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igarashiigarashi  - ,,  10:30 PM

ひとりになりなさい、その時アイデアが生まれるのです:発明家ニコラ・テスラに学ぶ「生産性を高める秘訣」

ひとりになりなさい、その時アイデアが生まれるのです:発明家ニコラ・テスラに学ぶ「生産性を高める秘訣」

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発明家のニコラ・テスラがネット上などで改めて評価される理由の一端は、彼が生涯を通じて多くのことを成し遂げたからです。その生産性の秘密は何だったのか、彼の頭の中を覗いてみましょう。

テスラは、交流電流システムの設計で特によく知られていますが、その他にも多種多様な発明で約300件の特許を取得しています。

生涯を通じて、テスラは絶えずさまざまなプロジェクトに取り組み、多くのことをやり遂げました。悪い習慣もありましたが(睡眠2時間で仕事をすることがたびたびあったとか)、それを差し引いても、あれほどの物事を成し遂げられたのは、生産性を向上させる一連の厳格なルールを守っていたからこそです。彼並みの生産性を目指したければ、その仕事の流儀がヒントになるのではないでしょうか。


手を動かす前にじっくりと考える


手を動かす前にじっくりと考える


テスラはよく、自分は機械を頭に思い描けるのだと語っていました。また、実際に機械を組み立てる前に設計図を書くことはめったにありませんでした。ビジュアル・シンキングと呼ばれるこの方法は、誰にでもできるものではありません。

ただこの才能に恵まれていない人でも、以前ご紹介したエンドプロダクトのみに意識を向けるというアイデアなら、真似できそうですよね。実際、「リラックスして頭の中で問題に取り組む」のは、クリエイティブな考え方をするために欠かせないものです。

テスラは、この方法について、自伝の中で次のように述べています。


私のやり方は少し違います。いきなり実際の作業に取りかかることはしません。アイデアが浮かぶとすぐに、私は想像の中でそれを組み立て始めるのです。構造の変更や改良、試運転なども頭の中で行います。頭の中でタービンを動かそうが、工房で実際にテストしようが、私にとってまったく変わりありません。結果は同じです。

この方法で、私は指一本動かすことなく、自分のアイデアを掘り下げて完璧なものにすることができます。考えつく限りの改良を施し、どこにも欠点は見つからないという段階まで来て初めて、頭の中のエンドプロダクトを実際に作ってみます。

私が作った装置は常に、頭でそうなるはずだと思ったとおりに動きますし、実験の結果もぴったり予測どおりです。20年間、1度も例外はありませんでした。そうならないわけがありません。電気工学も機械工学も、エンジニアリングは結果がすべてです。

理論上のデータや実測に基づくデータがあれば、そこから数学的に処理できない問題はめったにありません。影響を計算すれば、結果は事前に予測できます。大雑把なアイデアを実地に試してみることがふつう行われていますが、私から見れば、エネルギーとお金と時間のムダ遣いにすぎません。


椅子に座ったまま、頭に思い描いた機械がきちんと動くようになるまでプロジェクトについて考え続けるなど、誰にでもできることではありません。けれども、試しにテスラのやり方を真似てみるのも時間のムダではないはずです。重要なのは、テスラも生まれながらにこの才能を持っていたわけではないこと。テスラは子供の頃に、脳を鍛えるさまざまな訓練を受けていたそうです。


私に発明の才能があるとすれば、それは間違いなく母の影響によるものですが、父から受けた訓練も一役かっているに違いありません。さまざまな練習をさせられました

お互いの考えていることを当てたり、形式や表現の欠点を見つけたり、長い文章を復唱したり、暗算をしたりといったことです。こういった日々の訓練は、記憶力と理性的な判断力を強化し、とりわけ批判的精神を育てるためのものであり、間違いなくとても役に立ちました。


椅子に深く腰掛け、あなたの頭の中にあるものが完成した時にどう動くかを思い描いてください。思い描くのは、仕事のプロジェクトでも、DIYのプロジェクトでも、「日常のルーチンをちょっと変えたらどうなるか」みたいなことでも構いません。

まずは細部に注目して、最終的には全体を視野に入れ、どのように動いてほしいか頭の中に描くのです。一度試してみたら、想像の中で自分の機械をうまく動かせるのがわかって驚くかもしれません。考え方としては、空間認知能力を利用して物事を記憶し、視覚化するコツとして知られる「メモリー・パレス」のような記憶術とあまり違いません。


散歩する


散歩する


クリエイティビティを高めるのに散歩が役立つことは、何度何度繰り返しお伝えしてきました。テスラもこの考えに忠実だったらしく、やがては何かに取り憑かれたように散歩に出かける習慣がついてしまいましたが、散歩をしている途中で素晴らしいアイデアを思いつく瞬間が何度もあったそうです。

もっとも有名な話のひとつは、テスラが交流電流のアイデアを思いついた時のものでしょう


1881年、挫折から立ち直ったテスラはブダペストに移り住みました。詩を朗唱しながら友人と公園を歩いていた時、彼の頭にあるビジョンが浮かびました。

その場で、地面に木の枝で大まかな図を書いたそうです。それは二相以上の交流電流によって生じる回転磁場の原理を用いたモーターの設計図でした。

交流電流の利用は以前にも考えられていましたが、交流電流を用いてうまく機能する実用的なモーターは、テスラがこの数年後に誘導モーターを完成させるまでは存在しませんでした。


仕事場を離れて散歩をし、アイデアが自然に生まれるのに任せておけば、求めていた解決策を見つけやすくなることもあるのです。必ずしも散歩しなければならないわけではありませんが、仕事場に引きこもるのをやめて外に出ると、クリエイティブな発想がしやすくなるでしょう。


ひとりになって問題に取り組む


ひとりになって問題に取り組む


発明家やクリエイティブな人にありがちですが、テスラも何かを創造したり仕事をしたりする時に孤独になることを勧めています。テスラの言葉としてもっとも有名なのは次のものでしょう。


邪魔の入らない孤独な環境にいると、心が鋭敏になります。考え事をするのに大きな研究室は必要ありません。オリジナリティは喧騒から離れた環境で発揮されます。

外界の影響があると、クリエイティブな発想を摘み取られてしまいます。ひとりになりなさい、それが発明の秘訣です。ひとりになりなさい、その時アイデアが生まれるのです


物事を成し遂げるためには孤独な環境で仕事をしなければならないという考え方は、目新しいものではありません。ひとりになれる時間を確保するのは生産性を向上させる素晴らしい方法であることは、以前に紹介しました。

結局のところ大切なのは、生産的に自分と向き合い、ひとりの時間をうまく使うことなのです。

私たちのほとんどは、テスラのように複雑な問題を考え抜く必要はありません。だからといって、問題に取り組む際にひとりで過ごすことが、役に立たないわけでもありません。アイデアが出てこない、仕事が片づかない、と苦労しているのであれば、思い切って少し席を離れてみてはどうでしょうか?


Thorin Klosowski(原文/訳:吉武稔夫/ガリレオ)

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