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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,  06:00 PM

全社員で1カ月世界旅行、自然食ランチ、従業員はいらない...CRAZYのココロオドル働き方

全社員で1カ月世界旅行、自然食ランチ、従業員はいらない...CRAZYのココロオドル働き方

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はじめまして、ウォンテッドリー株式会社、広報の梅内と申します。この度、「より良い働き方」を考えるライフハッカーさんと協力し、社員が幸せに働けることを優先して考えている企業を取材、ユニークな制度などを紹介していく連載を始めることになりました。

ウォンテッドリー株式会社はソーシャル・リクルーティング・サイト「Wantedly」を運営し、世の中に「シゴトでココロオドル人をふやす」ためにサービスを提供しています。「シゴトでココロオドル」とは、「自分に合っていて、情熱を傾けられて、人から求められるようなシゴトをする」ということ。

でも、ある調査結果によると、日本だけでなく世界でもシゴトを楽しめている人は少ないようです。


7%の日本人しか今のシゴトを楽しめていない


2013年10月8日、米ギャラップ社が実施した大規模なグローバル調査「State of the Global Workplace Report 2013」の結果によると、仕事が嫌いな社員は、仕事が好きでやりがいを感じる社員の2倍も存在するといいます。もちろん政治や経済状況などは異なりますが、多くの人にとってシゴトが楽しめないものであるのは事実です。

142カ国23万人からなるこの調査によると、63%もの人が自分の本来持っている能力を引き出さず、最小限の努力しかしない。24%の人が、仕事が嫌で嫌でしかたがなく、それを表に出している。そして、13%の人しか仕事に意欲的ではありません。日本はというと、わずか7%の人しか今のシゴトを楽しめていない

社員が楽しんで働けないのは、社員のマインドセットがいけないのでしょうか? きっと、ちがうはずです。だからこそ、楽しく働くための環境作りに取り組んでいる企業があるのかを探りたい。そして、「より良い働き方(=ココロオドル働き方)」に対する気付きを、この記事をお読みいただく方にお届けできればと思います。


第1回は株式会社CRAZYへ!


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今回は、完全オーダーメイドのウェディングを提供する「crazy wedding」を運営している株式会社CRAZY(旧社名「株式会社UNITED STYLE」、2014年7月2日に社名変更)を訪問しました。「世界でたった1つの結婚式」を作り上げるCRAZYには固定観念に囚われない制度がいくつもあります。今回は「朝・昼・晩に自然食を提供」「年間1カ月休みが取れる」「個人事業主制度」を中心に、ブランドマネージャーの山川咲さん、プロデューサーの長谷川嶺さんにお話を伺いました。


経営の一番の目的は食べること、そして健康であること


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左から、長谷川さん、山川さん


── 第1回の取材先は必ずベンチャー企業ならではの制度を取り上げたいと決めていました。社員数が少ないからこそ成し得る、企業カラーあふれるユニークな制度がいかに社内のココロオドル環境づくりに結びついていくのかなと。CRAZYさんのユニークな制度は、企業理念に沿って構築されていますね。たとえば「自然食の提供」、これは朝・昼・晩とやられているんですか。


「メインはお昼で、会社負担です。夜は希望者を対象に300円で提供しています。基本的には、社員みんなで一緒にごはんを食べるようにしていて。今後は朝ごはんと、おやつもやろうと思っています」


── 300円...安い。3食をつくるのは大変そうですが、専属のシェフみたいな方がいらっしゃるのでしょうか?


「はい。作っているのは同じ人で、ある社員の奥さんなんです。実は、その方には隣の隣の部屋に住んでいただいています(笑)。むしろ、そういうことができる物件を探していたんです。オフィスビルに入らないという基本理念がありまして、3000件以上もの候補を見て、やっとたどり着いたのがこのマンションです」


──「マンションの一室」というと、ついベンチャー企業が狭い部屋で仕事をしているイメージですが、違いますね。執務スペースはもちろん、この打ち合わせルームの内装もとても凝っています。


「生きるように働く、働くように生きる。そのために空気を大切にしたいんです。生きることと働くことを分離しないために、オフィスビルには入らない。でも、オフィスビルの方が全然コストは安いんですけどね(笑)」


── 最近は「まかない」を出している企業もありますが、社員で食卓を囲むようになったのはいつぐらいからですか?


「創業当時からです。経営の一番の目的が、食べること、そして健康であることなんです。お昼ごはんは私たちの文化そのもの。ごはんを優先できないぐらい余裕が無い働き方をしているということは、仲間とも向き合えません。これはすでにシステムとして設計しているので、今後も絶対に変えません」


── 全員でごはんを食べる。一般的に考えると、社員数が増えたら難しいのでは?


「現在、常時20名ぐらいでご飯を食べているのですが、多くなったら多くなったで、キッチンを大きくして、給仕さんを増やします。なぜできないのかではなくて、その実現のために何ができるのかを考えるのが大切だと思います。それはごはんだけでなく、『誰が言ったか』ではなく『よいものであれば何でもやる』というスタンスです。新卒の子に言われたことで全員がハッして反省会をするとか、いろんなことが起こります」


休みたいと思うなら、それを実現できるように考えるだけ


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── 年間1カ月の休暇が取れる「Great Journey制度」。一般的な企業では考えられないですよね。


「休むという概念から考えると、本当に1カ月休みを取ったらいけないのでしょうか? 休みたければ休めばいい、その代わりに仕事はちゃんとやってねって思うんです。その分のお給料は出ないけれど、もしどうしても休みたいと思うなら、それを実現できるように考えるだけです。"生きる"ということも同じじゃないでしょうか」


── 本当に1カ月も休みが取れるのでしょうか?


