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堀込泰三  - ,,  06:00 PM

進路に迷う若者へ:チェックボックスライフから抜け出して自分の翼を見つけよう

進路に迷う若者へ:チェックボックスライフから抜け出して自分の翼を見つけよう

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99U:心理学者たちはいま、「成人期」の開始時期の定義を25歳に延期しようと真剣に考えているそうです。その理由は、若者が成人期というチェックボックスにチェックを入れ始めるまでには、ある程度の時間がかかるから。私もこれには賛成です。



チェックボックスライフという弊害


若者がロジカルな考えも持たずに職を転々とすることは、まだ成長の準備が整っていない証として、一般的には悪いことだとされています。大学を卒業した多くの若者が、あまりの選択肢と不確定要素の多さにパニックに陥るのが、最近のキャリア事情といえるでしょう。

この種のパニックは、起こるべくして起こっています。5歳から22歳の間は、大局的な選択肢があらかじめ用意されていて、長い目で見なくても次のチェックボックスをチェックしていくだけで生きていけるもの。これを私は「チェックボックスライフ」と名付けました。私たちは、小学校入学、卒業、中学校入学......大学卒業、就職と、順にチェックを入れていけばいいだけです。

そんな私たちが、チェックボックスがない事態に初めて遭遇すると、選択肢の多さにおびえてすくみ上ってしまうかチェックボックスを探しに元の場所に戻るか、どちらかの反応をします。無限の可能性という恐怖を避けて大学院に進んでみたり、大学時代の勉強と「つじつまが合う」だけの仕事に就いたり。

でも、私はあえて、別の考え方を提唱したいのです。「目的がない」ことは間違っていないのだと。チェックボックスライフにより植え付けられた短期的思考は、経済学者のデビッド・グレーバー氏が言うところの「くだらない仕事」に行きつくことが多いものです。くだらない仕事とは、「なんとなく」選んでしまい、ただ働き続けることだけが目的のような仕事。自分のためにならず、ただ周囲の期待に応えるだけの仕事。ただ、チェックボックスをチェックしていくだけの仕事......。技術の進歩や社会の生産性向上に伴い、この種の仕事が増えていきます。

若者は残りの人生を、押し寄せる自動化とアウトソーシングの波を振り切るために走り続けるしかありません。我が道を行くことは、すばらしいことであるだけでなく、生きていくために必要なことでもあるのです。


君は世界にどんな影響を与えられるのか


つまり、何かを成し遂げるためには、キャリアに終わりがないことを受け入れて、好奇心によって成功への道を切り開く必要があります。そのために私たちは、生来の能力と目標を切り離して考えなければなりません。かつては、自らのスキルや能力を把握し、それに見合った職業を見つけるのがよしとされていました。でも、今を生きる私たちには、まず「自分は世界にどんな影響を与えられるのか」という壮大な質問をしてから、時間をさかのぼっていく方がいいと思います。つまり、キャリアのリバースエンジニアリングをするのです。これには時間がかかります。間違えることもあるでしょう。古臭い心理学者はこれを「後期青年期」と呼ぶかもしれません。でも、これほど理にかなった選択もないと思うのです。

古臭い考えしかできない人たちを混乱させるようなキャリアパスほど、良いキャリアパスです。なぜなら、仕事に必要とされるスキルやツールはめまぐるしく変わり、今や、かつてないほどの速度で、新米から専門家へと成長できるのです。Amazonのジェフ・ベゾスCEOは、これに似た「mission over skill」という考えを社内に導入しています。


既存のスキルは、いつか必ず時代遅れになります。時間をさかのぼって働くためには、新しい能力の習得と、新しい筋肉のトレーニングが必要です。最初の一歩がどんなに不快で不格好に感じても、気にすることはないのです。


目的を見失ったときは、パニックを避けるのではなく、受け入れるべきです。なぜならそれは、本当にやりたいことを見つけるためのプロセスだから。他者の期待というプレッシャーに押しつぶされて逃げようとしても、避けて通れないものはあるのです。

「自分は世界にどんな影響を与えられるのか」という壮大な質問に、簡単には答えを出せません。世界に自分の居場所を見つけるのは時間がかかる作業なので、ときには短期的な痛みが伴うものなのです。


自分の翼を見つけるには


「Y-Combinator」の創設者であるポール・グラハム氏は、Inc. Magazineにおいて、同社のインキュベータープログラムに訪れる若者の最大の問題点を次のように語っています


彼らは、自分たちがどれだけ自立できるかを把握できていません。小さいころから将来何になるべきかを両親に言われて育ち、学校では指揮命令系統の整った組織の一員となり、社会に出ても会社から命令を待つだけ。巣の中のヒナのように、食べ物が与えられるのを待ちながら、口を開けているだけなのです。だから、彼らにはこう伝えます。「僕らは君たちのボスじゃない。責任を担っているのは君たちだ」と。それでおじけづいてしまう人もいれば、社員になってくれる人もいます。中には翼を見つけ、羽ばたいていく人もいます。自分の翼を見つけさせるには、崖から落とすほど最適な方法はないのです。


今の自分にはあまり多くの義務がないと感じていて、次に何をすべきかわからないのであれば、それはチャンスです。周りの人たちと逆方向に進めるチャンスを、大いに楽しんでください。もしかしたら、これが義務に縛られずに済む最後のチャンスかもしれません。プレッシャーに負けて逃げ出してしまっては、チャンスをドブに捨ててしまうようなもの。自分にとって大事なことを思う存分やらなければ、キャリアの本当の目的を見失ってしまうでしょう。

いつだって、次のチェックボックスがあなたを待っています。でも、そこでぐっとこらえて我が道を歩み始めたあなたなら、もう元の場所に戻ろうとは思わないはず。私は、そう信じています。


A Troublemaker's Manifesto: The Benefits of Wandering | 99u

Sean Blanda(訳:堀込泰三)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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