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印南敦史  - ,,,,  08:30 AM

不意に訪れる成功をつかむために必要な「クリック・モーメント」とは?

不意に訪れる成功をつかむために必要な「クリック・モーメント」とは?

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予測不可能な世界では過去の分析や未来予測には意味がなく、コントロール不可能と考えられている「偶然や運」を取り込むことが成功への道であると説くのは、『成功は"ランダム"にやってくる! チャンスの瞬間「クリック・モーメント」のつかみ方』(フランス・ヨハンソン著、池田紘子訳、阪急コミュニケーションズ)の著者。

「INTRODUCTION」では、こう主張しています。


ランダムなチャンスをつかみ、勝機を得るためにできる行動がたくさんあるのと同じように、あなたや組織を偶然の出会い、予想外の戦略、複雑なつながりに導いてくれる行動はたくさんある。そのような行動は、予測不可能な世界では大きな成果につながる。(7ページより)


そして、「チャンスを成功へ導く3ステップ」が重要なのだともいいます。

  1. クリック・モーメントを生み出す(思いもよらなかった決定的瞬間)
  2. 目的ある賭けをする(うまくいくかわからなくても、とにかく行動すること)
  3. 複雑エネルギーを利用する(予想外、計画外の行動の結果が成功をもたらす)

上記がその3ステップだといいますが、そもそも「クリック・モーメント」とはどのようなものなのでしょうか?



クリック・モーメントとは?


私たちは毎日たくさんの人と出会って、さまざまな印象を抱きます。しかし、それらによって人生が大きく変化することはほとんどなく、すでに知っていることややっていることを補強するか、ほとんど印象に残らないかのどちらか。とはいえ、そのときは気づかなくても、新しいものに目を向けさせ、すべてを変える決断を下させる瞬間が、わずかだが存在することもたしかであると著者は言います。

実際のところ、人生や起業の歴史を巻き戻してみると、他よりもはるかに大きな影響を与えた瞬間、出会い、出来事、印象、洞察があったことは事実。著者は、そのような瞬間をクリック・モーメントと名づけたわけです。(148ページより)


謎めいた性質


クリック・モーメントの存在は、ロマンティックな恋愛と、アイデアがひらめく瞬間というふたつの特殊なシチュエーションで受け入れられやすいのだそうです。


成功するための論理をロマンティックな恋にあてはめるのは、ばかげて見えるだろう。多くの人は、恋には論理よりも「幸運」を求める。パーティーに参加し、コーヒーショップに入りびたり、ブラインド・デートに出かけ、オンラインでデートし、団体に所属し、趣味を見つけ、ボランティアに参加し、クラブやバーへ出かける。そのような状況で(中略)いつ、どこで、誰と、という具体的な考えもなく、何かが起こるのを待っている。(149ページより)


事実、歴史にはこのような出会いがいくらでもあるのだとか。そして多くの人は、新しいアイデアがひらめいたとき、同じように偶然を受け入れる心構えができているのだそうです。ただし、その大前提は「あくまで全力を尽くす覚悟がある」こと。

アイデアが発展して自分のもとを離れたら、クリック・モーメントはもう過ぎ去ったと思う人がほとんどで、そこからは他のやり方に引き継がれるもの。そして競争相手のことばかり気にし、ひらめきの瞬間や「幸運」をつかむ方法はおざなりにする。しかし実際には、クリック・モーメントはその後の出来事や、ひらめきの瞬間ののちの企業戦略にも影響を与え続けているのだといいます。(148ページより)


クリック・モーメントの3つの性質


通常のアプローチと異なる、クリック・モーメントの3つの性質は次のとおり。


クリック・モーメントは2つの異なる概念やアイデアや人が交わるときに訪れやすい。しかし、2つのつながりの鍵を握るのは、同じ状況で作られたものはひとつもない。2つの概念やアイデアがそれぞれまったく違う場合や、まったく違う考え方が集まる状況の方が、クリック・モーメントが起こる確率が高い。

クリック・モーメントは予測不可能である。すばらしい結果を期待するとがっかりする一方、まったく予想していなかった出来事に驚かされる。まったく期待していないときに限って興味深い人物に出会ったり、思いがけないアイデアが浮かんだりする。
(164ページより)


クリック・モーメントは、幸福感、恐れ、興奮といった感情的な反応を引き出すことが多い。しかし論理的な解決策に対する欲求をすっ飛ばし、アイデアを次の段階に推し進めたいという強い欲求を生み出すからこそ、感情は大切。(164ページより)


クリック・モーメントは日常的によく起きる。何の予告もなしに、読書、会話、観察、音、身体的感覚など、さまざまな経験から発生する。(166ページ)


その一例として紹介されている「ウィンドウズ3.0」誕生時のマイクロソフトのエピソードなど、数多く取り上げられている具体的事例も興味深く、とても読みごたえがあります。ランダムに訪れる成功を逃さないためにも、手にとってみてはいかがでしょうか?


(印南敦史)

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