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igarashiigarashi  - ,,,,  11:00 AM

内向的な人と外向的な人がうまく共存するための方法

内向的な人と外向的な人がうまく共存するための方法

内向的な人と外向的な人がうまく共存するための方法


カール・ユングの『タイプ論』以来、内向的な人と外向的な人は根本的に違うという認識が一般的になりました。けれども、その隔たりに橋渡しをすることは可能です。今回は、この異なる性格のタイプを持つ人たちが共存していく方法についてお話ししましょう。

内向的な人は、たくさんの人々と交流することにしばしば大きなプレッシャーを感じます。逆に外向的な人にとっては、長期間1人で家にいるほうが落ち着かないものです。もちろん、これはあくまで、両者の概念を大げさに単純化した見方です。話を進める前に、まずはいくつかの定義を確認する必要がありそうですね。


「内向性」と「外向性」の本当の意味


人の内向性と外向性に関する話題をややこしくしている問題のひとつは、これらの用語の定義があいまいなことです。「内向的」とは、単に「人が好きじゃない」という符号ではありません。同様に「外向的」とは、多くの人と次から次へと会話するのがまったく苦にならないという意味ではありません。心理学研究の専門家ではない私たちにとって、内向性と外向性の違いをもっとも的確に定義する方法は、おそらく「どうしたら一番リラックスできるか」という質問に答えてみることでしょう。

あるブロガーは、次のように述べています


決定的な違いは、その人がどのように英気を養うかにあります。あなたにとって活力を一番得られるのはどんな環境ですか? ほかの人たちに囲まれることで元気になるのであれば、その人は外向的な人です。彼らは、1人で孤独に向き合っていると疲れを感じます。逆に、元気になるために1人で過ごす時間が必要な人たちは、内向的な人です。彼らは、大勢の人がいる環境に置かれると疲れてしまいます。


ちょっと別の見方をしてみましょう。内向的な人でも、英気を養う時間が取れて休養十分な時は、大規模で活発な社交の場にも(理論的には)対処できるはずです。同様に外向的な人も、望み通りに人々と交流できる刺激的な時間をたっぷり持てたあとなら、1人きりで家にいたとしても、それほどストレスにはならないでしょう。少なくとも、オフィスにこもりきりの1週間が済んだ金曜日の夜に、1人で過ごせと言われるよりはマシなはずです。

また、内向性と外向性は、右利きと左利きに似たものだと捉えれば理解しやすくなります。ほとんどの人には利き腕がありますが、右手で書く人でも、左手がまったく使えないわけではありませんね。同じように、外向的な人でも、一般に外向性とは結びつかない物事をこなせます。逆に内向的な人は、たとえ自然にふるまうことは難くても、外向性の求められる状況に、努力次第で適応できます。

あなたと違う考え方をする人との妥協点を見つけたい場合、一番大事なことは、一人ひとりに合わせて対応を判断することです。最悪なのは、相手がどちらのタイプの人であれ、「内向的」「外向的」の一語で相手への対応を決めつけてしまうことです。もし誰かが「私は内向的なんです」と言っても、「いつも1人にさせておいて欲しい」と解釈すべきではありません。その人が何を必要としているのか、個人的に話をすべきです。同様に、「僕は外向的なんだ」と言われても、「さあ、明けても暮れてもパーティーしようぜ!」という意味にとる必要はありません。

そうした間違いを避けたうえで、内向的な人と外向的な人の間で起こりがちな、よくある問題をいくつか見ていきましょう。


金曜日の夜。家で過ごすべきか、外に繰り出すべきか


問題:今週の仕事も終わり、リラックスできる時間になりました。あなたはタイムカードも通し、気兼ねなく、今から24時間は何でもしたいことができます。ただし、内向的な人と外向的な人では、「したいこと」の中身が違います。

