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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,,,,,  10:00 PM

Raspberry Piを「AirPlay化」して音楽をストリーミングする方法

Raspberry Piを「AirPlay化」して音楽をストリーミングする方法


ソファに寝そべったまま、携帯に入った曲をワイヤレスで手持ちのオーディオから再生する。とても快適ですよね。「AirPlay」対応レシーバーがあれば簡単ですが、少々高価です。そんなにお金を払いたくない人は35USドルで買える「Raspberry Pi」が同じ役目を果たします

Raspberry Piは、初期インストール時にほんの少し手を加えるだけで、どんなAirPlay対応機器からでも音楽を受信できる、素晴らしい小型デバイスに変わります。自宅のどこにあるスピーカーへも、ワイヤレスで音楽をストリーミングできるようになります。


必要なもの

Raspberry PiでAirPlayレシーバーを立ち上げるのはとても簡単です。必要な材料は次のとおりです。

  • Raspberry Pi
  • HDMIケーブルまたはコンポジットビデオケーブル(設定を行う際、一時的にRaspberry Piとテレビやモニターをつなぐために必要です)
  • SDカード(8GB Class 10以上)とカードリーダーもっと小さいものや速度の遅いものでもかまいませんが、8GB Class 10のカードなら最高の性能で、しかもとてもお買い得です。ほとんどのSDカードを使用できますが、なかには互換性がなく、問題が生じるカードもあります。どのカードが使えるのかは、こちらで確認してください)
  • USBキーボードとマウス(標準的なUSBキーボードとマウスなら、どれでもよいです。設定作業のためだけに必要なので、普段パソコンで使っているものを借用すればいいでしょう)
  • 5Vで700mA以上の電流を供給できる高品質のmicroUSB電源(現在のスマートフォン充電器は、ほとんどが5Vで700mAを供給できますが、すべてがそうではありません。充電器の底面を見て、出力値を確認してみましょう。700mAあるいは0.7A以上と記載されていれば大丈夫でしょう。品質の低い充電器は問題が生じるかもしれないので使わないようにしてください)
  • 3.5mmステレオオーディオケーブル(Raspberry Piをステレオへ接続するために必要です)
  • Wi-Fi USBアダプター(互換性のある製品一覧は、こちらで確認できます)
  • USBサウンドカード(Raspberry Pi内蔵のオーディオ出力機能は貧弱なので、音質にこだわるのならUSBサウンドカードを取り付けましょう。互換性のある製品一覧はこちらで確認できます。
  • ステレオ(とスピーカー)(音楽を飛ばすなら、それを受けるステレオとスピーカーが必要ですね)
  • iOSデバイスまたはコンピューター(音源として、iPhone、iPod Touch、iPad、または『iTunes』をインストールしてあるコンピューターが必要です。理論的には、『doubleTwist』のようなアプリがインストールされたAndroidデバイスでも大丈夫なはずですが、ライフハッカー編集部ではテストしていません)


できること・できないこと

Raspberry Piは、小型で素敵なAirPlayデバイスになります。接続されたスピーカーは、AirPlay対応スピーカーと同様に作動します。電源を入れると、外付けのモニターやキーボードなしで立ち上がります。AirMac Expressの半分以下の値段で音楽を受信でき、かつそのまま他のRaspberry Piプロジェクトにも使えてしまう。まさに、いいことずくめです。

ただRaspberry Piは2013年3月5日現在、動画コンテンツを配信するためのAirPlayミラーリングには対応していません。けれどもRaspberry Piを他のプロジェクトにも併用できること魅力的です。


ステップ1:Raspberry Piの接続と設定


130306raspberry_02.jpg


AirPlayの機能を使うには、Raspberry Piに専用標準OSの『Raspbian』をインストールします。インストール方法についてはこちらを参照ください。

キーボードやモニターなしで自動的にAirPlayレシーバー機能をスタートさせるには、Raspbianへ自動でログインできるように設定します。Raspi-config画面の設定で、「Start Desktop on Boot?」項目を「Yes」に変更します。すでに起動している場合は、ターミナルで次のコマンドを実行して、Raspi-configを再読み込みします。

sudo raspi-config

AirPlay機能を使うには、初期状態でインストールされていないパッケージが必要になるので、作業に入る前にパッケージのアップデートをします。ターミナルで次のコマンドを実行します。

sudo apt-get update sudo apt-get upgrade

処理に少し時間がかかるので、何か他のことをやりながらでも待ちましょう。アップデートが終わってRaspbianが問題なく立ち上がったら、AirPlay機能の設定に進みます。

注:コマンドの実行だけでも、必要なものを全てインストール可能です。しかし、Raspberry Piを活用できるように、Raspbianインターフェースを使って作業します。


ステップ2:USB Wi-Fiアダプターの設定


130306raspberry_03.jpg


USB Wi-Fiアダプターを使えるようにします。Raspbianがインストールされていればとても簡単です。

  • USB Wi-FiアダプターをRaspberry Piに接続します。
  • デスクトップにあるWi-Fi Configアプリケーションを開きます。
  • ドロップダウンリストから、接続したアダプターを選択します。
  • 自宅のホームネットワークにアクセスします。

