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印南敦史  - ,,,,  08:00 AM

「会社をやめるべきか」を決める方法

「会社をやめるべきか」を決める方法

『最高の自分をつくる人生の授業』


最高の自分をつくる人生の授業』(キム・ナンド著、梁田順子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、3万2千人の秀才が集まる韓国のエリート校であるソウル大学において、最も早く受講希望者が集まる人気ナンバー1教授。前作『つらいから青春だ』もベストセラーとなりましたが、世界10カ国で270万部を超えた同書についてのエピソードが、本書の巻末で語られています。


その本の隣に『つらいから青春だ』が置いてあった。ぼくは勇気を出して聞いてみた。知らない人に、ぼくの本について聞いたのは初めてだ。

ぼく この本は読んでみた?
学生 いいえ。
ぼく この本、知ってる?
学生 はい、知ってることは知ってます。でも、読んでません。
ぼく どうして?

彼はぼくの目をまっすぐ見て、堂々と答えた。

学生 キム・ナンドって、好きじゃないから。
ぼく ......。この人、知ってるの? どうして好きじゃないの?
学生 あの、ぼくは深みのある本しか読まないので......。

言葉を失ったぼくは、ぎこちなく笑ってから、一言言ってその場を離れた。

ぼく そうか。次はもっと深みのあるものを書いてみるよ。

ああ、ぼくはいつになったら深みのある本が書けるのだろう......。
(298ページより)


つまり本書は、そんな著者の思いを軸に書かれた新刊だというわけです。はたして著者は今回、深みのある本が書けたのでしょうか? 第2章「社会の中で自分を活かす」から、いくつかを拾い出してみましょう。



「会社をやめるべきか」を決める方法


誰しもが何度かは直面するであろうこの問題について、著者は「状況によって違うから、一言で『これが答えだ』というものはない」と前置きしたうえで次のように記しています。(123ページより)


一般論として答えるなら「今の会社にもうがまんならない」という理由ならもう少しふんばるべきだ。「やりたいことがあって胸がどきどきする」なら勇気を出して職場を去ればいい。情熱というのはあなた自身にしかわからない。
(123ページより)


「本気で愛することができ、魂をもっと高い次元に導いてくれる何か」は、ある日突然現れるものではない。それは塔をつくるように自分自身で積み上げるものだ。だから、ただ「満足できない」という理由で辞表を出すのは、自分自身に対しても無責任なのだ。
(124ページより)


自分の思いが漠然とした逃避ではなく、人生の跳躍だという確信が持てたなら、「決定的瞬間」がやってくると著者はいいます。だからこそ、その瞬間のために、「愛していないのなら去り、去らないのなら愛せ」という言葉を支えにしながら、ゆっくり急いで準備すべきだとも。


人生でいちばん楽しいことは?


「人生でいちばん楽しいこと」とはなんだろう? ──この問いに対し、著者は「成長すること」だと答えています。理由は、この平凡な答えの中にすごい秘密があるから。(134ページより)


人は自分が成長していると感じるとき、大きな喜びを感じる。(中略)スポーツでも同じことが言える。ゴルフやビリヤード、マラソンといったスポーツは、一度はまるとやめられない中毒性があるという。この3つのスポーツの共通点は"成長がはっきりと数字で目に見える"ということだ。競技としての勝ち負け以上に、これまでの自分と比較してどうなったかが興味の対象になる。(中略)学び、成長することは、競争で勝つより楽しいのだ。
(135ページより)


つまり、趣味やスポーツで成長が喜びになるなら、仕事も同じはずだというわけです。むしろ仕事のなかには、趣味やスポーツ以上の本質的な楽しみがあるはずだから。


人生の指標はお金か? 成長か?


自分と家族の生活に責任を持つためにお金を稼ごうと思えば、仕事は切実なものとなり、もっとがんばろうと思えるもの。しかし、収入の多い・少ないにとらわれてしまうと、仕事の奴隷になってしまうと著者は指摘しています。(139ページより)


重要なのは、収入の多い・少ないではなく、仕事に対する愛情と成長の楽しみだ。「未来の自分」に一歩一歩近づくとき、お金は自然とついてくる。だから、ほとんどの成功は、お金ではなく、成長を目標とすることで成し遂げられるのではないだろうか。


深みの有無は別としても、著者の表現がとても純粋であることは事実なので、そこが賛否を分けるところかもしれません。が、それは否定的な意味ではなく、ここからなにかを見いだせる人は確実に存在するはずだと思います。


(印南敦史)

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