内向的な人の考え:「家で横になってあの本を読もう」。あるいは、マニアに人気のドラマを、ネット配信で一気に最終話まで観たい人もいるかもしれません。大事なのは、誰にも邪魔されずに過ごせること。ただしそれも、友人からバーに行こうと電話がかかってくるまでの話でした。あなたは家で過ごしたいと断わったものの、一晩中そのことで罪悪感にかられます。そして翌日、あなたは結局バーに行くはめになるでしょう。誘いを断わってばかりはいられない性格なのです。

外向的な人の考え:「仲間を誘ってどこかに繰り出そう」。散らかり放題のアパートに毎晩帰るなんて、窒息しそうです。今夜あたりは、バーに繰り出すのも良いでしょう。そこであなたは、仲の良い3人に電話をかけます。そのうち2人からは、すでに予定が入っていると断られ(それが何かは教えてくれません)、もう1人からは、今からネット配信のドラマを観るところだと言われました。何てことでしょう。出かける気満々だったのに、誰も相手にしてくれないなんて、まったくついてません。

これは古典的な問題です。内向的な人にとって、疲れているのにどこか刺激的なところへ行かなければならないなら、それは苦痛にほかなりません。また、外向的な人にとっては、出かけられないとイライラします。では、どうすべきでしょう? 

解決方法:まず、あなたが内向的な人なら、友人や家族に優先順位をつけましょう。ちょっと冷淡に思えるかもしれませんが、経理担当のボブとの付き合いにエネルギーを使い果たしてしまっては、いざ夜になって恋人とデートをする時までに、疲れ切ってしまっているでしょう。線引きも役に立ちます。あなたには静かな時間が必要ですよね? それなら、その時間を確保しましょう。内向的な人にとって最悪の事態は、何でも他人の予定に合わせてしまうことです。最低でも週に1日は、誰のためでもなく、自分のために使いましょう。

反対にあなたが外向的な人なら、内向的な友人たちが大丈夫な日をチェックして、そのスケジュールに合わせましょう。もしガールフレンドが内向的で、土曜日の夜は決まって家で過ごすのなら、デートは金曜日の夜に誘う、といった具合です。ギリギリになって、相手の予定が空いていることに賭けるよりも、あらかじめ予定を相談するほうがずっと賢いやり方です。

外向的な人なら、選択肢をたくさん用意するのも良いでしょう。上の例では、外向的な人は、友人3人にソデにされたことで、苛立ってしまいました。もしあなたが頻繁にこのような問題に直面するのなら、もっと多くの友人を作りましょう。これまた冷淡に感じるかもしれませんし、そもそも友達を増やすのは簡単ではありませんが(不可能ではないですよ)、結局「数打ちゃ当たる」のです。あなたは毎週末の夜に誰かと過ごしたいのに、一緒に楽しんでくれる友人の数が足りないのですよね。それなら、もっと多くの友人と知り合う努力をするか、1人でイライラしながら過ごすしかないのです。

友人や家族が内向的なら、それとは別のグループを見つければ、あなたにとって必要な刺激も、ずっと得やすくなるでしょう。友達作りが苦手なら(意外かもしれませんが、外向的でもこれが苦手な人はいます)、習い事を始めたり、イベントのボランティアをやったり、何かのクラブに入ったりすると良いでしょう。

もっとも大事なことは、別の選択をした人に対して、悪者扱いしたり、非難したり、侮辱したりしないことです。「今夜は家で過ごしたい」と答えた内向的な人に向かって、「そんなの見え透いた嘘だ!」と罵倒すれば、間違いなくその人は、翌日もあなたと出かけてはくれないでしょう。逆に言えば、あなたが横になって面白い本を読みたいだけなら、誘いを断るのに「そのパーティーはつまらなさそうだから」などと言ってはいけません。相手の気分を損ねては、あなたの希望を尊重してもらえなくなります。


来週の予定を立てるべきか、その時の状況で決めるべきか


問題:あなたは、性格のタイプが異なる友人ともっとうまくやっていくために、金曜日の夜は一緒に過ごし、自分のことは土曜日にしようと決めました。これでよし! さて、今日は月曜日。今度の金曜日の過ごし方はどうやって決める? 