Wi-Fiアダプターの設定はこれだけです。念のため、デスクトップにあるインターネット用ブラウザー『Midori』を開いて、インターネットにつながっていることを確認しましょう。Raspbianは設定内容を覚えています。使用中に万一Wi-Fiアダプターが外されても、再度取り付ければ、自動的に元の設定を読み込みます。


ステップ3:サウンドカードの設定


次に、サウンドカードを使えるようにします。まず、USBサウンドカードをRaspberry Piに取り付け、3.5mmオーディオケーブルでステレオにつなぎます。動作確認だけならヘッドフォンでも問題位ありません。ターミナルでコマンドを実行し、サウンドカードを指定しましょう。デスクトップにあるLXTerminalターミナルを開いて、次のコマンドを実行します。

aplay -l

「card 1: set [デバイス名], device 0: USB Audio」のような表示が出れば、USBサウンドカードはRaspberry Piで正常に認識されています続いてサウンドのテストを行うため、次のコマンドを実行します。

Alsamixer

このコマンドにより、オーディオ出力のテスト用ソフトウエアが読み込まれます。「F6」キーを押して出力タイプをサウンドカードに変更します。出力テストを行うために、次のコマンドを実行します。

speaker-test

スピーカーから音がなれば、USBサウンドカードは正常に機能しています。なおWi-Fi USBアダプターとは異なり、Raspbianは起動時にUSBサウンドカードを自動で読み込みません。そこで次のコマンドを実行して設定ファイルを編集します。

cd /etc/modprobe.d sudo nano alsa-base.conf

alsa-base.confファイルが開いたら、最下行付近までスクロールし、次の行を見つけます。

options snd-usb-audio index=-2

その行頭に「#」を記入してコメントアウトします。「Ctrl+X」キーで、変更を保存して終了します。


ステップ4:AirPlayエミュレーター『Shairport』のインストール


130306raspberry_04.jpg


AirPlayを実際に動作させるために『Shairport』というソフトウエアが必要です。設定には少々時間が掛かりますが、難しいことはありません。しかし、たくさんの付随するソフトウエアをダウンロード、インストールするために30分は必要でしょう。

まず下準備として、いくつかソフトウエアをインストールします。ターミナルで、次のコマンドを実行します。

sudo apt-get install git libao-dev libssl-dev libcrypt-openssl-rsa-perl libio-socket-inet6-perl libwww-perl avahi-utils libmodule-build-perl

しばらくの間、待ちましょう。処理が終了したら、ShairportがiOS 6でも動作するように、iOS 6用モジュールのインストールを行います。

git clone https://github.com/njh/perl-net-sdp.git perl-net-sdp cd perl-net-sdp perl Build.PL sudo ./Build sudo ./Build test sudo ./Build install cd ..

モジュールのインストールが終わったら、いよいよShairportの番です。ホームディレクトリから、次のコマンドを実行します。

git clone https://github.com/hendrikw82/shairport.git cd shairport make

Shairportを起動します。

./shairport.pl -a AirPi

このコマンドにより、「AirPi」という名前のShairportプロセスがRaspberry Pi上で実行されます。ちなみに名前は変更可能です。

iOSデバイスの音楽アプリで、AirPlayボタンをタップしてみましょう。出力デバイスとして表示された「AirPi」ボタンをタップすると、2秒程度で、USBサウンドカードから音楽がストリーミングされ始めます。

でも、まだ終わりではありません。Raspberry Piの起動時にShairportは自動で読み込まれません。それにキーボードやモニターなしでAirPlayを動作もさせたいので、もう少し作業が必要です。ホームディレクトリから、次のコマンドを実行します。

cd shairport make install cp shairport.init.sample /etc/init.d/shairport cd /etc/init.d chmod a+x shairport update-rc.d shairport defaults

Shairportを起動項目に追加するために、次のコマンドを実行します。

sudo nano shairport

編集対象のShairportファイルが開くので、「DAEMON_ARGS」行を見つけて、次のように変更します。

DAEMON_ARGS="-w $PIDFILE -a AirPi"

「Ctrl+X」キーで変更を保存すれば、すべて完了です。これでShairportは、Raspberry Piを起動するたびに自動で立ち上がります。USBサウンドカードとWi-Fiアダプタが取り付けられてさえいれば、Raspberry Pi単体でAirplayのレシーバーとして機能するようになりました。

今後はRaspberry Piの電源を入れ、起動するのを待つだけです。OSが起動すると(通常30~40秒ほど掛かります)、Raspberry Piで音楽をストリーミングできます。

以下でRaspberryを使った他のプロジェクト記事をまとめてありますので、ぜひトライしてみてください。


Thorin Klosowski(原文/訳:風見隆、合原弘子/ガリレオ)



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