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大嶋拓人  -   04:00 PM

Macユーザーなら知っておきたい! OS Xをもっと便利にするターミナルコマンド10選

Macユーザーなら知っておきたい! OS Xをもっと便利にするターミナルコマンド10選

Macユーザーなら知っておきたい!OS Xのターミナルコマンド10選


Mac OS Xの『ターミナル』は意外と使われていない機能です。Mac初心者からすると敷居が高そうに見えますが、実際のところターミナルに対して身構える必要はありません。基本的なターミナルコマンドを知っておくだけで、OSの使い勝手は飛躍的に向上するでしょう。

今回はターミナル入門講座として10個のターミナルコマンドを紹介します。まず、Mac初心者にもわかりやすいように「ターミナルとは」から説明します。


ターミナルとは


ターミナルとは、Mac OS Xに付属しているエミュレータのことで、一般的なUNIXコマンドを実行できます。ちなみに、OS XはUNIX系のOSで、WindowsはNT系のOSです。

OS Xでは通常グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を使用しますが、ターミナルを使う場合はコマンドをテキスト形式で入力する必要があります。長いコードの羅列のように見えるため難しそうですが、実際はそこまでです。

ターミナルの仕組みを詳しく紹介するのは避けますが、まず以下に紹介する3つの基本コマンドを覚えておきましょう。

ls:指定のファイルまたはディレクトリを表示する
cd:別のディレクトリに移動する
sudo:rootの権限を与える

なお、sudoコマンドを使用する際はOS Xのシステムパスワードの入力を求められることが多く、間違って入力すると修復できなくなる可能性があるので注意しましょう。


1. 代用文字の入力機能をオフにする


LionやMountain Lionでは特定のキー(aやeなど)を押し続けると代用文字の入力画面が表示されます。人によっては便利な機能ですが、代用文字を滅多に入力しないユーザーにとってはイライラの原因になります。この機能をオフにするにはターミナルを立ち上げて以下のコマンドを入力してみましょう。

defaults write -g ApplePressAndHoldEnabled -bool false


入力したら、リターンキーを押してログアウトしましょう。再度ログインしてオフになっているかどうか確かめてください。機能をオンにしたいなら、コマンド内の「false」を「true」にして入力すればOKです。


2. Time Machineのバックアップ間隔を変更する


Macに付属しているバックアップアプリ「Time Machine」はデフォルトで1時間に1回バックアップするように設定されています。バックアップ間隔を変えるにはターミナルで以下のコマンドを入力してみましょう。

sudo defaults write /System/Library/Launch Daemons/com.apple.backupd-auto StartInterval -int 1800


このコマンドを入力すれば30分間隔のバックアップに変更できます。任意の時間にするには「1800」の部分を変更すればOKです(秒表示なので、例えば15分にしたい場合、900と入力しましょう)。sudoコマンドを使用しているので、コマンドが一語一句違わないか実行前にしっかり確認してくださいね。


3. Dashboardのウィジェットをデスクトップに表示する


OS XにはDashboardの機能があるのをご存知でしょうか? 私自身はあまり使うことがなく存在自体を忘れてしまうことも多いですが、ウィジェットをデスクトップに表示できればもう少し有効活用できるかもしれません。ウィジェットをデスクトップに表示するには、ターミナルに以下のコマンドを入力してください。

defaults write com.apple.dashboard devmode YES


入力したら、リターンキーを押してログアウトしましょう。再度ログインしてウィジェットを表示したら、ウィジェットを選んでクリックしたままF12を押してください。これでウィジェットをDashboardから解放してデスクトップに表示できるようになります。

この機能を元に戻すには、コマンド内の「YES」を「NO」にしましょう。設定を変えたら、再度ログアウトする必要があるので忘れずに!


