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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

リアル版「カイジ」にならないためにお金を守る必要性を学べ!

リアル版「カイジ」にならないためにお金を守る必要性を学べ!

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『カイジ』といえば、主人公の伊藤開司(いとうかいじ)が、多額の借金を抱えたことをきっかけとしてギャンブルにのめり込んでいくさまを描いた大人気漫画。きょう紹介する『カイジ「命より重い! 」お金の話』(木暮太一著、サンマーク出版)は、そんな『カイジ』をモチーフに、経済ジャーナリストである著者がお金を「使う知識」と「守る知識」について解説した「お金の教科書」。


普通では考えられないほどのダメっぷりを発揮しているカイジをみて、みなさんは「これはマンガの中の話だ」「カイジはバカだ」「こんなクズと俺は違う」......そんな風に思っているのではないでしょうか。

でも、私は、カイジに起こったことが決してマンガの世界の話ではなく、現実に起こっていること、また誰にでも起こりうることだということを知っています。
(20ページより)


いったいどういうことなのでしょうか。私たちの日常にも関連がありそうな、いくつかの項目を引き出してみます。



宝くじの当選者はなぜ不幸になるのか?


宝くじで高額賞金を手にした人の多くが不幸になる理由は、経済学の「限界効用逓減の法則」によって説明できるのだそうです。限界効用とは、「そのとき、そのときに感じる満足感」。そして逓減とは、「だんだん減っていく」という意味。つまり満足感はだんだん減っていくということ。

過酷な労働を終えて1カ月ぶりにカイジが飲んだビールは「悪魔的に」ウマかった。その魅力に負けたカイジは、結局ビールを4本も買ってしまいます。ここで注目すべきは、4本目のビールが悪魔的にウマかったか否か。現実的には「限界効用」が「逓減」しているため、本数を追うごとに満足感は下がっていくわけです。そして、「もっと多く!」「もっといいものを!」とさらに上を望むようになっていく。

つまり満足感が下がっていくにつれて「さらに上」を目指すようになるため、もっと豪華ではないと前回と同じ満足感を得られなくなるのです。宝くじに当選した人は「さらに上」に手が届くので、豪遊はどんどんエスカレートします。ついには永遠に満たされることのない欲望に自らはまり、当選金額をすべて使い果たすまで「上」を望み続けてしまうというわけ。これこそが不幸になる理由です。


クレジットカード会社は、なぜ「分割払い」を勧めるのか?


クレジットカード会社が個人向けに行うビジネスは、


クレジットカードの年会費
カードで買ったときの手数料(買い物金額の5%程度)
カードローン(一般個人にお金を貸すビジネス)


など。

しかしクレジットカード会社にとって、手数料ビジネスよりも圧倒的に儲かるのはカードローン。いわゆる「キャッシング(金貸し)」の売り上げです。キャッシングには抵抗感もあるのでそれほど多くの人が利用するわけではありませんが、借金としてのイメージを軽減させるもうひとつの方法として人気なのが「リボ払い」。カード会社への支払いを「毎月◯万円だけ」と決め、支払い終わるまで期間を延長する方式です。

毎月の返済額が減ることは借り手にやさしい契約のように見えますが、リボ払いにするということは、支払いを先延ばしにしているということ。毎月の返済額が少なくなればなるほど、返済し終わる日は遠くなり、それだけ利息も高くつくことに。

また、新たに買い物をすれば先延ばしする返済総額は増えます。しかし今月の返済額そのものは増えませんから、返済期間ばかりがまた長くなる。すると支払うべき利子が増え、ほとんど利子だけ払い続ける状態が続くということです。

いわばクレジットカード会社はできるだけ長い間、借金してもらいたいからリボ払いを勧めているというわけ。消費者金融利用者は、9割がリボ払い方式でお金を返済しているそうです。そして返済ができなくなり、借り手は多重債務者の道にまっしぐら、というわけです。

これらは数あるエピソードの一部ですが、たしかに読んでいると、『カイジ』は決して他人事ではないということがわかるはず。説明もわかりやすいので、最悪の事態を招かないためにも読んでおいて損はない書籍だと思います。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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