知の世界から降りてきたわけではありません。

ホームズはこのような経験の倉庫を「脳の屋根裏部屋」と呼んでいます。その屋根裏部屋にアイデアをしまっておくには、これといった作業は不要で、ただ、経験を積み重ねていけばいいだけなんだそう。

コニコバさんは脳の屋根裏部屋について、このように説明しています。


一見関係なさそうな事象を結びつけられるマインドを持つ人は、アイデアと印象の膨大なネットワークにアクセスして、かすかなつながりを検出することができます。それを増幅することで、大きな意味を見出すのです(もちろん、そのような意味が存在するのであればですが)。

自分の物の見方というのは一見どこから来たかわかりませんが、実際は脳の屋根裏部屋という、非常に限定的な場所から出てきたもの。あなたが別のことをしているうちに、屋根裏部屋では情報の処理が行われているのです。


新しいものを食べてみる、いつもと違う道を歩いてみる、たまたま見つけた本を読んでみる、外国に行く、思いつくままに行動する、周囲にあるモノを手当たりしだい試してみる、などなど、経験を蓄積する方法はたくさんあります。そうすることで、脳の屋根裏部屋にしまわれるネタが増えていくのです。

つまり、クリエイティブになるために必要なものとは、学校のお勉強でも生まれ持った才能でもなく、たくさんの経験を積むことだと言えるでしょう。


自分の経験に思いを巡らせる

クリエイティブな天才に共通するもう1つの特徴が、自分の経験について考える傾向です。そのおかげで、それまで考えたこともなかった新しいことや新しい発見が得られるのです。これは必ずしも経験的な思考や個人的な考え方である必要はなく、頭の中でイベントを何度も繰り返して終わりにするというようなシンプルな方法でも構いません。

経験に思いを巡らせるには、瞑想、ヨガ、日記、友達や知らない人との楽しい会話、空想などの方法があります。自分の経験に思いを巡らせているとき、あなたはクリエイティビティを高めるような複数のことを同時にしているはずです。

このような考え方によって得られる第一の効果は、神経ネットワークにおける関係が強化されることです。普段から物事について考えておくことで、それが本当に必要になったとき(仕事で問題に直面したときや新しいアイデアのブレインストーミングをするときなど)に、すぐに取り出せるようになるのです。

また、自分の経験に思いを巡らせることで、重要なこととそうでないことを心の中で区別できるようにもなります。経験について考えることで、ただ見たり聞いたりするだけでなく、何が起こっているのかを察知する観察力が磨かれます。コニコバさんは、これを次のように説明しています。


観察をするには、必ず注意力を払わなければなりません。つまり、受動的な吸収から、能動的な認識に切り替える必要があります。積極的にならなければならないのです。


受け身な考え方をする人は、大切な学習の機会を失っていることになります。それゆえに、必要なときに引き出せるようなネタを蓄積することができません。


複数の解決策を追求する

たいていの人は、課題に直面すると、じっくり考えて1つの解決策を見出します。ところがホームズのような人は、最初に何かを思いついても、それより正確な解決策を考え続けます。最初の考えが妥当なことはよくありますが、それが必ずしもベストな結論かどうかを知るには、多少の時間をかけて、その他の選択肢を考えてみる必要があるのです。

ホームズシリーズでは、パートナーのワトソンが、比喩的にも逐語的にも結論を急いでしまうことがよくあります。ホームズはこれと対照的に、いろいろな可能性をもくもくと検討します。クリエイティブなマインドを持つ人は、時間を「利益をもたらすもの」ととらえて大切にするのです。コニコバさんは、通常のマインドとクリエイティブなマインドについて、次のように説明しています。


これらのシステムを、ワトソンシステムとホームズシステムと呼ぶことにします。どちらがどちらを意味するかは、想像に難くないでしょう。ワトソンシステムとは、怠惰な思考習慣によって操作される無垢な自分自身のことです。このような思考習慣はもっとも楽な道なので、放っておけばそちらに流れてしまいます。一方、ホームズシステムは意欲的な自分のこと。ホームズの考え方を日常生活に適用する方法を習得すれば、意欲的な自分になることができます。そうすることで、ワトソンシステムの習慣とはきっぱりお別れできるのです。


クリエイティブになりたければ、ホームズのように考えることを目指してください。時間をかけ、じっくりと観察し、最初に思いついたもの以外にも複数の解決策を検討するのです。

つまり、クリエイティブの追求とは、経験や思考にかける時間を増やすことで、真にオリジナルで壮大な考えに至る可能性を高めること。でも、これを本当に実現したければ、自ら進んで違う考え方をする必要があるとコニコバさんは言います。


モチベーションの高い人は、いつも優れた結果を出しています。モチベーションの高い学生は、IQテストのような一見不変なものでさえ、好成績を収めることができます。これは数値にも表れていて、標準偏差で0.064ほど成績が高くなります。それだけでなく、モチベーションによって、成績の向上、犯罪率の低下、雇用率の増加が期待されるのです。

エレン・ウィナーは、特定分野の習得に向けた内発的動機を指すものとして「習得への渇望」(rage to master)という言葉を提唱しました。習得への渇望を持つ子どもは、芸術から科学まで、あらゆる分野で努力を実らせる傾向が高まります。例えば言語の学習へのモチベーションが高いほど、その探求はうまくいくでしょう。そう、私たちが新しい何かを学ぶときには、モチベーションが高いほど得られるものは多いのです。


Three Keys to Thinking Like a Creative Genius|Creative Something

Tanner Christensen(原文/訳:堀込泰三)

  • ,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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