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印南敦史  - ,,,,  07:30 AM

やりたいことを見つけたいときは、やりたくないことを排除する

やりたいことを見つけたいときは、やりたくないことを排除する

働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。


「働く理由がわからない」「わかってはいるのだけれど、モチべーションを維持できない」「働くことは好きだけど、いまの会社は向いていない」などなど、「働く」ことについて悩んでいる方は少なくないはず。でも『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』(戸田智弘著、ディスカヴァー・トゥエンテイヮン)は、なかなか答えを導き出せない人になんらかのヒントを与えてくれるかもしれません。

黒澤明、養老孟司、ドラッカー、パスカル、村上龍、本田宗一郎、マザー・テレサ、松坂大輔、堀江謙一、ヘレン・ケラー、織田信長、サン・テグジュペリ、マジック・ジョンソン、橋本治、ゲーテ、ケインズ、曽野綾子等々、さまざまな分野の「人生の先輩」が残した言葉を引用し、そこに著者の考え方を絡めた内容。その中から、「やりたくないことを考える」に目を向けてみましょう。



「やりたいこと」は幻想


私は、やりたくないことは絶対にできない性分だったのです。それを自覚するようになり、やりたくないことを長い時間かけてひたすら排除してゆき、そうして残ったたったひとつのもの、それが私の本当の「やりたいこと」でした。

中島義道『キャリアガイダンス No15』(リクルート)(80ページより)


多くの場合、「やりたいこと」には現実感が乏しく、「空想」や「幻想」にすぎないケースが多いもの。一方、「やりたくないこと」の大半は体験や経験に基づいて導き出されるため、現実感がある。だから「やりたいこと」を考えるよりも、「やりたくないこと」を考える方が有効だと著者は記しています。

また「やりたいこと」(=やりたい仕事)を思いついたら、その仕事について少し調べてみるといいそうです。ポイントは、「その仕事をするためにはどんな苦労があるか」。なぜなら「やりたい仕事」と思っていても、そのなかには必ず「やりたくないこと」は含まれているはずだから。

そこで「やりたい仕事」をするために、そこに含まれる「やりたくないこと」を我慢できるか、できないのかを考え、できないのなら、その「やりたいこと」を仕事にするのはあきらめた方がいいとう考え方です。(81ページより)


まずは受け入れる


自分はどういうふうに生きたいのか。(中略)
この設問は大げさなばかりでなく、具体的な答えを出しにくいんだな。
あまりに範囲が広すぎるし、すべて自分の思いどおりに行くものじゃないということも承知しているしね。
自分はこういう生き方だけはしたくない。
この方が、具体的な答えを、はるかに出しやすい。それでいくつかの答えを出して、消去していくんだ。そうするとね、次第に範囲がせばまっていって、すこしずつ、軸になるべきものが見えてきたりする。

色川武大『うらおもて人生録』(新潮文庫)(84ページより)


日本には3万種類の仕事があるのだとか。また海外で働くというチャンスもあります。しかし自分の能力や性格、家族の状況、いま住んでいる場所、仕事に表したい価値観などを考えていくと、選択肢はそれほど多くないということもわかります。つまり自分が背負ったさまざまな条件によって、生きるうえでの制約を受けているということ。

それに選択肢が多ければ多いほど恵まれていると言えるわけではなく、選択肢が多いほど迷いの幅も広がり、不安も大きくなる。また選択肢が多いと自分の力が分散されてしまい、時間とエネルギーが薄められてしまう。

だからこそ重要なのは、自分に与えられた条件をまずは受け入れること。そして、その条件のもとで自分の仕事をデザインしてみる。現実とかけ離れた観念に惑わされることなく、「ここではないどこか」に自分の人生の意味を求めるのでもなく、あくまで「今、ここ」に目を向けるということです。(85ページより)


初版は2007年7月ですから、発行からすでに6年もの歳月が過ぎています。にもかかわらず読んでいて違和感を覚えないのは、普遍的な言葉ばかりが集められているから。迷ったときにはぜひ一度、手にとってみてください。


(印南敦史)

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