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長谷川賢人長谷川賢人  - ,,,,  06:00 PM

「Facebookを使った新卒採用」を担当する彼女は学生のどこを見ている?:連載・新しい就活(2)

「Facebookを使った新卒採用」を担当する彼女は学生のどこを見ている?:連載・新しい就活(2)

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「採用は会社のファンづくり。私は彼らの相談相手であり、フォロワーなんです」

澤田千紘さん、あだ名は「サワディ」。日本最大級の会員制転職サイト「ビズリーチ」など、インターネット事業を企画・運営する株式会社ビズリーチで新卒採用担当を務めています。彼女のワークスタイルをひと言で表すなら「ずっとFacebookを開いている人」。とはいえ、遊んでいるわけではありません。澤田さんはFacebookで学生とコンタクトを取り、やりとりをした上で選考をしているのです。その結果、2013年卒の学生7人を初めての新入社員として迎え入れました。

「メッセージの受信箱は大変なことになっています。詳細の検索もできないし、フォルダも分けられないし、Facebookは本当になんとかしてくれないものか...」と苦笑い。なぜなら、常時30人くらい、述べ200人もの学生と連絡をとり、時には個人的な相談にも乗っているというのです。その中には、選考過程の人はもちろん、残念ながら採用には至らなかった人も含まれているといいます。でも、なぜ澤田さんはそれらの人ともやりとりを続けているのでしょう。

そして彼女は、Facebookで学生のどこを見て、何を参考にしているのか。みんなからお姉さんのように慕われるサワディ流のFacebook採用術、その裏側をインタビュー。Facebookを就職活動に役立てるポイントも見えてきました。


選考に至らなかった学生とも連絡を取り続ける理由


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澤田さんがやっているFacebook採用、その中身はシンプルかつ「実直」です。就職イベントで会う、同僚や内定者に紹介される、あるいは澤田さんからメッセージを送ってやりとりがスタート。澤田さんは自分を「面接官というより面談をする人」だといいます。学生にどういう指向性やバックグラウンドがあり、どのように働いていきたいかの話を聞く。その結果、ビズリーチではなく他社を勧めることもある(!)のだとか。その姿はまさに、頼れるお姉さんとして学生には映るはず。

やりとりをする学生には2パターンいるのだそう。選考から落ちたらまったく連絡をしないか、落ちても連絡を取ってきてくれるのか。澤田さんは選考結果に拘わらず、連絡をくれた学生にはちゃんと向き合って相談に乗ります。


澤田さん:夜中にメッセージがきても、既読にしたらなるべくすぐ返すようにしています。こちらの印象も良くなるでしょうし、真剣な相談も多いですから。そのやりとりの中で、ビズリーチにもっと興味を持って好きになってくれると、今度は友達を紹介してくれたり、話を聞いた周囲の子が面接を受けに来てくれたりするんですよ。

あとは、「○○くんから優秀な人がいると聞きました。ぜひ一度お会いしませんか?」とこちらからメッセージを送ることもありますよ。


ビズリーチは「何をするかではなく、誰とやるかを大事にしている」と澤田さん。この価値観を共有できる人が、社員として集まっているのも強み。だからこそ、まずは率先して澤田さんが「ビズリーチの澤田さん」としてFacebookでのやりとりを重ねているのでしょう。


彼女はFacebookで学生のどこを見ているのか?


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澤田さんはやりとりをする中で、学生の投稿なども見ているそうです。選考を進めたい、あるいはスカウトしたくなるのはどのような人かを聞いてみました。まとめると、以下の3点。


1.どのような興味関心があり、どんな仲間といるのか

たとえば、IT系のネタが多いなど、どういう記事をシェアしているのか。友達とはどういった会話を交わしているのか。その中でどんなことを考え、どんな仲間といるのか、指向性やバックグラウンドを読み取る。


2.どのような密度でコミュニケーションをとっているのか

友達の人数は関係なく、コミュニケーションの密度が大切。投稿に「いいね!」を押してくれている人や、どういうコメントがついているのかを見る。たとえば、社会人が多ければ「年代が離れた人ともきちんとコミュニケーションをするタイプなんだ」となり、同年代であっても他大学の人であれば「縦のつながりは見えないけれど、横のコミュニティづくりに取り組んでいて、行動範囲は広そう」となる。


3.行動力があり、伝える力をもっているか

ビズリーチの社員にとって必要なのは「行動力」。なおかつ「決めたことをやりきっているか」も大事。だからこそ「思い立ってこんなところに行ってみた!」と写真付き投稿をしていると興味をひかれる。さらに、感じたことや考えたことをきちんと文字に残して、伝えたいことをしっかり伝えられているかを見る。


「採用」ではなく、いかに「会社のファン」をつくれるか


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前職では人事や総務などを務めていた澤田さんが、ビズリーチへ入社したのは2012年。高校の先輩でもあるCTOの竹内さんに「一度、会社へ遊びにきたら?」と誘われ、足を運んだのがきっかけです。同じように澤田さんはいま、学生にはFacebookで「会社へ遊びに来てね」とアプローチをしています。


澤田さん:ビズリーチは「見に行きたい」と言ってくれれば「どうぞ」とお迎えします。会社や仕事を案内したり、就活の相談があれば話も聞きます。やりとりを重ねるうちに、社員とゲストが月1回集まるピザパーティへ来てもらったり、なるべく多くの社員に会ってもらったり、入社前からビズリーチそのものや、会社の考え方に触れて、好きになってもらうんです。結局のところ「採用はファンづくり」だと思っていますから。


澤田さんをはじめ一緒に働きたい社員がいて、オフィスの空気や仕事を理解し、気持ちが固まった段階で内定を出す。働いたことがないけれど肌感覚で「働く姿」を想像できる。そのおかげか、内定を受けた後の辞退はほとんどないそう。この「理解度」は面接や説明会を経ただけではなかなか難しいでしょう。


Facebookは「自由にデザインできる履歴書」になるのだと思う


就活をする上で履歴書は避けては通れません。いま学生のあなたなら、書く内容も形式も決まっていて、差異を出すのはなかなか難しいと感じているはずです。「履歴書だけで自分の何がわかるのだろう」という疑問もあるでしょう。

一方で、澤田さんのように、あなたを深く見てから採用の判断をする人もいる。Facebookは現実世界とウェブをつないで、あなたのことを語ってくれる存在、「自由にデザインできる履歴書」にもなるのです。Facebookをもっと取り組んでみようかなと感じた人に、ここで澤田さんからのアドバイス。


澤田さん:Facebookで文章を書く練習をしていると、まったく何もしない人よりも書く力がつくはず。文章力は"会話力"にもつながりますよ。ちなみに、「コメントをもらおう」と狙って書いたものより、思ったことをちゃんと書いたものの方が読んだ人の心を動かしますよ。


澤田さんが学生とやりとりしているところを横で見ながら、「仕事する"仲間"を集めるための採用なんですね」と私が言うと、「そうです。まるで、ビズリーチは『ONE PIECE』みたいな世界で生きています(笑)。この船に乗ってほしい人、乗りたい人は誰なのかを、お互いに選んでいるんです」。

この採用方法は一括してたくさんの人数を雇うのには向きません。でも、だからこそ、一員となった暁には同じ方向へ進んでいける仲間になる。ビズリーチが事業を拡大し続けているパワーもそこに潜んでいるのでしょう。澤田さんは今日もFacebookを開いて、学生と話しています。新たな乗組員と出会うために。


日本最大級の会員制転職サイト ビズリーチ



(長谷川賢人)

illustration by ナカオ☆テッペイ

  • ,,,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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