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印南敦史印南敦史  - ,,,  10:00 AM

「優れたリーダー」に必要な4つの特性

「優れたリーダー」に必要な4つの特性

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最強の「リーダーシップ理論」集中講義 コッター、マックス・ウェーバー、三隅二不二から、ベニス、グリーンリーフ、ミンツバーグまで』(小野善生著、日本実業出版社)は、居並ぶ大家たちがリーダーシップについてレクチャーしてくれるユニークな書籍です。

ハーバードビジネススクール松下幸之助記念講座名誉教授のジョン・P・コッター、社会学の巨匠マックス・ウェーバー、「PM理論」によってリーダーシップ研究の発展に貢献した三隅二不二、リーダーシップ研究の第一人者であるウォレン・ベニス、AT&T社のマネジメント研究センター長を務めるロバート・K・グリーンリーフ、徹底した現場主義を貫くヘンリー・ミンツバーグが、さまざまな角度から「マネジャーの役割」を解説するという体裁。そのなかから、ベニス教授による【4時間目】「変革の時代に求められるリーダーシップ」を紹介します。


ベニス教授によれば、「優れたリーダー」と呼ばれる人には、次の4つの特性(戦略)を見出すことができるそうです。


1.人を引きつけるビジョンを描く(95ページより)


ミッションや経営理念を実現するものとして、重要になってくるのがビジョン。そしてビジョンを構築するうえでは、「現在」「過去」「未来」という時間軸が手がかりに。


過去


過去の情報にあるものは、組織の歩み、強みや弱み、経験から導かれた教訓。また、ライバル組織や、類似した経験を持った組織の歴史を振り返ることも有意義だとか。


現在


現在、身のまわりで起こっている出来事に注目することで浮かび上がってくるのは、現状の課題。その結果、将来的に解決すべき問題が明らかになるため、未来へ向けての一歩を踏み出すことができるわけです。


未来


未来を完全に予測することはできないものの、予測するうえで有益な情報は存在するといいます(たとえば、政府によって検討されている政策)。調査機関による経済予測なども、未来を捉えるうえで重要。


2.あらゆる方法で「意味」を伝える(99ページより)


リーダーシップを発揮するための戦略として重要なのがコミュニケーション。しかし単に思いを熱く伝えるだけではなく、「なぜ新たなビジョンが必要なのか」「そのビジョンによってなにがもたらされるか」「その結果、どんな未来が待っているか」について説得することが大切。


そしてそのために有効なのは、新たなビジョンを象徴するようなインパクトのある言葉を用いること。その好例として著者は、アメリカで人種差別撤廃を訴えたキング牧師のスピーチ「私には、夢があります(I have a dream)」を挙げています。


3.「ポジショニング」で信頼を勝ち取る(102ページより)


ポジショニングのポイントは、自らの立場、立ち位置を明確にし、ブレない姿勢を一貫していくこと。つまりビジョンと同様に、核となる機軸を実現するためのものだというわけです。

ただし崇高なビジョンがあり、それを実現するためのポジショニングが明確でも、フォロワーなくして実現は困難。そして、フォロワーがついてくる重要な条件が「信頼」。つまりリーダーシップは、リーダーとフォロワーが信頼の絆で結びついていてこそ発揮できるものだということです。


4.自己を創造的に活かす(105ページより)


自己を創造的に活かすために考えるべきは、リーダーが自らに対し、どのような心構えでリーダーシップに臨むのかを考えること。そしてその際には、肯定的自己観ワレンダ要因の2つが指標になるそうです。まず、自己肯定感の強さをはかる要素は次の3つ。


  1. 自分の強みと弱みを認識し、強みはさらに伸ばし、弱みを補う努力をする
  2. 自分の強みを伸ばすスキルを身につける
  3. 自覚している能力と、職務に求められる能力が一致しているかどうかを見極める


ワレンダ要因とは、全身全霊で仕事に打ち込んでいると成功するし、チャレンジに対して失敗のイメージを専攻させると失敗するという意味。つまり自己観もワレンダ要因も肯定的な人物が、自己を創造的に活かして効果的なリーダーシップを発揮できるわけです。


これはひとつの例ですが、全体的にわかりやすく、そして親しみやすい内容です。リーダーシップについて効率的に学ぶことができると思いますので、興味のある方は手にとってみてください。


(印南敦史)

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