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igarashi  - ,,,,  06:00 PM

今朝何食べたか思い出せない理由、大人になると時が経つのを速く感じる理由

今朝何食べたか思い出せない理由、大人になると時が経つのを速く感じる理由

記憶の「神隠し」

いつもの道を運転中、ハッと我に返ってあたりを見回すと、目的地に到着しているけれどそこまでの記憶がない──。

こんな体験、皆さんにもありませんか? 改めて考えてみると怖い話ですが、身に覚えがある人は多いはずです。こうしたときに何が起きているかを解説しましょう。

調べていくと、「記憶の神隠し」とでもいうべきこの状態は、誰しも思い当たるであろう心理状態と密接に関係していました。つまり、「子どものときに比べて、今はどうしてこんなに時間が経つのが速いんだろう」。そう思ったことがある人ならば納得のいく、ある考察を紹介します。



ルーティンは脳がすぐに「消化」できるので記憶に残らない


先述した運転時の記憶がなくなってしまうケースは、時間感覚が記憶と結びついているために起きる現象です。神経科学者のデビッド・イーグルマン(David Eagleman)氏は、毎日の通勤を例に、以下のように説明しています。


こうした現象は、いつもと変わらないスケジュールで仕事をこなしている平日や、車で勤務先に向かっている時によく起きるようです。

いつもと同じことをやっていると、後で振り返った時に、まるでその行動をとらなかったかのように時間が縮んでしまうのです。これに対して、「週末に今まで行ったことのない場所に遊びに出かける」といった、新しい体験を味わうと、終わったあとに「ああ、長い週末だったな!」と思うことでしょう。


こう思う理由は簡単です。私たちの脳は、情報を処理するのにかかる時間が長ければ長いほど、過ごした時間を長く感じるのです。逆に、いつもと同じ勤務先へクルマを走らせている時のように脳があまり働いていない場合には、時間はあっという間に過ぎてしまいます。

『Journal of Consumer Psychology』に掲載されたある研究によると、 ある事柄に注意を向ければ向けるほど、そのために費やした時間は長く感じられるそうです。「the Journal of the Association for Psychological Science」に掲載された別の研究でも、同じような結果が出ています。

最近で一番楽しかった日のことを思い出してみてください。その日の記憶を振り返ってみると、1日がまるで数日間のように長く思えるのではないでしょうか。では次に、朝の通勤のことを考えてみましょう。その時は渋滞にハマってうんざりしていたとしても、後になってみると、とても短い時間に感じられるはずです。

米誌『ニューヨーカー』の記事では、 デビッド・イーグルマン氏の発言を引用し、記憶と時間感覚の関係性について説明しています。


子供のころは夏が永遠に続くかのように思えたのに、大人になると自分でも気付かない間に歳をとっているのはなぜなのか、という質問に対して、イーグルマン氏は 「年齢を重ねると、時の経つのが速く感じられるようになる理由は説明が可能」と述べています。

世の中がなじみ深いものになってくると、脳に刻まれる情報の量が減り、結果として時間がより速く過ぎ去るように思えるというのです。


簡単に言うと、新たな経験をしている時は、時間がゆっくりと流れるように感じられるということです。職場に向かっている間は、この通勤時間がいつまでも続くように思えるかもしれませんが、いざ着いてしまえば、あっという間に終わったと感じることでしょう。

通勤時間はいわば、1時間の動画の中で数枚しか表示されないコマのようなものです。あとで再生してみると、10秒もあればすべて見直すことができます。これに対して、最高の休暇の場合は、より多くの思い出が「動画」を埋め尽くしていることでしょう。そのため、この動画を振り返るときには、通勤時間を振り返るよりもずっと多くの時間を要するのです。時間が本当に長くなったような気持ちになるのは、これが理由です。


では、どうすれば通勤時間をしっかり覚えておけるの?


記憶をなくさないために必要なのは自分にとっての「現実」を今までと違った目で見直し、もっと身の回りに注意を払うこと。たとえば以前紹介した「シャーロック・ホームズ式の思考術」にもあるように、観察力は練習次第で強化できます。また、自分の「コンフォートゾーン」から一歩踏み出す試みによって、否が応でも新しい記憶が生まれるはずです。そうなれば、時間をより高密度に把握できるでしょう。

注意力を鍛えるために科学者たちが使っている訓練技術、フィールドノート」という記事でも紹介したように、私たちの注意力には限りがあります。その貴重な注意力を新しいことの記憶に向けている時には、時間が過ぎるのが遅く感じます。逆に言うと、そうでもしなければ時はあっという間に過ぎ去ってしまうのです。そう、退屈な通勤時間と同じように。


Don't Worry, You Won't Remember Being Stuck in Traffic|big think
関連記事:人生をより良くする「シャーロック・ホームズ式の思考術」

Thorin Klosowski(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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