内向的な人の考え:「映画を観るとか、何か予定を立てるのはどうかな。火曜日あたりに2、3人に電話をかけてみて、都合が良ければ土曜日の夜8時に来てもらおう。みんなが揃うまでに、何かおいしい料理を作っておくし、ほかにも準備万端整えておくよ」

外向的な人の考え:「その時次第で良いよ。何をしたくなるか、まだよくわからないから。もしかしたら、外にパーッと飲みに行きたくなるかもしれないし、少人数の家飲みが良いと思うかもしれない。その気になるかどうかはっきりするまで、事前に何をするか決めるのは気が進まないんだけよね。わかるでしょ?」

誤解のないように書き添えておくと、もちろん、内向的な人が生来の計画魔で、外向的な人が常に無計画だと言いたいわけではありません。けれども、内向的な人はその性格上、予期しない刺激への耐性が強くありません。外向的な人の場合は、予定が変わったと伝えても(「ディナー・パーティーの代わりにクラブへ行くことにしたけど、来る?」)、彼らは新しい刺激にうまく対応してくれます。これに対して、内向的な人の場合、少人数の集まりを計画していたのに、急に大勢の集まりに行くはめになったとしたら大変です。

解決方法:あらかじめ計画するかどうかは、実際には、参加者が内向的か外向的かだけに左右される問題ではないので、このような問題の立て方は、やや観念的かもしれません。けれども、せっかく考え方の異なる人との交流の機会を作るのですから、計画の変更のようなちょっとしたことで、その機会を台無しにすることもないでしょう。

対処法のひとつは、受け入れられそうなアクティビティを多めに用意しておくことです。一緒に過ごす時間は、完全な自由時間でもないし、予定がきっちり決まったカレンダーでもないと考えてください。がらくたの一時保管用の箱みたいなものをイメージすると良いですね。「この箱にはこれしか入れてはいけない」という決まりはないけれど、電動ドリルみたいなものをそこへ入れる人はいないでしょう。

同じように、交流の機会を設ける際も、許容範囲を見極める必要があります。わからないうちは、内向的な人も外向的な人も楽しめるよう、幅広いアクティビティを用意しておきましょう。計画をどこまで詳細に立てるかはあなた次第ですが、自分たちのクセを考慮して、適切に調節する必要があります。自分たちで選べるというのがポイントです。誰からも異論が出ないようなアクティビティをいくつか用意しておいて、イザという時はそこから選びましょう。

もっと大事なことは、あなたとは英気を養う方法が異なる人たちと交流する計画を立てる場合、その交流があなたにとって英気を養う場になるとは期待しないことです(もしそうなれば、それに越したことはありませんが)。あなたが内向的な人なら、騒々しいパーティーでリラックスしようと期待するのは無駄というものだし、外向的な人にとっては、内向的な人と差し向かいで家で静かに過ごすのは、求めている安らぎとは違うでしょう。なまじ期待をすると、ストレスたっぷりの不意打ちを食らうことになります。


あの人も呼んだほうが良いと思う?


問題:気の合う友人がいるのですが、実はそんなに近しい間柄でもありません。つまり、毎週のように集まる仲ではないのです。それでも、その人と一緒に過ごしたいとは思っています。ただ、誘うのも簡単ではありません。どういう問題が起こっているかというと...

内向的な人の考え:「あの人、このごろ誘ってくれなくなったな」でも、そんな風に相手を非難するのは酷です。あなたはほとんど家で過ごすのですから。そんなあなたにも、たまには出かけたい時がありますが、相手から誘われてもいないのに押しかけていくのには抵抗があります。

外向的な人の考え:「あの人、誘っても全然来ないからな」。この相手と遊ぶのは好きだし、集まった時は楽しかったのですが、誘っても一緒に過ごせたのは5回のうち4回ほどです。だから、きっと相手は1人で過ごすのが好きなんだと察しました。でも、相手の方から来たいと言うのを待っているだけで良いのでしょうか? 

