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印南敦史印南敦史  - ,,,,  07:00 AM

「基本が大事」「教えられることには意味がある」...。プロ野球・現役最年長組の生きざまから学ぶこと

「基本が大事」「教えられることには意味がある」...。プロ野球・現役最年長組の生きざまから学ぶこと

『進化』


現役最多となる通算勝利数213中の133勝を30歳以降に挙げ、現在47歳になる山本昌。そして403本の通算ホームランのうちの291本を30歳以降に打っている、現在44歳の山崎武司。中日ドラゴンズで「現役最年長」を更新し続けるふたりが、「今なお進化し続ける理由」を語っている書籍が『進化』(山本昌、山崎武司著、あさ出版)。

「野球選手は別の世界の住人」と思われても仕方ないかもしれませんが、読み進めてみれば、ビジネスで応用できそうな考え方が多いことに気づくはずです。いくつかを引き出してみましょう。


以下、いくつかのテーマについて、両選手の考え方をそれぞれ紹介します。


頑張っても結果が出ないときは


いい時もあれば、悪いときもあるのだ。
しかし、悪い時間を好転させるためには、当然のようにいいピッチングをしていなければならない。ただ打たれ続けているのでは、状況がよくなるはずもない。

(山本昌 33ページ)

僕の恩師、野村克也さんは楽天の監督時代、よくこう言っていた。
自分の評価は他人が決める
(中略)
プライドがあるのは分かる。現状を打破するために必死で練習しているのも知っている。だがまず、「自分は実力がない」ことを認めなければ、ワンランク上に行くことはできない。

(山崎武司 35ページ)


技術を磨くために大切なこと


近年、情報過多のため若い選手は僕ら以上に野球の知識はある。だが、基本中の基本を省いてしまっている選手も多い。監督やコーチなどが教えるメニューには必ず意味がある

(山本昌 47ページ)

これだけは言える。「俺は基本を大事にしてきた」と。(中略)大きく3つのカテゴリーに分けるとすれば、しっかりと挨拶ができる、時間を守るといった「社会的基本」。課せられた練習メニューは必ずこなすなどの「組織的基本」。そしてバッティングや守備、走塁などの「技術的基本」になるだろうか。

(山崎武司 48ページ)


苦しい時をどう乗り切るか


確率は、「打たれる」か「抑える」の5割ずつなのだ。やることをやっていると自覚しているからこそ、自然と「5割『も』ある」ではなく「5割『しか』ない」と考えられるのだ。(山本昌 117ページ)

僕は「苦行だからこそこの道を突き進もう」と決めた
一軍に残っているとは首脳陣が期待してくれている証拠。何より、後輩たちに「情けない山崎武司」を、絶対に見せるわけにはいかないのだ。

(山崎武司 119ページ)


後輩にどんなアドバイスをするか


僕のなかでの鉄則がある。絶対に相手の意見を否定しないこと。
「こいつは、こんなことを考えながら野球をやっているのか。一理あるな」と思うものも多いからだ。結果を出せているのなら、わざわざ僕が口出しする必要もない。

(山本昌 149ページ)

僕はチーム改革ができるのであれば、なんでも教えたいタイプだ。経験と実積がある自分だからこそ、それをしっかりやるべきだと思っている。(中略)チームがよくなるために、僕はこれからも、しつこく後輩たちを指導していく。

(山崎武司 150ページ)


山崎選手も「はじめに」で述べていますが、上記のとおり、両者の姿勢の大半は"正反対"。そんなふたりの主張が並列されているため、違いを楽しみながら読み進めることができます。そして読者は結果的に、自分の価値観に近いどちらかの価値観を選択できるというわけです。

加えて、ひとつのテーマについて"ひとり一見開き"の構成になっている点も魅力のひとつ。気軽に読めるので、中日ドラゴンズのファンでなくとも、ましてや野球に関心がない人でも、きっと読みごたえを感じると思います。


(印南敦史)

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