• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

印南敦史  - ,,,,,  11:00 AM

「ジョジョの戦略」を日常のビジネスに応用する

「ジョジョの戦略」を日常のビジネスに応用する

130129book-to-read.jpg


ジョジョの戦略 最後に必ず勝利する方法』(富田英太著、あさ出版)は、根強いファンを持つ漫画『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦作、集英社)内で示された考え方や方法論をビジネスに応用しようというユニークな書籍。では具体的に、『ジョジョ』のどの場面が「使える」のでしょうか? 第5章「一発逆転をねらう」に焦点を当ててみます。


攻めてもダメなら、相手にとり込まれてみる。(185ページより)

山を賭けたんだぜ
シュトロハイム!
皮膚もだめ...
眼ん玉もだめ...
表からがだめなら内部からだ!
一か八か賭けたぜ!
喰うときなら
じかに波紋が流せると思ってな...

(サンタナに波紋攻撃をしかけたが通用しなかったため、ジョセフ・ジョースターはわざと攻撃を受けてサンタナの体内にとり込まれ、内部からの破壊を試みる。『ジョジョの奇妙な冒険』第7巻からの引用)


「相手に取り込まれてみる」というジョセフの発想は、M&AにおけるLBO(レバレッジド・バイアウト=取引先の資産を担保に資金調達し、買収後に事業改善などを行うこと)のようなダイナミックな戦略だと著者はいいます。2006年にソフトバンクがボーダフォンにしかけたLBOがその典型。リスクとリターンを判断し、最善の手段で最大のリターンを狙うべきだというわけです。


形勢不利でも、自らに残ったすべてを総動員して、勝機をつかむ。(189ページより)

受けた『傷』も我が肉体!
今までの『ダメージ』も我が能力!
全てを利用して...
勝利をつかむッ!

(ワムウが自らの両腕を切り落とし、それを発射させて勝機をつかもうとした場面。『ジョジョの奇妙な冒険』第11巻からの引用)


もう死んでいると思えば怖いものがなくなり、思い切った選択ができるようになる。ビジネスも「自分のもの」としてとらえれば、マイナス要素も自らのものだとわかる。それを認めたうえで、プラスに変える方法を考えればいいということです。


ギリギリまで決定打を隠す。(197ページより)

ぼくがさっき気を失った時
「法皇」を出していたのを忘れたのかい?
そして法皇を地面にもぐり込ませ
隠したのさ
眠りに入る前にね...

(花京院典明が、隠していたスタンド「法皇」を眠りに入る直前に出し、「死神13」を倒すシーン。『ジョジョの奇妙な冒険』第19巻からの引用)


タイミングを見計らって秘策を出し意表をつくことは、ビジネスにおいても大きな効果をもたらすとか。2012年10月にソフトバンクの孫正義社長が、米スプリント・ネクステル・コーポレーションに対するM&Aを発表したことがいい例。結果的にソフトバンクは世界第3位規模に成長しています。


逃げ場がないなら真正面から突っ込む。(205ページより)

わざとつぶれてーッ
その空気圧で
ぶっ飛んでやるッ!
うがああああああ

(天空の神「ホルスト神」のペット・ショップとの動物対決で、イギーがわざと氷に押しつぶされ、その勢いを利用して突撃する場面。『ジョジョの奇妙な冒険』第24巻からの引用)


ここに顕著なのは「退路が断たれたときには、正面に勝機がある」ということ。そしてそれを戦術化したのが、古代中国の「井陘の戦い」で、少ない兵力を奮い立たせて勝利した韓信軍の策略である「背水の陣」。逃げ場がないなら腹をくくり、全力で困難にぶつかってみるべきだということです。


強い責任感と執念が勝利へと導く。(213ページより)

オレの
ジッパーじゃあなければ...
ダメだ...
さもないと......
皆殺しになる...

(「ノトーリアスB・I・G」の攻撃から逃げ切るには、ブチャラティの両腕を犠牲にするしかなかったという場面。『ジョジョの奇妙な冒険』第58巻からの引用)


ここから学べるのは、ギリギリの勝負を勝ち抜くには決死の覚悟が不可欠だということ。自分を犠牲にするくらいの気持ちを持った人間が揃わない限り、大きな成功は収められないということ。失敗の責任を部下になすりつける上司では誰もついてこないし、有能な部下も育たない。気持ちを強く持てる人間が増えなければ、強い会社は生まれないわけです。


最後に救ってくれるのは、人とのつながり。(221ページより)

人の出会いも「重力」!

(変わらない運命のなかでエンポリオを救ったのは、徐倫に手渡されたウェザー・リポートの能力だった、というシーン。『ジョジョの奇妙な冒険』第17巻からの引用)


この場面で重要なのは、「どの出会いがどう影響するかわからないのだから、どんな人との関係もおろそかにしてはならない」ということ。ただしそれは、見返りを求めて媚びることとは違います。「人々が自分に調和してくれるように望むのは非常に愚かだ」というゲーテの言葉にあるように、意見や気持ちをただ合わせるだけでは、お互いのメリットとなる化学反応は生まれないわけです。


実をいうと個人的に、『ジョジョの奇妙な冒険』は苦手でした。恥ずかしながら第6巻で挫折したので偉そうなことをいう資格はないのですが、本書を読み終えた時点で「もう一度、『ジョジョ』を読みなおしてみようかな」と興味が沸いてきたのも事実。そういう意味でも、ここに示された視点のユニークさには感心しました。


本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

    LIKE

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    Sponsored

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    先日、政府は2017年度から公共料金や備品経費の支払いを全面的に電子決済にすることで、30億円の人件費削減が期待できるという発表をしました。 電子マネーやクレジットカード、ネットバンキングの普及により、私たちは現金だけではなく、時間と手間のかからない電子決済を活用する機会が増えていますが、それは企業や法人にとっても大きなメリットがあるようです。 そこで今回、現金決済から電子決済へとキャッシュレス  05:00 PM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

lifehacker

Recommended

© mediagene Inc.