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igarashiigarashi  - ,,,  10:40 PM

(追記あり)「シェアによる新しい経済が生まれる」~宿泊先検索サイト「Airbnb」CEOインタビュー

(追記あり)「シェアによる新しい経済が生まれる」~宿泊先検索サイト「Airbnb」CEOインタビュー

CEOが語る宿泊先検索サイト「Airbnb」のこと


Airbnb」は個人宅などの空き部屋を有料で貸し借りできるウェブサービスです。世界192カ国、35000都市に約35万件の登録物件があり、値段、ユニークさ、どちらをとっても多種多様な部屋があるのも魅力。ホテルより比較的リーズナブルに現地の雰囲気を味わえるため、現在は利用者が急増している注目のサービスです(ライフハッカーでも実際に香港でサービスを利用した様子を、以前にお届けしました)。

Airbnbは先ごろ、日本語版の公開をスタート。この度、講演のため来日した同社CEO、Brian Chesky氏にインタビューする機会を得ました。どのようにサービスは始まったのか、そして日本での展開をどう考えているのかなど、さまざま伺いました。



自分たちの空き部屋を貸すことからはじまった

Airbnbは2007年にChesky氏と共同設立者が、払えなくなった家賃を確保するために、自分たちのアパートの空きスペースをウェブ上で公募したことからはじまりました。結果、家賃が補えた上、宿泊者との素晴らしい交流ができたことで、その経験を世界中に広めたいと考えたそうです。ちなみにAirbnbの名前は、空きスペースにエアーベッドを置いていたことが由来なのだとか。

2013年になり、Airbnbは35万件の登録物件を持つ大きなサイトになりました。このサービスを使えば、日本をはじめとして世界192カ国の部屋にステイできます。それだけあれば、変わった部屋、面白い部屋もあるのではと思いませんか? 実際、日本ではなかなかお目にかかれない部屋がたくさんあるのです。


掲載されているツリーハウスは400件

世界は広いです。人、文化、言語はもちろん、「住宅」もさまざまなものがあります。Chesky氏が紹介してくれたユニークな物件は「ツリーハウス(アメリカ)」、「庭にキリンがいる家(ケニア)」、「ジェット機を改造して住めるようにした家(コスタリカ)」など、度肝を抜かれるものばかり。ツリーハウスだけでも400件登録されているそうです。価格帯も多様で、ロンドンの中心部に泊まるにも50USドルくらいから400USドルくらいのものまで、自分の予算にあったものを選べます。


130415airbnb_03.jpg


宿泊先を選ぼうとAirbnbを見ていると、どの部屋の写真もとても美しいことに気づきます。まるで建築デザインの雑誌を読んでいるようです。Chesky氏に理由を聞いてみると、部屋の写真をプロカメラマンが撮ってくれる無料サービスを用意しているとのこと。

現状、日本では利用者の多い東京と大阪のみでサービスを提供していますが、利用者数に応じて拡大の予定もあるそう。該当地区に住んでいる人は、自分の部屋をより魅力的に撮ってもらえるのです。


日本での展開について

Chesky氏は日本のユーザーに向けて、こんな言葉をくれました。


我々はアイデアをあなたたちにおしつけません。アイデアをあなたたちから学ぼうと思います
(We're not exporting ideas, learning from your ideas.)


日本での展開を進めていく上で、Airbnbは文化・慣習の違いを補完する必要も出てくるでしょう。そんな時に、自分たちの母国である米国流をおしつけるわけでなく、私たちが使いやすいようにローカライズにも取り組んでいるとのこと。すでに完了しているサイトの日本語化をはじめ、検索システムのカスタマイズ(和室か洋室かを選択できる)などが、日々進められています。

このように、Airbnbは開設当初から現在のルールやサービスが全て準備されていたわけではありませんでした。はじめは純粋に空き部屋を貸すことからはじめて、お金のやり取り時のセキュリティを考えて支払いシステムを作ったり、宿泊客が部屋にあるものを壊した時のことを考えて保証ルールを作ったりと、必要なものを都度付け足してきたそうです。まさに、リーンスタートアップを実践しているようでした。

終始、Chesky氏が言及していて印象的だったのが、Airbnbを通じて「シェアによる新しい経済が生まれる(An economy build on sharing.)」ということです。このサービスは、部屋を「ただシェアするだけ」のものではありません。貸す側も借りる側も、しっかりとお金のやり取りを行います。「いい部屋をできるだけ安く借りたい」「部屋を借りてもらいたいから、ちゃんとした写真とプロフィールを作る」、このような責任感のある考え方は、お金が絡まないとなかなか生まれにくいでしょう。そういった環境の中でシェアをするというこのアイデアは、カーシェアリングなどと並んで、たしかに新しい経済を作っていくのではないかと感じました。


130415airbnb_05.jpg


Chesky氏は一例として、アメリカのとある家族の話をしてくれました。父親が娘のために庭に作ったツリーハウスは、彼女の独立を機に誰も使わなくなってしまいました。そんな折、娘からの提案で、Airbnbにツリーハウスを登録。たちまち大人気となり、いまは予約待ちができるほどに。ツリーハウスの利益は、家族にとって大きな収入源となっているそうです。

Airbnbはプラットフォームとして、「宿泊」や「住宅」のあり方を大きく変える可能性があると思います。普通に自宅の空き部屋を貸したり、旅行の時にユニークな部屋に安く泊まったりするのはもちろん、ウィークリーマンションの国際版とでもいいましょうか、日本の空き物件を世界に発信することもできるのです。

インタビューからの帰り道、素敵な家があると「ここもAirbnbで借りられないかなあ」と考えている自分がいました。もっと日本のユーザー数が増えて、気になった物件に気軽に泊まれる世の中になったら、きっと面白いですよね。


【追記(2013年5月15日16:00)】

日本でもホスト保証制度の提供が開始されました。ホストの所有物が万一ゲストによって損傷を受けた場合、最高8千万円までAirbnbにより保証されるそうです。

詳細はこちらをどうぞ!


Airbnb

(五十嵐弘彦)

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