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佐藤ゆき  - ,,  11:00 AM

実録・借金返済ののち10年勤めた会社を辞め、フリーランスとして独立するまでにやったこと

実録・借金返済ののち10年勤めた会社を辞め、フリーランスとして独立するまでにやったこと

脱サラして独立.jpg


数ヶ月前、わたしはマーケットリサーチ企業の仕事を辞めて、自宅で仕事を始めました。会社員を辞めて、パーソナルファイナンスコーチとして独立したのです。

9件のクライアント、2万2000ドル(約220万円)の貯金、そして5000ドル(約50万円)のビジネス用口座を元に。以下に、独立するまでにわたしが実行したことを紹介します。


独立前の準備期間


独立までの道のりのスタート地点は、6年前にさかのぼります。当時、わたしは3万ドル(約300万円)の借金を返済したばかりで、お金の使い方を大きく変えた頃でした。最後のカード返済を終えたとき、わたしはこんなことは2度と繰り返すまいと胸に誓いました。

借金返済の経験を友人に話したところ、何人かの友人がわたしにこっそり尋ねてきました。お金のやりくりの仕方を教えてほしい、と。当時、わたしは本と経験だけに基づいて、お金に関する勉強をしており、ファイナンスに関する正式な教育は受けていませんでした。

自分がファイナンシャルアドバイザーでも何でもないことを周囲に正直に伝え、当然投資に関するアドバイスはしませんでした。わたしは借金という困難を乗り越えて、個人的な状況を改善させた1人の女性に過ぎなかったのです。

わたしは自分の経験や知識を他の人に進んで共有していました。ですので、妹がお金をテーマに講義をしてみればどうかと提案したときには、賛成しました。最初の講義には、自分の友人と、そのまた友人である10名の女性が参加しました。

趣味として始めたものが、少しずつ、情熱をもって取り組みたいと思える大きなものへと成長していきました。夜間のワークショップでも教えはじめ、自分に個別にアドバイスを求める人も増えていきました。家計の設計や支出の計画を手伝う「マネーレディー」という愛称で知られるようになりました。

家計のやりくりについてアドバイスがほしい、確定申告の方法を教えてほしい、といった友人からの相談がきっかけでアドバイスを与える機会が増えていきました。大学院に行きたいから1万ドル(約100万円)を貯蓄する方法を教えてほしいと相談されたこともあります。こうしたことが積み重なって、実際にクライアントを得るようになったのです。

お金に関する知識や情報は、とても繊細なテーマなので、もっとしっかりしたスキルを身につける必要があると感じていました。ですので、わたしはニューヨーク大学で資格を取りました。奇跡的なことに、わたしがとった授業は当時務めていた企業から授業料返済の対象として承認を得ることができました。

3年かけて、少しずつコーチングとコンサルティングのスキルを身につけたあと、わたしはこれをフルタイムの仕事にすべきだと心に決めました。自由に時間を使いたかったですし、45分の通勤時間も節約したかった。そしてなによりも、もっと多くの人の力になりたかったのです。夜や週末の限られた時間だけを使って相談に乗るのではなく。マーケットリサーチ業界での仕事に10年間たずさわったあと、変化を起こす準備が整いつつありました。


いつ、行動を起こすべきか


わたしは安全と確実性が大好きです。リチャード・ブランソンのようなタイプではありません。過去に味わった借金返済の苦難を2度と繰り返さないためにも、会社勤めを辞める前に、しっかりとした経済基盤を築いておくことを心に決めました。

確定申告、ボーナス、有給の払い戻し、そして毎月の給料から決まった額を貯蓄するといったことを通じて、1年半で2万2000ドルの貯金を作りました。会社を辞める準備をし始めたころ、結婚をしました。わたしは、1年間の家計支出のうち自分の出費分を賄える分を貯蓄しました。そうすることで、独立後の最初の1年間、自分の収入が不安定であっても夫にプレッシャーを与えなくて済むからです。

夫は常に協力的でした。わたし達は、独立のタイミングについて毎晩話し合いました。その結果出た結論は、ファイナンスコーチとしての仕事依頼で平日のスケジュールがいっぱいになるほど、仕事が充実したときに独立すべき、ということです。また、もし独立が成功しなくても、マーケットリサーチの業界に戻ることができるほどの経験も積んでいました。

6年前に3万ドルの借金を返済したあとも、カード払いをできるだけ抑え、自分の事業を立ち上げる際にもローンは組みませんでした。「投資」という名目の貯蓄用口座をつくり、事業の資金口座として使うことにしました。その口座のお金を使って、コンサルティング業を始めるために必要な知識を得たり、自分のサイトの立ち上げたりしました。準備に必要な資金を、勤めている会社の給料から捻出した現金で支払うようにしていました。

