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印南敦史  - ,,,,  07:00 AM

社長のバイクレース参加が、社員の士気を高めたという実話

社長のバイクレース参加が、社員の士気を高めたという実話

『何度転んでもゴールする やりきる力と競争心の育て方』


『何度転んでもゴールする やりきる力と競争心の育て方』(中西俊之著、こう書房)の著者は、営業職を経て独立し、IT企業「ビジネスラリアート」を立ち上げた人物。システム開発、モバイルサイト、決済代行事業を中心に急成長させ、地元の京都を拠点に、東京、沖縄、上海、ベトナムへと事業を拡大しているそうです。

しかしその一方には、18歳から始めて22歳で断念したオートバイレースの世界に35歳で復帰し、2007年からはアマチュアレーサーの甲子園といわれる「鈴鹿4時間耐久ロードレース(鈴鹿4耐)」に出場し続けているという素顔も。そればかりか、チーム運営は社員総出で行っているのだといいます。

そのかいあって、2012年には過去最高の8位入賞も。つまりはコミュニケーションが苦手であるはずのIT企業の若手社員が、積極的に社長をバックアップしているわけです。そして結果的には、社員のレース参加が離職率の低下に結びつき、社員のなかに競争心や諦めない気持ちが芽生えたのだとか。

にわかには信じがたいような話ですが、なぜそのような結果が導き出されたのでしょうか? 第1章「時速250kmの世界で見えたもの」から、いくつかを拾ってみます。



チームワークなくして勝利はない


「個人的な趣味」としてバイクレースを続けていた著者が2007年に鈴鹿4耐への参加を決めたとき、社員たちが「手伝いに行ってもいいですか?」と自分たちから言い出したのだそうです。そしてこのとき以来、社員総出の鈴鹿4耐は同社の恒例行事となったというわけですが、注目すべきはレースに参加しはじめてから、会社そのものが「強い組織」になったこと。


『失敗するとロスが生じる』程度の作業であれば、全部社員に任せている。みんな団結しますよ。こうしたチームワークがなければ、8位という好成績も生まれませんでした。(中略)明確な目標を定めて、決められた時間内にそれぞれが役割をこなしていく。1人がミスをすればチーム全体の仕事に響く。サーキットで身につけたこうした感覚が、社員たちの働き方を変えてくれました。
(22ページ)


バイクレースのサポートを通じ、社員の責任感が培われていったのなら、それは素敵な話です。


競うことは本来楽しい。


いまどきの若手社員は「競うことを嫌う」といわれますが、著者が経営するビジネスラリアートに、そういう社員はいないそうです。理由は、社員みんなでレースに参加していれば、誰かと競い合うことが日常になるから。だから争いたがらない若手も、すぐに競争を楽しめる社員へと生まれ変われるわけです。


そういった場に身を置いているうちに、競争することはいいことなんだ、競争は楽しいことなんだと身に染みてわかってくる。いまどきの社員も変わります。誰かと競って勝つことを自分の喜びとする負けず嫌いな社員に生まれ変わるんです。

(28ページより)


サーキットという特殊な環境が、若い世代を変化させるということ。


レースを始めて離職率が低下


ここで注目すべきは、筆者が社員にレース参加を強制したことはないということ。それどころか、週末ぐらいはきちんと休んでほしいという気持ちもあるといいます。ところが実際には、ほとんどの社員が休日返上で参加するのだとか。そしてそれが「仲のよさ」や「同じ目標を持つこと」に繋がり、結果的にはレースを始めてから離職率が低下したのだそうです。これについては大切なことが書かれているので、少し長いですがご紹介しておきます。


IT企業というものはもともと人間関係が希薄です。基本的にドライな人間関係が好まれるところで、オフィスは会話がなく静か。誰かが困っていたら助けるという文化もないので、ミスをフォローしあうこともない。

当然、会社に愛着を持つこともなく、どんどん社員が転職していく。かつてのビジネスラリアートも、まさにそのとおりの会社だったと思います。

しかしいまは、真逆の会社に変わっています。別に友だち付き合いをしているわけではないのですが、社員同士のコミュニケーションが格段に増えているのです。もともと話さない、大きな声を出さない、隣の席の人間ともチャットでやりとりするような人間の集まりだったのに、いまはワイワイとにぎやかな職場に。
(36ページより)


もちろん、同社の成功例はすべての企業に応用できるものではないかもしれません。しかしそれでも本書のなかには、コミュニケーションが希薄になりがちな時代に必要な、組織運営の理想的なあり方が示されているように思えます。また、それ以前に読みものとしても楽しみがいがあるので、ぜひ手にとってみてください。


(印南敦史)

  • ,,,,,,, - By

    庄司真美

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