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ゲストライター  - ,  09:00 PM

「結婚してもまたシェアハウスに住みたい」シェアハウスのホントのところを入居者に聞く(4)

「結婚してもまたシェアハウスに住みたい」シェアハウスのホントのところを入居者に聞く(4)

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前回に引き続き、最近、ライフスタイルの選択肢のひとつとして浸透しているシェアハウスの実態をリポートしたいと思います。

今回も実際にシェアハウスに住む人へのインタビューを通して、メリットやデメリット、実際の生活でのエピソードをお聞きしました。

今回インタビューに登場いただくのは、旅作家で料理冒険家のとまこさんです。


とまこさんは、2011年から横浜市内にあるシェアハウス「コンフォートたまプラーザ」に入居しています。元は大手企業の社員寮だった4階建ての同物件には約150室の個室があり、学生や社会人、外国人入居者を含め、20〜50代が暮らしています。


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同物件の家賃は平均8万5000円(居室によって異なる)で、キッチンやトイレ、ランドリールーム、シャワールームといった水回りはすべて共用。最寄りの東急田園都市線あざみ野駅のワンルームの相場が7万円弱なのに対し、やや割高な印象ですが、家賃には光熱費が含まれ、個室にはベッドや冷蔵庫などの家具・家電が備えつけられています。


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また、1階に大勢が集えるラウンジや大型キッチン、さらには80インチの大型スクリーンを備えたシアタールームの他、ヨガや展示会などができる多目的スペースが完備されています。


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女性冒険家はなぜ、シェアハウスを選んだのか


学生時代からバックパッカーとして世界中を旅して回っていたとまこさんは、大学を卒業し旅行代理店に就職。秘境の地での添乗員勤務を経たのち、「100万円貯まった」のを契機に退職して南米に向けて旅に出ます。

ハネムーンの様子をまとめたイラストエッセイ『気がつけば南米』(アクペクト刊。南米行きの飛行機に乗るため向かった成田空港までの道中、入籍したのだとか)や、その後の旅を綴ったフォトエッセイ『離婚して、インド』(雷鳥社刊)、その他レシピとエッセイからなる『世界一周旅ごはん』(朝日新聞出版)などを手がけています。


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──そもそもシェアハウスに入居したきっかけは何だったのですか?

とまこさん:2年程前に離婚がきっかけでインドに旅に出て、帰って来る場所がなかったからです(笑)。


──もしかしてさみしがり屋ですか?

とまこさん:そうだと思います。学生時代は恋人と同棲して、その後結婚して夫と住んでましたし、旅先でもゲストハウスを利用していたので、常に誰かと交流している方が楽しいですね。


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──150人近いシェアメイトがいて常に誰かが同じ屋根の下にいる環境って、いかがですか? 気に入っていますか?

とまこさん:(即答して)心から楽しいです。とはいえ、ひとりで過ごす時間もかなり重要で、たとえば仕事柄、朝から原稿を書いたり料理の試作をしたり、写真を撮ったりするときには部屋に籠っています。

すべての仕事を終えて夜中にほっとしたいときに、階下(ラウンジ)におりれば気軽にみんなに会えるという環境がすごく嬉しいですね。


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──確かに、普通のひとり暮らしであれば、思いついたときに人に会うのは難しいですね。メールや電話、SNS、もしくはせいぜいスカイプを使うくらいですものね。

とまこさん:そうなんです。仕事が終わって、ほっとしたいときに誰かにひと言「疲れた」って言いたくなることってあるでしょ? 以前はツイッターなどで「おつかれ〜」と返信をくれた人に惚れそうになってたぐらいでした(笑)。それがシェアハウスだとドア1枚隔てるだけで繋がって、自然に声をかけてもらえる。そんな何気ないやりとりが日常的にできることに安心しますね。


──他に、日頃感じるシェアハウスのいいところってありますか?

とまこさん:ありますよ。シェアメイトのメンバーで協力して、ひとつの作品を完成させることができたんです。


──どんな作品なんですか?