わたしは、できるだけ早く独立できるように多くの顧客を惹き付ける努力をしました。とは言うものの、コンサルティングが趣味から仕事になった途端、不安と緊張を感じるようになりました。友人同士の口コミを超えて、自分のサービスを売り込むのは大変でした。出会った人に再度連絡をとるのがこわかったのです。金額の話をするときには、冷汗をかきました。しかし、独立のためにはこうした不安や恐怖を乗り越えなければならないことも分かっていました。わたしはコーチを雇い、こうしたスキルを学びました。

顧客を得るために、24時間体制で働きました。大変でしたが、とても楽しかった! 普段よりも1時間早く、7時までには起きるようにし、グリーンティーを片手にパソコンの前に座り、ブログのコンテンツを書いたり、顧客にメールを書いたり、講演会の提案をしたり、事業を運営するためのノウハウを勉強したりしました。8時前、シャワーを浴びる前に顧客と電話をすることもありました。その後に、会社で1日仕事をしたのです! ワークショップや講演、顧客との面談は夜や週末にこなしました。

こうしたことを8カ月間続けたのち、決断を迫られるときが来ました。当時は、フルタイムのきつい仕事を2つこなしていたようなものです。わたしは燃え尽きつつありました。顧客からの問い合わせにも、十分な時間をとって対応できていませんでした。2台の自転車をこぎ続けるには、力が尽きかけていました。決断を下すときが来ていました。


長年勤めた会社での最後の日


独立する準備は万全か、改めてチェックをしました。仕事のほとんどは、自宅でこなすことができます。ですので、オフィスを構える必要はありません。健康保険に関しては、民間の保険に入ることを夫と検討しましたが、夫の加入する保険に入れてもらうのがもっとも良いという結論に至りました。毎月の差額は夫に支払うことを約束しました。また、定年後に必要な資金を計算し、毎月一定額を貯蓄することにしました。節約をしていたので、積立金は以前の額よりも最初は少なくしますが、徐々にその額も膨らんでいくでしょう。

会社を去る日、とってもワクワクしていましたが、同時に寂しさも感じました。自分のホームとも呼べる、6年間たずさわった仕事を去るのはつらかった。同僚から「休暇を取るの?」と訊かれたときには、笑ってしまいました。「休暇?」わたしは返しました。「まさか。来週もぎっしり予定がつまっているのよ!」

月曜の朝、予定が詰まったスケジュールを控え、上司のいない環境でノートパソコンを広げた瞬間は、本当に興奮しました。ブログを書き、週の後半に控えていたラジオインタビューの準備をしました。3名の顧客からの電話を受け、そして顧客候補と面談をしました。

経済的には、自営業になることは、予想していたほどの大きな変化はありませんでした。もっとも大変だったのは、キャッシュフローの仕組みをつくって、毎月の収支を予測することでした。わたしはエクセルを使って、顧客からの収入見込みと毎月の支出を管理しました。そうすれば、1つのファイル上で毎月どれほど稼ぐべきかを検討することができます。その月の目標額に達成したら、残りの分は翌月に回すようにしました。また、会社勤めをしていた頃と同様に、電話代、通信費、光熱費、食費、駐車料金、不動産ローンを払っています。

割と変化が大きかったのは「娯楽費」でした。美容院や洋服にかけるお金など、個人的なお小遣いのための費用です。今のところ、娯楽費は以前の半額に抑えています。支出額を細かく管理する必要があるからです。それでも、収入が安定するまではこうした我慢をすることは苦ではありません。時折、ネイルの手入れができさえすれば、事業が軌道にのるまではどうってことありません。来年の4月までには、利益を出したいと考えています。

現時点でのもっとも大きなチャレンジは、売り上げに波があるときでも常に自信を持ち続けることです。夏のバケーションの時期に、電話が全く鳴らないようなときにも。自信を失いそうになったら、自営業を営んでいる友人やすばらしい夫に話を聞いてもらうようにしています。

今のところ、この挑戦はとても楽しいものです。近いうちに会社勤めに戻る予定はありません。1日を柔軟に使えて、経済的な浮き沈みのある状況を改善していく試みは、やりがいに満ちています。


How I Did It: I Left My Corporate Job to Work for Myself | LearnVestP

Jill Bierne Davi(原文/訳:佐藤ゆき)

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