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堀込泰三堀込泰三  - ,  06:00 PM

人付き合いが苦手だった私が、苦手意識を克服して起業できた理由:出会いをゲーム化する

人付き合いが苦手だった私が、苦手意識を克服して起業できた理由:出会いをゲーム化する

ネットワークはゲーム


ロブ・メイさんは、Googleアプリなどのクラウドベースサービス向けにバックアップを提供する「Backupify」の創設者。今から10年ほど前、当時エンジニアだったメイさんは、必死でビジネスについて学んでいました。そのころのメイさんには、エンジニア以外の知り合いはいなかったそうです。

メイさんは、起業家とのつながりが必要だと考えました。でも、「ネットワーク作りは苦手で、大きな疲労を伴いました。それにまだ若かったので、成功を収めた40代半ばの人と話すことは、脅威ですらありました」

そんなある日、幸運が訪れます。自閉症の子供たちと働いている姉と話していたときのことでした。「自閉症の子供たちは、社会性を持つことが得意ではありません。『彼らのやる気を促すには、何でもゲームにするのがいい』と姉が話してくれたんです」

メイさんは、同じ方法が自分にも適していると考えました。ネットワーク作りをゲームにしてしまえば、苦手意識を克服できる。それだけでなく、関係構築もうまくなるのでは。

こうしてメイさんが考案した、"ネットワーキングゲーム"のルールを紹介します。人とのつながりで問題にぶつかったら、ぜひ参考にしてください。



1.クエストに備えよ


ネットワークづくりのイベントに向かう前に、あらかじめ3つの話題を用意しておきます。当時フロリダに住んでいたメイさんは、ケネディスペースセンターに近いという土地柄から、NASAについて話せばほぼ間違いなかったそうです。同じ理由で、マーリンズの話題も鉄板だったとか。


2.会話3回でクエストコンプリート


誰も知らないイベントでは、手持無沙汰で立ち尽くすことが多かったメイさん。そこで、「会話3回はマスト」というルールを決めました。「誰でもいいので、3人に近づきます。3人と話して何も得られなければ、その場を去ることに決めました。会場に10分しかいられなくても気にしません」


3.クエストを振り返る


イベント終了後は、その日の成果を記録しておきます。盛り上がった話題や有望な会話に発展したイベントなどを、あとで振り返るためです。


4.コンプリートした5つのクエストのうち、ベストなものに再挑戦


5つのイベントに参加したら、その中でもっとも成果が高かったひとつを選び、そこに戻ります。「イベントに1回行くたびに不満をためこむのではなく、長期戦略としてとらえ、リストにして残しておくのです」


5.レベルアップ


こうしてメイさんは、"ゲーム"内でのレベルを上げていきました。会話を続ける方法を他者から学び、イベントへの参加を続けるうちに顔見知りも増え、だんだん苦手意識がなくなっていったのです。やがて、ゲームの新しい目標を設定する時期が訪れました。

「当初の目標は、すべて定量的なものでした。たくさんのイベントに行って、たくさんの会話をする、という具合に」。次のレベルでは、もっと選択的になることを目指しました。たとえば、パネルディスカッションのあるイベントで、ディスカッション終了後に交流タイムが設けられた種類のものが自分に向いていると知ったメイさんは、その種のイベントに集中することに決めたのです。

今や、ビジネスを支えてくれる人物とつながることが、すっかり上手になったメイさん。「もう、3人と話すことが目的ではありません。今は、見込み投資家などのパートナーを見つけることを意識しています」


Hate Networking? Turn It Into a Game | Inc.

Minda Zetlin(訳:堀込泰三)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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