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itou  - ,,  08:00 AM

うそ、憎しみ、あきらめ...何事も思い通りにいかない世界で、あなたを助ける「悪役の特質」

うそ、憎しみ、あきらめ...何事も思い通りにいかない世界で、あなたを助ける「悪役の特質」

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ヒーローはさまざまな「美徳」を備えています。正直、正義、勇気などのことです。親や教師たちは子どもに美徳を植え付けようとやっきになっています。美徳は、社会制度や道徳規範にも刻みこまれています。また、美徳とは何かを追求する「徳倫理学」という広範な学問体系もあります。

美徳があれば「良い子」だと褒められます。しかし、美徳はそれほど素晴らしいものでしょうか? 時には「毒」になるのでは? ヒ素は死に至る毒薬ですが、水を大量に飲んでも死んでしまいます。有害物質だけが毒になるとは限らないのです。害のない物質だって摂りすぎれば毒になります。

綺麗ごとにだまされないでください。ヒーローのような美徳を備えた人物が、本当に目指すべき理想像なのでしょうか? 時には「悪役」に学ぶこともあるのです。



「正直」だけが良いことなのか?


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「いつも本当のことを言いなさい。うそはいけません」

誰もがそう言います。たしかに、うそは単なるミスとは違います。うそは意識的なものです。うそつきは、真実を知っているのに、わざとそれを歪めて伝えます。現実や真実をもてあそんでいるのです。一方、真実は純粋で清潔です。それはヒーローの特質です。ヒーローは真実だけを話します。うそをつくのは、恥ずべき何かをもっている人だけです。ヒーローには恥ずべきことなどありません。

しかし、完全に純粋な人など存在するでしょうか? バットマンだって恋人に正体を隠しています。完全な正直さを求める世界は、私たちが住める世界ではありません。また、住むべき世界でもありません。もちろん、政府のスパイ行為やプライバシー侵害に怒るのは正当なことです。しかし、家族や友人に対しても完全に正直であるべきでしょうか? 言わないほうがよいことだってあるのでは? たしかに、うそは多くの場合悪い結果につながります。とはいえ、絶対に悪だとも言えません。逆に、正直がいつも正しいとも限りません。ナイフを振り回す狂人があなたの友人を探していたらどうしますか? 正直に友人の居所を教えますか?


「全人類への愛」なんて不合理。憎しみはパワーにもなる


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まず、映画や小説、ゲームについて考えてみます。誰かが「私はすべての映画(小説・ゲーム)を愛しています」と言ってきたらどうしますか? きっとあなたは真剣に受け取らないでしょう。すべての映画を見るのは不可能だし、すべての映画が同じ価値を持つはずもありません。「全人類を愛す」という言葉も同じくらい不合理です。一方で、「憎しみ」は常に悪だと考えられています。憎んではいけない、ただ愛しなさいと言われます。

しかし、本当にそうでしょうか? 愛という概念は、それに値する人や現象にのみ与えられるべき貴重な資源です。「全人類を愛す」なんて、愛の乱用なのでは? 歴史上の、または現代の最悪な人物を思い浮かべればわかります。彼らは憎しみに値こそすれ、愛には値しません。

憎しみは重要なツールです。愛と同じく無制限に使ってはいけませんが、憎しみを正しく使えば、よりよい結果を得ることもできます。あらゆる聖なるものを憎んだ作家のクリストファー・ヒッチンズ氏はこう言っています。


憎しみは、毎朝ベットから飛び起きて、一日中動きまわるエネルギーを与えてくれる。多少荒っぽいエネルギーではあるがね。


さまざまな人がいます。憎しみをうまく活用できる人もいます。そして、無制限の愛は、無制限の憎しみと同じくらい悪いものです。


希望は時に害悪となる。大切なのは「証拠」


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ネバーギブアップ! 現実がいかに過酷でも、断固として未来を信じる決意は素晴らしいものです。誰もが「希望を持て」と言います。オバマ大統領も2012年の勝利演説でこう言っています。


私はずっと信じてきました。希望とは私たちの内側にある頑固な何かであると。そして、内なる希望は、不利な証拠がどれほどあろうと、必ずよき未来がやってくるのだと叫び続けています。


なるほど。しかし、これは間違っています。大事なのは「証拠」です。希望を持つとは、物事がすべてうまくいくのだと自分をだますことです。この場合のうそは害悪です。成功する根拠もなく、ただ希望を語って何になるのでしょう? 「希望を持て」とは、「願望を持て」と同じ意味しかありません。願望ならすでに十分持っています。

善良な人々は希望を与えたりはしません。そのかわり、物事がうまくいく「証拠」を見せてくれます。人々に希望を与えないでください。そうではなく、あなたを信じるに足る根拠を示してください。ヒーローはいつも「希望を持て」「あきらめるな」と言います。しかし、あきらめることが正しい場合もあるのです。

世界は私たちを助けるために存在しているのではありません。現実がいつも味方してくれるとは限りません。もちろん、邪魔ばかりするわけでもありません。現実は、ただ無関心なだけです。行動し、物事を変える責任は私たち自身にあります。希望を唱えるだけでは何も達成できません。現実から目をそらすだけです。そうではなく、挑戦せよ、粘り強くあれ、と言うべきなのです。希望は(この耳ざわりの良い言葉は)、役立たずであり、ときに害悪でさえあります。

一方、悪役の特質とされているもの、「うそ、憎しみ、あきらめ」が役に立つこともあるし、必要な場合もあります。何事も思い通りにはいかないこの世界においては。


Tauriq Moosa (原文/訳:伊藤貴之)
Images via Anna Fischer, naga_zmeyuka, JD Hancock, and CalamityJon (flickr).

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    香川博人

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