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印南敦史  - ,,,,  10:30 AM

商店街に残された可能性がよく分かる3つのポイント

商店街に残された可能性がよく分かる3つのポイント

なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか


なぜ繁栄している商店街は1%しかないのか』(辻井啓作著、阪急コミュニケーションズ)は、商店街活性化コンサルタントとして数々の商店街を改善してきた著者が、商店街再生の方法を明かした著作。

商店街についての基礎事項から、現実および過ち、活性化が必要な理由、変革に成功した商店街の事例、活性化を実現するためのポイントなど、さまざまな角度から商店街を見つめています。6つ収録されているコラムのなかなら、いくつか興味深い話を引き出してみます



1.広い売り場の店の方が売れる!


同等の店が競い合っている場合、売り場面積が広い店が多く売り上げるようになるそうです。理由はふたつ。まずは、広い売り場を持つことで、より多くの品揃えができるから。そして、それがもっとも顕著に表れる業種が書店だといいます。

本はどこでも同じものが同じ価格で売られているため、大型書店ができると近隣の小型書店の売上は激減。他の小売業でも基本的に取り扱う商品は似ているため、より品揃えが良い店の売上が上がるというわけです。

また売上面積の拡大に拍車をかけているのが、テレビCMなど、消費者に商品の情報を伝える手段が多様になったこと。事前に情報を得た消費者は、その商品が確実においてある店、つまり広くて商品が大量に置かれた店を選ぶようになるということです。

もうひとつの理由が、同じ商品であったとしても、広い店の方が安く売っているイメージがあること。成長期にあった昭和30~40年代のスーパーマーケットでは、大量販売とセルフ販売によって商品を安く売っていたため、多くの消費者が「大型の店は安い」というイメージを持っているのだそうです。(33ページより)


2.商店街は補助金で潤っている?


商店街には、あたかも補助金で潤っているような漠然としたイメージがありますが、必ずしもそうではないとか。多くの商店街役員は、商店街組織や場所のためになると考えて事業を行っているもの。それを行うことで、自分自身や商店街の役員に個人的な利益を誘導することを考えているわけではないといいます。

商店街の補助金の不正流用や、補助金事業で選定した業者からキックバックを受けたような例がニュースになることがありますが、そうした犯罪行為はごく一部。大半の商店街組織の役員はよくも悪くも「いい人」で、滅私奉公的に商店街活動を行っているのだそうです。基本的に、直接的な利益の誘導などはできない人たちなので、不正に利益を得ているようなことは例外的な犯罪行為を除いては見られないというわけです。(63ページ)


3.寂れていても魅力的


商店街にある多くの魅力は、活性化に活かせる強みであり、資源。そして、その魅力のひとつが立地です。

言うまでもなく商店街は都市の中心にあり、近隣には多くの住民がいるから。人が多く住んでいても買い物は郊外のショッピングセンターや大都市の繁華街でなされ、地元での買い物はチェーンのスーパーマーケットに吸収され、だからこそ商店街が衰退しているのですが、それは商店街の商業機能が低下しただけの話。それはそれで問題ですが、少なくとも周辺に顧客となる人がいないわけではないという考え方です。イベントをすれば人が集まるのがその証拠。

そしてふたつ目の魅力は、世間が商店街に信用と好意を持っていることだとか。少なくとも「商店街では悪いことをしていない」程度の信用は残っているといいます。だからイベントがあっても不自然に思われず、多くの人は商店街に対して、買い物はしなくても好意は持っているそうです(「まだ元気でいてほしい場所」だとは思われている)。

さらに、行政との連携がしやすいことと、マスコミで紹介されやすいことも魅力。商店街の活性化は行政が関与すべきものと考えられているため、活性か事業の際には行政とのスムーズな連携が可能。補助金の魅力もさることながら、地域のためのという大義を得やすくなり、活動が円滑に進むというメリットがあるそうです。

マスコミに関しては言わずもがな。商店街がテレビで紹介されている光景によくでいますが、商店街で少し特徴的な事業をすると、簡単に新聞やニュースで取り上げてもらうことが可能だそうです。(114ページより)


ここだけを引き出してみても、商店街が抱える問題点、あるいは未知の可能性をイメージできるのではないかと思います。本編も非常に緻密に書かれているため、とても読みがいがあります。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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