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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,,  06:00 PM

ある企業のCEOが「9日間の完全なネット断ち」で得られたもの

ある企業のCEOが「9日間の完全なネット断ち」で得られたもの

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猛烈な忙しさの中で、「脳がキャパシティを超えた」と感じたある企業のCEOは、妻と共に9日間の休暇を取ります。彼はその間、ルールを課しました。「ノートPCとiPadと携帯電話は置いて行き、メールチェックもしない」。完全にネットを遮断した彼は、この体験が良質なものであったと感じ、新たな習慣を作るまでになりました。

この記事は、米ビジネスメディア「HBR.org」のTony Schwartz氏によるゲスト投稿です。


4週間ほど前、私は目を覚ましてすぐに自分が壁にぶつかったことを知りました。普段なら仕事に取りかかるのが待ちきれないほどなのに、この日は家から外に出るにも気力が必要だったのです。

今年に入って3カ月間は猛烈に忙しい日々が続いていました。急成長する事業のために新しい従業員を次々と雇い入れ、新商品開発のために同僚と協力しました。何回も出張しましたし、執筆の依頼もいくつか引き受けてしまったのです。(私がCEOを務める)The Energy Projectでは、仕事の基本原則のひとつとして「成果に対する要求が大きいほど活力を取り戻す必要性も高い」と指導しています。私には休暇も必要でしたが、何よりも必要なのは完全に「デジタル断ち」をして過ごす時間でした。脳がキャパシティ超えを感じており、それを解消する時間が必要だったのです。


デジタル情報に溺れるとメンタルコントロールが難しくなる


妻と私は、お気に入りのホテルに9日間の予約を入れました。けれど、オンライン生活と仕事に縛りつけられたままでは、いくらオフィスから離れても十分とは言えません。そこで、ノートPCとiPadと携帯電話は置いて行くことにし、留守中はメールをチェックしないことが自動返信で相手に伝わるようにしておきました。誘惑を最小限に抑える覚悟でした。過去の経験から、自分がどれだけ誘惑に弱いかわかっていたのです。

この秋に出版予定のダニエル・ゴールマン氏の最新刊『Focus: The Hidden Driver of Excellence(注意力:すぐれた成果の陰の立役者)』にこんな一節がありますが、その通りだと思います。


注意を払う対象が多すぎると、メンタルコントロールが弱ってきます。集中の妨げとなるデジタル情報に浸かって生活をしていると、ほぼ常に認知能力に過剰な負担がかかることになり、そのためにセルフコントロールが効かなくなります。


まずは「Google検索したい」欲求をやり過ごした

出発の飛行機に乗り込んだ瞬間から、私は変化に気がつきました。いつもなら、ちょっと新聞や雑誌を読んだら電子メールの返事を書いて、(可能ならば)今度はネットサーフィンという風に、落ち着きなく過ごしていたでしょう。でも今回は大量の本を持ってきていました。ほとんどは小説で、仕事関連の本は皆無です。私は1冊目を読み始め、すぐに没頭しました。普段と違って、私の注意を妨げるものはありませんでした。

別のことをしたい衝動を最初に感じたのは、本に出てきた言葉をGoogleで検索したいと思った時です。最初の衝動は抵抗しがたいほど強いものでしたが、何とかやり過ごしました。それから数日のうちに、あと5、6回はそういう衝動に襲われましたが、私はその感情に反応するのではなく「観察」しました。週の半ばにはその衝動も消え、邪魔が入らなければどんな体験も、なんと豊かで満ち足りたものになるかを知りました。邪魔をしているのは、時として自分自身だったのですが。


情報の「暴飲暴食」をやめたら集中力が増した

泊まっていたホテルが新聞を置いていないと気づいた直後は、ちょっとしたパニックを感じました。私は10代の頃から毎日『The New York Times』を読んでいたのです。しかし間もなく「私の目的は、本当は必要のない余計な情報をシャットアウトすることだった」と思い出しました。少しずつわかってきたのは、普段は情報を「暴飲暴食」していたけれど、そのあとに来る感覚は、ピザやホットドッグ、フライドポテトを食べたあとと同じだということです。いつも栄養不足で満たされない感じがしていました。

日を追うごとに強くなったのは、1つのことに没頭して集中する力です。ここ数カ月間、私はアンドリュー・ソロモンの『Far From the Tree(親と違う道を歩む子どもたち)』という本を読みたいと思っていました。小人症やダウン症、聴覚障害を抱えた子どもを育てている親たちの試練についての本ですが、1000ページ近くもあるのが問題でした。そんなに分厚い本を読む時間のある人などいるでしょうか? けれど、集中を妨げるもののなくなった私にとって、本の内容に没頭することは簡単で、数日間でほとんど読んでしまいました。素晴らしい本でした。

テニスコートでも似たような体験をしました。私は大人になってからずっと、テニスのレッスンを受け、試合をこなしてきましたが、先週の休暇中はペースを落として自分のストロークを分析しました。これまでにないほど忍耐強く、ゆったりと関心を持って学べました。他に10個の課題を同時に考えながらだとしたら、絶対にあんな風にはできないでしょう。


日常の活力を取り戻すにはデジタルライフを忘れること

9日間の休暇が終わる頃には、力がみなぎり、心が豊かになった感じがしました。脳が落ち着き、注意力を自分でコントロールできる状態に戻ったのです。その過程で、自分自身の奥底を再発見することもできました。留守中に何か緊急事態が起きたら連絡は取れるようにしておきましたが、幸か不幸か私の口出しが必要な事態など1回も起こりませんでした。たいていの事は待ってくれるものです。

こうしてようやく、日常の世界に戻る準備ができたと感じました。メールやお気に入りのウェブサイトを進んでチェックしたいほどの気分でした。それでいて、普段なら焦ってしまう案件への対応には、あまり差し迫ったプレッシャーを感じませんでした。今回の休暇で、デジタルライフを忘れて過ごす時間は、活力を取り戻すためにも仕事のためにも大切だという認識が深まりました。その思いから、私は今後2つの習慣を実行することにしました。

まず、1週間のうち2日は、一日の始まりの数時間を自宅で過ごし、メールもインターネットも見ないで、集中して注意を向けなくてはならないプロジェクトに取り組むこと(今日もそうしてから来ました)。もうひとつは、仕事を終えて寝る前に、最低でも30分は本を読む(そして十分に楽しむ)ことです。何かに完全に没頭するために大切なのは、定期的に完全なネット断ちをすることです


What Happens When You Really Disconnect | Harvard Business Review

Tessa Miller(原文/訳:吉武稔夫/ガリレオ)
Image remixed from ollyy (Shutterstock) and and J-P F (Flickr)

  • ,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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