さて、行き詰まってしまいました。片方は、厳しくしつけられたこともあり、招待されてないのに押しかけるのは失礼にあたると考え、遠慮しています。そしてもう片方は、友人が慎重に確保している安全地帯に割り込みたくないと思っています。

解決方法意思疎通を図りましょう。月並みな答えですが、それが真実です。この問題は、内向的な人と外向的な人の違いだけが原因で起きるものではありません。実際、この駆け引きは、デートや恋愛にみられる根本的な緊張関係の一種です。先に行動を起こすか、相手が望んでいることを探るかというのは、ほかの誰でもない自分自身の考えに耳を傾けられるかどうかに関わる、根本的な問題です。

どんな場合も、解決方法はだいたい同じ、「話すこと」です。上の例では、お互いに一緒に過ごしたいと思っています。どちらかが会話を始めさえすれば、ことは動くのです。たとえあなたの内向的な友人が誘いを断ったとしても、「相手はそもそも誘われたくないんだ」と解釈する必要はありません。その人が過去に1度でも誘いを受けたのなら、今後も集まりがある時はなるべく声をかけるべきでしょう。

逆に、内向的な人は、外向的な友人に対して気軽に近況を聞いてみると良いでしょう。例えば、「やあ、ちょっと出かけたい気分なんだけど、何かしたいことはある?」みたいに。この言い回しには二重の効果があります。予定がない場合にはあなたが計画しようと申し出ることになるし、あなたがメンバーに入っていない計画があった場合は、追加で誘ってもらえるかもしれません(誘ってほしいと自分からお願いする形にはならないのもポイントです)。


大切なのは、本音で話し、違いを受け入れること


突き詰めると、内向的な人と外向的な人の間で起こるほとんどの問題の解決策は、ほかの人間関係に生じる問題の場合と同じで、意思疎通を図り、理解することです。内向性と外向性は、光と影のような関係ではないですし、一方が他方より明らかに優れているということでもありません。両者は、単に異なるだけです。

あなたもいつか、自分と異なる考え方をする人と出会うことがあるでしょう。そんな時でも必ずしも「自分を偽る」必要はありません。あなたが誰であろうと、あなたがどう感じようと、間違いではないのです。要するにそれは、多くの人からなる「社会」にどう適応するかという問題にほかなりません。内向的な人は、本当は嫌々ながらも大勢の人たちと付き合わなければならない時があるでしょうし、外向的な人も、刺激のない状況を甘受しなければならない時があるでしょう。

米Lifehackerの記事にコメントを寄せてくれたある読者は、正反対のタイプの人との結婚生活を維持するために、こんな努力をしているそうです。


私はかなり内向的なタイプですが、強烈に外向的な女性と結婚しました。私たちは、ほとんど妥協と信頼によって生き方のバランスを維持しています。私は妻に、友人と出かけたり、仕事に関係のある社会活動に参加するよう勧めています。そうすることで、私も英気を養う時間が取れ、社会活動への参加に十分備えることができるのです。


内向性と外向性のメカニズムを完璧に理解できたなら素晴らしい第一歩になるでしょうが、心理学が難しすぎてわからない人も、諦めることはありません。「完璧な理解」はできなくとも、違いを受け入れれば良いのです。友人や家族がどのように感じるのか、あなた自身とはどのように違うのかを学び、そしてあなた自身の好みも知ってもらいましょう。


Eric Ravenscraft(原文/訳:風見隆/ガリレオ)
Photos by Cristiano Betta, Alan Cleaver, Abigail Toribio, and Timothy Krause.

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