とまこさん:もともと私は、手作りのぬいぐるみに「とまピヨ」と名付けて、旅先でその写真を撮りまくっていまして。

そういうマスコットがあると、旅先での写真がおもしろくなるんですが、そのキャラクターに興味を持ったシェアメイトのデザイナーや作曲家たちが、半年がかりで遊びながら『とまピヨ物語』というタイトルの動画を作ってくれたんです。それも、自然発生的に。


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──仕事のように構えた感じではなく、仲間内の軽いノリでごく自然に作品が生まれたということですね。

とまこさん:そうなんです! 普通、友達とこういう作品を作るにしても、みんな忙しいなか時間を合わせて会ったりしなくちゃならないし、大変じゃないですか。


──確かに、内輪で「これやろう」と盛り上がってもその場限りで、実現しないこともよくありますよね(笑)

とまこさん:それからこのシェアハウスは外国人の入居者も多いので、シェアハウス内でいち早く「ハーレムシェイク」をやろうと言い出したこともありました。


──それはおもしろそうですね。とまこさんの場合は、「旅作家」という仕事柄、さまざまなトークイベントにもよく招かれているようですね。

とまこさん:旅関連のイベントでよくお声がけいただいています。学校に伺う機会もあるのですが、小学校から大学まで幅広くって。小学生に向けて世界の広さ、面白さをお話ししたり、就職に悩む大学生に夢に向かって突き進んでもいいんだということを伝える機会も増えていますね。


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──そういう意味でもシェアハウスに非常にフィットしているし、仕事上メリットも大きいですよね。他にシェアメイトとはどんな交流があるんですか?

とまこさん:これはプライベートな事なんですけど、遠距離恋愛中の恋人とSkypeでケンカした後、怒りを抱えて興奮気味に「こんなこと言われてさ!」と、下(ラウンジ)に下りて行ったんです。そのとき、男性のシェアメイトの冷静な意見を聞けてすぐに心が落ち着いて、あっさり解決できたことも。普通はなかなか夜中に男友達を呼び出したりできないですからね(笑)


──入居者みんなと仲が良さそうですけど、なにか会食やイベントを開いたりもするんですか?

とまこさん:日常的には、時々シェアメイトたちとラウンジに集まって飲んだりしています。それからこの夏、バスを貸切って泊まりで旅行に行ってきました。まるで毎日が修学旅行みたいです。


──では逆に、シェアハウスのデメリットを感じることはありますか?

とまこさん:(ここの設備にはシャワーしかないので)湯船がないこと。それから、部屋の壁紙が薄いことですね。それに、このシェアハウスにいると婚期が遅れると思います。寂しさは恋人を作る原動力のひとつだと思うんですが、それがまったくない。一番大きなトラップだと思います(笑)


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──いま恋人はいらっしゃるということでしたが、結婚したらシェアハウスを出ますか?

とまこさん:実は今の恋人は、元々ここに住んでいたシェアメイトだったんです。今は事情があって遠距離恋愛中ですが、私の仕事の都合もあり、今はシェアハウスを出たくないですね。結婚して子供ができても住めるような、ファミリータイプのシェアハウスがあればいいなと本気で思っているぐらいなんです。


SNSより濃い交流が、身近にある


今回、とまこさんのお話を聞いて、もしも単身者でも、ささいなことを共有できるシェアメイトが身近にいれば、ツイッターなどのSNSの使用頻度も低くなるかもしれないと思いました。

たとえば、仕事後、疲れてほっとしたいときに、部屋から出てシェアメイトと顔を合わせて、「疲れた」「お疲れさま」と声をかけ合うとき。そんなやりとりがあるだけで、かなり気分転換できると思います。

またこんなエピソードも。ある日、シェアメイトから借りた本を帰宅途中の電車で読み、その内容にいたく感動したとまこさん。シェアハウスに帰ってから、すぐに本を貸してくれたシェアメイトにお礼とともに本の感想を伝え、夜中まで意見を交わしたこともあったそうです。同じ屋根の下に気軽に相談できる友人や感性の合う友人がいたら、わざわざ心の叫びをひとりツイートする必要もないと思うのです。

もちろん、シェアメイト内ですべての交遊をまかなうというのは極端な話ですが、とまこさんのように、シェアメイトの外にも中にも広くて深い交流があることが、日々の生活、引いては人生も充実させてくれるのは間違いないようです。


とまこ/旅作家・料理冒険家

文字と写真と絵と料理で旅を表現するアーティスト。明治大学在学中にバックパッカーデビューし、卒業後は秘境添乗員に。退社後に南米へ旅に出る。テレビ、ラジオ、講演会などでも活躍中。インタビューに記載以外の著書に「スゴイダイズのやさしいごはん」(双葉社)など多数。2014年2月には『おむすびワールドトリップ』を出版予定。


(庄司真美)

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    香川博人

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