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印南敦史  - ,,,,  07:30 AM

「一生モノ」の英語力をつけるには「フレームワーク」を増やすこと

「一生モノ」の英語力をつけるには「フレームワーク」を増やすこと

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「『理学的』学習システムのすすめ」というサブ・タイトルからもわかるとおり、『一生モノの英語勉強法』(鎌田浩毅・吉田明宏著、祥伝社新書)は、英語の習得を「理系」的に「システム」化して提示したユニークな書籍。

「理系的」な勉強法や仕事術のノウハウを、英語の学習法へ転用しているわけです。「英語は適切な学習法さえ知っていれば、誰でも使えるようになります」と力説されていますが、では、そのポイントはどこにあるのでしょうか? 第1章「英語ができれば人生が変わる!」に焦点を当ててみましょう。


人間は「フレームワーク」に支配されている(18ページより)

フレームワークとは、「考え方の枠組み」「頭の中の思考パターン」のこと。それまで生きてきた価値観によって構築されるため、自分と同じフレームワークをもつ人間は存在せず、他者との間にフレームワークの「ずれ」が生じるのは当然。しかし両者間のギャップを埋めていけば、お互いに理解し合えるようになります。まず、これが英語習得に際しても基本的なポイントになるのだとか。


「フレームワーク」を増やして世界へ飛び立とう(21ページより)

自分のフレームワークを大きくしたり、新たなフレームワークを獲得したりする際にも、英語の習得が大いに役立つそうです。なぜなら、ものの見方や感じ方は、使う言葉に大きく左右されるから。日本語を話す人と英語を話す人とでは世界の捉え方が異なり、言葉の違いがフレームワーク形成にも影響を及ぼすわけです。

たとえば、英語ではものの「数」にとても敏感。目の前にペンがあることを伝える際には"This is a pen"と言いますが、日本語では「これは一本のペンです」ではなく、「これはペンです」と言うほうが自然です。英語が「わかっていることは明瞭に伝える」ことを基本としているのに対し、日本語の感覚では「明らかなことはわざわざ伝えなくてもよい」ことになるわけです。これは一例ですが、このように、細かいところにまで文化や思想の違いが反映されている。そして、だからこそ英語習得に際しては、英語が成立した背景を知っておくことも大切だといいます。そして英語を正しく習得すること自体が、自己のフレームワークを大きく進化させてくれるそうです。


英語を学ぶ目的をはっきりさせよう(32ページより)

「英字新聞を読めるようになる」「将来カナダに移住する」など、目的をはっきりさせることが大切。理由は、目的に合致した、最適な学習法を選ぶ必要があるからです。つまり、「限定的な能力」を身につけることに的を絞る。読む・書く・聞く・話すの4分野を総合的に伸ばすのが理想的ですが、まずできることからクリアしていかなければならないからです。

学習する目的が決まったら、いつまでにどのレベルに達するかという「目標」を設定し、「計画」を練る。ちなみに計画は、人生設計も含めた総合的な「長期的計画」と、半年後くらいまでの具体的な「短期的計画」の2種。英語学習に限ったことではありませんが、「場当たり的な勉強をしてはいけない」ということです。

そして、たとえば「一年後に英語のニュースを試聴できるようにする」という目標を立てたなら、達成するために次の3項目に分けて学習する必要があるのだとか。


  1. 約1カ月かけて英文法をきちんと学び直す
  2. その後、やさしいリスニング教材で聞く力を高める
  3. 時事英語に慣れるために、英字新聞を購読する


総合的な計画、言い換えれば戦略(ストラテジー、strategy)を立てるわけです。次に戦略に沿って「戦術(タクティクス、tactics)」を練る。例えば適した教材を選び、学習時間を決め、スケジュールを定める。具体的な内容や期限まで細かく決め、待ち時間とゴールをきちんと予測しておくということです。

本書では上記を前提として


  1. 発音
  2. 文法
  3. 読解
  4. 単語
  5. リスニング
  6. スピーキング


という6項目に沿って話が進められます。それこそが、「戦略」的な学習法の考え方だというわけです。ですから、以後の章で展開される勉強法も一般的な「英語学習法」とはベクトルそのものが異なり、とても興味深く読むことができます。そして著者も指摘しているとおり、本書にはさらに重要なポイントがあります。


実は、本書で示す学習法は、英語に限らずすべての科目で通用する方法でもあります。経済学でも地球科学でも、何かを学ぶ際に活用できるコツをたくさん含んでいるのです。

それは、ビジネスパーソンにとっての「仕事術」にもきっと応用できるはずです。


(印南敦史)

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