「取れます。1カ月半休みを取った人もいます(笑)。でも、みんな『働きたい』と思っているんですよね。これは社是ではないですが、『1ミリでもやりたくないと思ったらやらなくていい』という方針があります。ですので、シゴトにしても強制的にこれをやってくださいみたいな働き方にはなりません。性善説的に人を信じて、仕組みにして、財産もみんなで分かち合うという考え方です」


ある程度のランクまでいくと「評価制度」から外れる


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── 「個人事業主制度」について教えてください。説明には「経営者に従って生きる人は必要ないと考え、個々人が自立できるように、ある一定レベルをクリアすると全員個人事業主として働くようになります」とありますが...。


「言い方が難しいのですが、独立支援制度みたいな感じです。新卒で入社すると、まずは規定の評価制度の中に入り、ちゃんとひとりのビジネスマンとして成長させていきます。ですが、ある一定のところまでランクが上がると、独立した事業主になります」


── 働き方もフリーランスに近い形でしょうか。


「そうですね。その人には講演などをするフリーランスとしての自由度は保ちつつ、CRAZYと一緒に事業をするイメージです。もともと創業時から『人は評価をされたくないし、そもそも人を評価なんてできない』という考えがあって、そこから解き放たれるために個人事業主制度が生まれました。だから、評価されない代わりに、成果でつながるようになります。

ただし、成果にはこだわりを持っていて、常に『世界一の企業レベル』のアウトプットを求めています。単純に楽しいだけではなく、意識の高いメンバーと仕事ができることも、この会社の自慢です。そういうメンバーだからこそ、まだ創業して1年弱ではありますが、初年度から売り上げ1億円を超えて、黒字発進できているのだと思います」


── 社員から外れるとマインドの共有が難しくなるのでは?


「前提として、これまでは企業の都合に寄り添わせようとする強制力があり、そのための人事制度があり...と、いろんなことで人を縛っていたと思うんです。でも今は、自分のやりたいこと/なりたい姿を、自分が選択した場所で実現できるのではと人々が感じ始めている。そういう時代において、「こうだ」と強要することはもはやナンセンスなのかなと。だから、私たちが大事にしている『地球とともに生きる = "style for EARTH"』という経営理念に共感して、それを大事にできる人が自然と集まってくるようにしています」


── 経営理念にもあった「共通理解」ですね。


「そのための実践的なノウハウが2つあります。1つはちゃんと共感している人を採用すべきということ。やや繰り返しになりますが、CRAZYは会社ではないとよく言うんです。会社ではなく、"style for EARTH"という"STYLE"を持った人たちが"UNITED"した集合体こそが、CRAZYなのだというのが大事。

もう1つは環境づくりが大切だということ。仕組みやシステムでマインドをいかに共有するか。CRAZYは創業時から、毎月1回は全日で、3カ月に一度は2泊3日の研修をして、共有するための時間を取っています。今度は全社員で1カ月かけて世界旅行研修へ出かけます。行く先々で、社員ひとりずつが地球と向き合って、経営理念をみんなで体験する。旅のゴールは創業の地であるパタゴニアです。

その点でいえば、お昼ごはんも、マンションに住むのも、100年使えるテーブルを手作りするのも、すべてが仕組みで、プレゼンテーション。それらの仕組みをいかに作り、芸術的に散りばめるかが『経営』です。毎日の節々からマインドが伝わっていくように、タネを社内にたくさん置いておくんですよ」


社員の気持ちは「ランチ」と「握手」で感じ取る


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── Wantedlyにとっての「シゴトでココロオドル」を、CRAZYさんなりに定義すると、どうなるでしょうか。


「今日このマンションへ来るときに坂を登りましたよね? 朝、あの坂を登っている時にワクワクした予感がある、月曜日を憂鬱に感じない、それはシゴトでココロオドっているんだなと思います。あと、私たちにとっていま一番大きな事業は結婚式ですが、1組を半年くらいかけて作り上げていくのもあって、参加したスタッフが感動して泣いている時でしょうか(笑)」


── 社員がココロオドっているかを、日々どのように把握しているんですか?


「お昼ごはんを一緒に食べていれば大体わかります。あの子は気分が落ちているなとわかれば声をかけられる。あと、私たちは毎朝、社員同士で目を合わせて握手をするようにしているんです。すると、微妙な変化に気づけます。このスキンシップが大事」


── では最後に、今後導入したい制度はありますか?


「やっぱり、食事ですね。朝ごはんとオーガニックのおやつを提供したい。お菓子って、デスクワークをしているとつい食べちゃう人がいますよね。よくあるお菓子の成分に含まれているものを考えると、食べること、そして健康であることを大切にしている立場からすれば、オーガニックのおやつを提供したいと思っています」


「人として生きるために何が重要なのか」を見つめてみる


生きるように働く。当たり前だけど、なかなか実現できない。

CRAZYがなぜシゴトでココロオドっているか。それは、人間が本質的に必要としているものが何かを問いかけ、その答えを偽らず、実現するための取り組みを導入したからだと思うのです。

会社の規模や売り上げではなく、純粋に「人として生きるために何が重要なのか」。これだけにフォーカスをおいて制度を構築する。ココロオドルということを、シンプルに考えれば考えるほど、答えは見つかるのかもしれません。


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オリジナルウェディングの新ブランド|crazy wedding (クレイジーウェディング)

(梅内望未/Wantedly

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