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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

友だちにお金を貸してくれと頼まれたら?:1年後の100万円の価値を考えよう

友だちにお金を貸してくれと頼まれたら?:1年後の100万円の価値を考えよう

日本人が教わらなかった 知っておきたいホントに大事なお金の話


世の中には「お金」がテーマの情報や本があふれています。「◯◯するだけで1億円儲かる!」「カリスマ××が教える××術」「給与が倍になる△△な働き方」...挙げだしたらきりがありません。しかしこれらのほとんどが、お金の貯め方、儲け方などのノウハウに偏っていて、お金の本質にはふれていません。そして、次から次にあふれ出る情報に、多くの人々が振り回され、ときには「オイシイ儲け話」にだまされます。(「はじめに」)


こうなってしまうのは、お金についての「本質的な知識が圧倒的に不足しているからだと、『日本人が教わらなかった 知っておきたいホントに大事なお金の話』(佐伯良隆著、高橋書店)の著者はいいます。

つまり本書は、お金についての大事な話を改めて学び、自分で考え判断し、決断するクセをつけるために書かれた書籍だということ。では、お金の本質を理解するとはどういうことなのか? 2章「お金と『時間の関係』についての大事な話」に目を向けてみます。



100万円の妥当な利子


この章で著者はまず、質問を投げかけてきます。


ある日、友人があなたにいいました。

「100万円貸してくれない? 1年後に105万円にして返すから」

さて、今度はどうしますか? 友情という心理的な要素を抜いて考えてみてください。(23ページ)


不確実性を考慮


単純に考えると、100万円あれば海外旅行に行けますし、豪華な食事や買い物もできます。しかし友人にお金を貸すとなると、それらをあきらめなければなりません。

1年たてば5万円増えるとはいえ、感覚的には「何か」を犠牲にしている気がします。その「何か」の正体とはなんでしょうか?

仮に、友人に100万円を貸す代わりに、銀行に預金するとすれば、わずかですが利息を得られます。もし利息が1%なら、今日の100万円は1年後には101万円です。しかし別の言い方をすれば、友人にお金を貸すことで、銀行から利息を得るチャンスを失う(経済学でいう「機会費用」)。そして1万円の利息を得る機会が失われるとしたら、少なくともその分を友人からもらわなければ割が合わない。その点、友人は「1年後には105万円にする」と言っているので、悪くない条件かもしれません。

しかし、ここで考えなくてはならないのが「本当にお金を返してくれるかどうか」。未来のことはわからないので、1年後のお金の価値を考えるには、その不確実性も考慮しなければならないわけです。

お金の世界には、将来のお金の価値を今日の価値(「現在価値」)に換算する(「割り引く」)という考え方があるそうです。つまり友人が返済を約束した1万円も、現在価値に割り引く必要がある。そのために必要なのは、「機会費用」と「不確実性」をどう考えるかということ。


[105万円(友人から来年もらえるお金)]/[1.01(1+1%)(1+機会費用)]=103万9603円


さらにここから、不確実性の分も割り引かなければなりません。ここでは仮に、友人が約束を守れなかったりやぶったりする可能性が10%あるとイメージし、10%割り引きます。そしてこの不確実性に先ほどの機会費用1%を足すと、合計11%を割り引かなければならなくなります。


[105万円(友人から来年もらえるお金)]/[1.11(1+11%)(1+機会費用+不確実性)]=94.6万円(現在価値)


つまり「現在価値」で考えると、1年後の105万円は今日の約95万円の価値でしかなく、友人に100万円貸した瞬間に、お金の価値は5万円減ることになるわけです。

将来のお金を現在価値に換算する際に使う利率を、専門的には「割引率」といい、そこには先の機会費用と不確実性が含まれるといいます。


[割引率]=[機会費用]+[不確実性]
[現在価値]=[将来のお金の価値]/[(1+割引率)](27ページより)


この割引率の考え方は、複雑な金融の世界においてもっとも基本的なルールだとか。そして「現在価値」や「割引率」を考える際のイメージは、わかりやすくいうと次のようになるそうです。


あなたの前に、1メートル間隔で4人の自分が縦列に並んでいて、それぞれ1万円札を頭上に掲げているところを想像してみてください。この1メートルを、それぞれ1年という期間に見立てます。(28ページより)


時間とお金の関係を「見える化」


上記のような場合、1万円札は奥のものほど小さく見えるはず。これがまさに、現在と将来の1万円の価値の大きさ。手前(現在)の1万円札の方が、その後ろ(1年後)の1万円札よりも大きく見える。それだけ割り引かなければならないわけで、だからお金と時間は切っても切れない関係だということです。(以上22ページより)


本書では以後も、お金の「殖やし方」「守り方」「稼ぎ方」「使い方」、さらには「経済」や「幸せ」との関係性などがわかりやすく解説されています。ぜひ手にとってみてください。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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