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ogasahara  - ,,,,,  10:00 PM

通勤路に最短距離よりも心地良さを求めるわけ

通勤路に最短距離よりも心地良さを求めるわけ

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嫌いな道より好きな道を通ったほうが、少し時間はかかっても、気持ちのよい生産的な一日になります。


私が気分良く一日を過ごす方法に、通勤に心地よい道を通る、というのがあります。

避けられない移動の時間を、仕事や生活の雑事から離れ、気分転換や考えの整理のための時間として使うことができます。少々嫌なことがあってもそんなに気にならなくなります。


仕事を始めたばかりの頃は、快適さを犠牲にしても通勤時間は少しでも短いほうがいいと思っていました。しかし、仕事に慣れてくると、その仕事に価値を与えるための問題の理解や発想のほうがより大切になってきます。結果的に、そのような発想を助けてくれる環境を選ぶほうが重要だと思うようになりました。

仕事を始めたばかりの時は最短距離がいいと思い、以下のような道を使っていました。


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工業地帯で人もまばら、トラックが自転車の横を飛ばす道路で、時折恐怖を感じながら通勤していました。

対して、今よく通っている道は、数分ほど通勤時間が長いのですが、こんな道です。


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車のない自転車歩行者用の道路で片側は運河、もう片側は公園になっています。少しだけ回り道になりますが、車に気を使わずにすみ、風景もよく、鳥や貨物船、野うさぎや散歩中の犬や人などで賑わっていて、ほっと一息つける時間を取れるのが魅力です。


Plot your way to the office!(事務所への道を書いて!)

気持ち良い通勤経路をみつけたら、それをひとり占めせずに、同僚や友人と共有してみるのもおもしろいと思います。ある日、人目につくキッチンの掲示板にグーグルマップの航空写真を貼って、「Plot your way to the office!(事務所への道を書いて!)」と、手書きでタイトルを入れると、多くの同僚が通勤に使っている道を書き入れていてくれました。

みなそれぞれ魅力的な通勤経路を見つけているようで、例えば、古い建物が並ぶ趣のある通りや、普段は行かないような運河通り、駅からの近道など、普段は気づかなかった事務所周辺の魅力を見つけることができました。こういうささやかで個人的な経験を共有すること稀なのですが、自分たちの住んでいる環境の豊かさを皆で感じられるいい機会になったと思います。

今回この記事を書いた理由の一つには、心地よい都市空間を積極的に楽しんでほしいという、都市設計に関わる身としての願いもあります。道路1本にしても、多くの人々の思いや工夫、労力、そして資金が絶え間なく投入されているのを体感しているだけに、直感的に心地良さを感じて場所を好きになってくれるのは、他の誰かの仕事とはいえ苦労が報われます。

通勤通学の道という一見小さな選択の中でも、少し注意してここはいいなと思える場所を見つけると、長い目で考えたときにより良い生活を実感する機会も増えると思います。心地良いお気に入りの道、日々をさらに創造的にできればうれしいです。


オランダの魅力ある自転車道と、取り組み

話が少し横道に逸れますが、快適な公共空間を作り、維持するのは、政治や経済などによる継続的な支えが必要なため、決して楽ではありません。

オランダでは、今回魅力のある例として紹介した自転車道に力を入れていて、全土にレクリエーション用の自転車道網が整備されています。サイクリング専用経路検索が用意されて便利に使えるようになっていたりもします。

今回魅力のない例として出した工業地帯の道路、Spaansepolder(スパーンセポルダー)のIndustrieweg (インダストリウェク)ですが、この地域は、第二次世界大戦前、スポーツや文化活動などの余暇活動も行える、人にやさしい工業地域として計画がすすめられていました。行政の先導で有名建築家によるショールームや美しい工場も多く建てられました。ところが、残念なことに、戦後、一般的な工業団地としての性格が強く押し出され、余暇機能の整備が止められたため、単調で人がすごしづらい場所のままになりました。さらに、近年は老朽化のため、初期の美しい建物も解体が進み、経済性からその場しのぎの安価な建物に取って代わられてきています。

改良計画も上がっていますが、現状では、当初の官民一体となった高い目標を数十年という長期間で保ち続けることの難しさを教えてくれるような事例になっています。この地域の昔や現在の様子は、Crimson Architectural Histrians(クリムゾン建築史家)の『Too Blessed to be Depressed』(『絶望するにはあまりに恵まれている』)のp.265-p280、グーグルブックスで読むことができます。


(小笠原伸樹)

  • ,,,, - By

    友清哲

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