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印南敦史  - ,,,,,  07:30 AM

「日本一のホワイト企業」を成功に導いた秘訣は「徹底した差別化」

「日本一のホワイト企業」を成功に導いた秘訣は「徹底した差別化」

常識をひっくり返せばメシの種はいくらでもある


確かに、大手証券会社のなかには引っかかったところも何社かあったようだ。だが、少なくともおれの知り合いでリーマン・ショックに引っかかった奴やつなんて一人もおらんぞ。具体的にそんな人を知っている人がいたら、連れてきてほしいものだ。

それにもかかわらず、誰がそんな訳のわからない屁理屈をひねり出したのか知らないが、考え出したヤツは天才だ。絶対、文化勲章をもらうべきだ。(29ページより)


正直なところ、表紙のアートワークは「読む気にさせる」ものではないと思います。しかし目を通してみると、「おれ」口調で書かれた内容は文句なしにおもしろい。それが『常識をひっくり返せばメシの種はいくらでもある』(山田昭男著、こう書房)です。

著者は、昭和40年(1965年)に「未来工業」という電設資材をつくる会社を立ち上げた人物。初年度は社員の給料も払えないような状態だったものの、8年後には月の売上が1億円を超え、今年3月期のグループ総売上は314憶1600万円になったのだとか。そしてそれは、「とにかく"差別化"を推し進めた結果」だったのだそうです。第3章「『差別化』で自分を伸ばす10のヘンな発想法」から、いくつかを引き出してみます。



その道のプロを目指せ!


創業者としてその権利があることはわかっているものの、著者はあえて細かいことは口出ししないようにしているのだとか。そして、社員にはこう伝えているのだといいます。


「おれにはすべてに口を出す権限はあるけれどもその能力がない。だから営業以外タッチしない。おまえらがやってくれ。おまえらがその道のプロになれ。おれは、その部分でプロになる気はない。お前らがプロになればいい。そのためには勉強しろ」(144ページより)


そして、「自信過剰なバカ人間になるな」ともつけ加えています。未熟なうちから能力を過信するようでは、チャンスをつかめるはずもない。あくまで、「自他ともに認められる能力を身につけるための努力を忘れてはならない」ということです。(142ページより)


常に考えろ!


著者が社員に「常に考えろ!」と言い続けているのは、考えに考え抜いたアイデアは、必ず人を感動させ、心を打つものだから。そしてその努力が、自分を本当の意味で"差別化"することへとつながっていくといいます。(146ページより)


もちろん箸にも棒にも引っ掛からないようなアイデアも多い。だが、たとえバカげたことに思えるようなことでも、常に考え続けることが大切なのだ。さもなければ、ピカッと光る発想なんて出てこない。(149ページより)


幸せは自分たちでつくりだすもの


不景気が続くなかで激化する低価格化競争に、著者は疑問を投げかけています。


考えて欲しい。安くして利益を確保できるのか、できなければ社員は食べていけない。じゃあ、値下げに見合うコストを下げるために、社員のクビを切るのか、それとも給料を下げるのか......。冗談じゃない。それでは何のために会社をやっているのかわからないことになる。(155ページより)


だから「横並びの理屈」で値下げすることに徹底的に抵抗し、より付加価値の高い商品、つまり高く売れる商品をつくることを考え、それをいかに営業するかを考えるのだとか。そして、それは人の生き方にも通じるといいます。(154ページより)


必要となるのが、「人と一緒だなんてつまらない。何か人と違うことをしよう」という「へそ曲がり」の発想であり、挑戦心である。(157ページより)


知恵と手間とコストをかけるべし!


お客さんにウケるためには、知恵と手間とコストをかけることが鉄則。その労を惜しむようでは、"差別化"していくことなどできるはずがないというのが著者の主張。だからこそ、未来工業の商品すべてにも工夫が凝縮されているのだそうです。、そして、個人個人が社会人として認められるためにも、人として成長していくためにも知恵と手間とコストをかけるべきだといいます。(158ページより)


一朝一夕に、人からびっくりされるほど成長することなどあり得ない。なにより不断の努力を続けていくことが求められる。その自己研磨の努力が、自己向上へとつながり、自分を"差別化"することになるのである。(161ページより)


このように言葉ひとつひとつが情熱的。それでいて嫌味を感じさせないのは、著者が実際に、「残業禁止」「ホウレンソウ禁止」「年間休日140日+有休40日」という「日本一幸せな会社をつくった男」だからかもしれません。


(印南敦史)

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