4. Lion/Mountain Lionの「再開」機能を解除する


私が初めてLionにアップデートした時、この機能にはイライラしました。『プレビュー』を立ち上げると、最近閲覧したPDFファイルが全て表示されたりするからです。もし、プレビューで解除したい場合は、次のコマンドを入力してみましょう。

defaults write com.apple.Preview NSQuitAlwaysKeepsWindows -bool false


もしアプリが『QuickTime』になると、コマンドは次のようになります。

defaults write com.apple.QuickTimePlayerX NSQuitAlwaysKeepsWindows -bool false


入力して実行したら、アプリを再起動して、再開機能が解除されているかどうかを確認してください。元に戻すにはコマンドの「false」を「true」にすればOKです。


5. Finderの隠しファイルを表示する


OS XのFinderはデフォルトで一部のファイル(関連のないファイル)を表示しないように設定されています。そのような隠しファイルを表示したい場合は次のコマンドを入力してください。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles TRUE


再度ファイルを隠したい場合は「True」を「False」にすればOKです。


6. スクリーンショットの保存形式を変更する


OS Xに付属しているスクリーンショット機能はとても役に立ちますが、デフォルトではPNGファイル形式で保存されてしまいます。保存形式を変更したい場合は以下のコマンドを入力してください。

defaults write com.apple.screencapture type file-extension


file-extensionの部分を変更したいファイル形式の略称と置き換えましょう。JPEGで保存したい場合は「JPG」、PDFの場合は「PDF」となります。


7. Dashboardをまとめて消す


先ほどDashboardのウィジェットをデスクトップに配置するコマンドを紹介しましたが、Dashboard自体を消したい時(古いMacを使っていてメモリに空きがない時など)は次のコマンドを入力してください。

defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -boolean YES


次のコマンドでDockを再起動してください。

killall Dock


元に戻したい時は「YES」を「NO」にして再度コマンドを入力してください。


8. ハードディスク上のデータを確実に消去する


Macでファイルを削除しても、OS Xではデータの断片が残っています。データを確実に消去したい時(Macを売りたい時など)は次のコマンドを入力してください。

diskutil secureErase freespace 3 /Volumes/name-of-drive


コマンドの「name-of-drive」の部分に消去したいドライブの名前を入力しましょう。このコマンドを使うと、特別なアルゴリズムによってハードディスクを35回も掃除します。ただ、サイズが大きいドライブは時間がかかるので注意してください。

なお上記のdiskutilコマンドを使えば、ターミナルから直接ローカルディスクの管理を実行できます。とても役に立つなので、関連するコマンドもぜひ調べてみてください。


9. Macを遠隔操作する


遠隔操作と聞くと「画面共有」機能を思い浮かべるかもしれませんが、SSH(セキュアシェル)を使ってPCを遠隔操作するほうが、PCへの負担が少なく、データ通信量も控えめなのでおすすめです。

まず、リモートログインを有効にする必要があるため、Macでシステム環境設定を開いて、共有アイコンをクリックします。リモートログインを有効にしましょう。

緑色のライトが点灯して、ログイン用のIPアドレスが表示されればOKです。遠隔操作している際の通信は暗号化されているので、2つのPC間でやり取りした情報が流出することはありません。


Macを遠隔操作する


リモートログインするにはターミナルを開いてこのコマンドを入力してください。

ssh -l username remote-address


usernameの部分にOS Xで使用しているログイン名を入力し、remote-addressの部分に取得したIPアドレスを入力しましょう。


10. テキストを読みあげる


最後に、sayコマンドでMacにテキストを読みあげてもらいましょう。

say Hello World!


これで、Macが言葉を発します。音声を変更したい場合はシステム環境設定で変更可能。Mountain Lionの場合は「音声入力と読みあげ」、Lionの場合は「スピーチ」を選びましょう。

もう1つ使える機能として、テキストファイルを「丸ごと」読みあげるコマンドを紹介します。

say -o audio.aiff -f FILENAME.txt


「FILENAME」の部分に対象のファイル名を入力すればOKです。

ちなみに、OS Xの読み方は「オーエステン」か「オーエスエックス」か知っていますか? Macに発音させてみてください。

ここで紹介した通り、ターミナルは多くの人が思っているほど敷居が高いわけではありません。いくつかコマンドを学んで、Macを自分好みにカスタマイズしてみましょう。


10 Terminal Commands That Every Mac User Should Know | Mac tuts+

James Cull(原文/訳:大嶋拓人)
Title Photo by Jeff Jackowski (Flickr)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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