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堀込泰三堀込泰三  - ,,,,,  09:00 PM

理系キッズの育成に! Raspberry Piベースの名刺サイズコンピュータキット『Kano』が大人気

理系キッズの育成に! Raspberry Piベースの名刺サイズコンピュータキット『Kano』が大人気

試作品のインタラクティブレッスンの様子


Gigaom:Raspberry Pi財団の共同創設者であるエベン・アプトン氏は、子ども達向けのコンピュータ授業を想定して安価なコンピュータ「Raspberry Pi」を開発したそうです。ところが、売れれば売れるほど、当の子ども達とは無関係な大人の間でニッチな顧客層が開拓されていきました

Raspberry Piをベースにしたコンピュータキット「Kano」を発表したアレックス・クライン氏は、アプトン氏がRaspberry Piに込めた"想い"を復活させ、再びRaspberry Piを子ども達の手に戻すことを目標にしています。Kanoの共同創設者兼CTOの同氏によると、Raspberry Piには「さまざまな応用がきく軽快で安価なテクノロジー」が込められているものの、「狙い通りにビギナーや子ども達の興味をひくものではなかった」と言います。



Kickstarterでは目標の7倍を超える


Kanoは、オープンソースのRaspberry Piキット。Raspberry Piをレゴのようにかんたんに組めるようにし、子ども達に楽しいコンピュータ授業を手軽に受けてもらうことを目的としています。11月19日にクラウドファンディングサイト「Kickstarter」でキャンペーンを開始したところ、わずか18時間で初期目標を達成。11月27日現在、すでに目標の7倍を超えるほどの話題を呼んでいます。99ドルのKanoキットは完売。12月のキャンペーン終了までに、誰もがうらやむKickstarterでの100万ドル達成も見えています。

「Kickstarterには、予想を大きく上回る、全世界・全世代からの支持が寄せられています。コンピュータを作る興奮を、世界中が求めているようです」とクライン氏。

支援者がすでに7000人を超えているにもかかわらず、クライン氏は全員にKanoを納期通り届けることに自信を見せています。Kanoは1年前から開発が進められており、共同創業者のヨナタン・ラズ・フリードマン氏とクライン氏はこの夏、200機の試作品を持って世界を飛び回り、8月にはすべてを売りきっているのです。

この夏行われた、試作品のインタラクティブレッスンの様子をご覧ください。



Kickstarterでの成功の後、「実現」するために


こうして同社は、子ども達との交流を深めながら、大きなブラックボックスでしかなかったコンピュータという存在を、もっと小型で透明な、フレンドリーなシステムへと洗練させていったのです。ハードだけでなく、ソフトウェアも洗練されています。SDカードで提供されるソフトウェアの中心的存在は、「Kano Blocks」。プログラムのコンセプトを小学生でも理解できるブロックに分解することで、とてもわかりやすいプログラム環境を提供してくれるソフトです。

「キットの組立は入口に過ぎません。そこからさまざまなプロジェクトへと発展させることができるので、可能性は無限大です。PythonやJavascriptで作れるものなら何でも、Kano Blocksを使ってかんたんに作れるのです」

Kickstarterで大成功を収めたハードウェアプロジェクトの大半は、物流でつまづきます。製造工程での問題や煩雑な手続きのほか、ささいなことが積もり積もって、納期が当初予定よりも大幅に遅れてしまうのです。でもクライン氏は、試作品での経験から、確実に対処できると考えています。ラズ・フリードマン氏のメールからも、同様の自信がうかがえます。


Kanoを立ち上げた日から、実行する、入念に計画する、他者の期待に応える、自らの期待に応えるというDNAを築いてきました。おかげで、ロンドンのアパートの一室から、わずか4カ月で200機の試作品を発送できたのです。この経験から、即実行・納品の精神を学びました。弊社はサプライチェーンの構築にも力を注いでいて、しかるべきパートナーとの間で良好な関係を確立しています。それに何よりも、私たちは人々をハッピーにすることに情熱を燃やしています。それは、お客様の期待を満たすことから始まるのです。


オープンエデュケーションを取り戻す


同社はさらなる支援を望んでいます。クライン氏は、Gigaomに次のようなストレッチゴールを約束してくれました。


  • 100万ドル達成で、Kano BlocksとPong LessonのWeb版を公開
  • 150万ドル達成で、Kano BlocksのiOS版およびAndroid版を公開
  • 200万ドル達成で、2014年の11月末までに、アドオンのロボットキットを提供


クライン氏は、「Kanoが次世代を担う子ども達の教育だけでなく、世界中のコミュニティを変えるきっかけになったら」と、壮大な夢を語ってくれました。氏の目はすでに、ロボットや通信などの、次なる拡張キットに向けられています。これが実現すれば、もっとたくさんのツールを提供できるようになるでしょう。Raspberry Piが本来目指していたこの種のオープンエディケーションは、理系人材不足の問題解決につながると氏は考えています。

「これは、業界の収益構造とは別次元の話。すべてを自前でやらなくとも、遊び心や使いやすさを高めていけるところが、オープンソース企業ならではの喜びです」。


How an open-source computer kit for kids based on Raspberry Pi is taking over Kickstarter|Gigaom

Lauren Hockenson(訳:堀込泰三)

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