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yamasaki  - ,,  10:00 PM

投資での失敗との向き合い方、つきあい方~マネーハック心理学(11)

投資での失敗との向き合い方、つきあい方~マネーハック心理学(11)

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成功体験より失敗のほうが人を強くすると信じるFP山崎(@yam_syun)です。もちろん恋愛でもビジネスでも。さて、今回は資産運用の失敗から成長するためのヒントを考え、かつ、できれば失敗を小さくする方法を考えてみます。


■株高も失敗の宝庫になりかねない!

株価がずいぶん上がっています。総選挙前の安値からすると2カ月で20%上昇した計算です(2013年1月16日現在)。しかし一気に上昇した相場はそれから何度かの乱高下を繰り返すものですから、「上がっているのだから買えば儲かるだろう」という淡い期待で投資をスタートした新参者の夢がくじかれることもしばしばです。

私は株高を素直に喜ばないファイナンシャル・プランナーであり、むしろこうした上昇相場に踊らされて失敗してしまう個人投資家が急増することを心配しています。

上昇相場での失敗パターンはそれこそいくらでもあります。例えば...


  • 上昇相場が終わる頃にようやく投資を始めたものの、もう上昇余地がほとんどなかったことに気がつかず、むしろマイナスになってから気づく(つまり損する)
  • 相場の調整と反発が行われることにうまくつきあえず、とにかく下がるたび怯えて売却してしまう(つまり損をする)
  • 何度か上昇相場で大儲けした経験を、自分の能力であると過信するあまり、相場が変調した後うまく稼げなくなる(つまり損する)
  • 経験が浅いにもかかわらず、あまりにも多くの金額を投資額として投入してしまったため、損失割合は大きくないのに、「損失額」が大きなものとなってしまった(つまり損をした)


などなど、枚挙にいとまがありません。これらの多くは投資技術的未熟さからくるものもありますが、やはり行動ファイナンス的な視点から生じているものも多く、少し学んでおけば失敗を回避できる可能性もたくさんあります。


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■失敗と成功の体験が投資家を成長させる

私は、投資家として成長するためには「投資でうまく儲けた経験」と「投資で損をした経験」の両方を早期に積むべきだと考えています。

まず、投資で儲かった成功体験のない場合、投資が楽しく感じられないので長続きしませんし、投資を学ぶ意欲も生じません。できるだけ早く、少額でもいいので利益を得る経験をして欲しいところです。最近の市場であればこの体験は得やすいと思います。

しかし、投資家がステップアップするために本当に必要なのはむしろ、失敗経験です。恋愛でも失恋経験が何回かあったほうが余裕をもって異性関係を築けるように、あるいはビジネスでも失敗をしたことがないエリートのほうが実は危なっかしいように、損失を出したことのない投資家ほど危ないものはありません。

まず、失敗経験の少ない投資家は「自信過剰」の愚に陥ります。自信過剰は、過去に何度か取り上げていますが投資初心者の陥りやすいトラップのひとつです。「たまたま株価が上がっていたので儲かった」ことを「自分の判断が適切で儲かった」と過信する人ほど、相場の変調後に損失を繰り返します。

また、「損失の先送り」は、行動ファイナンスでよく指摘されるミスです。投資家は損失のほうが利益より強く感情を揺さぶることが分かっており、プロスペクト理論としてまとめられています。損失が確定することは失敗を認めることでもあるため、決定を先送りをしがちで、結果として損失を広げてしまいます。むしろ、損失経験を積んでそこから学習し、繰り返さない工夫を考えたほうがいいのです。

自転車の練習でも転んで擦り傷を作る経験が重要ですし、水泳の練習でもうまくいかずに水を飲む経験ゼロで100メートルを泳ぐことはできません。損失が生じるのはやむを得ないのですから、むしろ被害を小さくする方法を考えることが大切です。


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■経験は得ても損失を最小限度にとどめる3つのヒント

損失から経験を得つつも、損失額をできるだけ小さくする方法は実はとてもシンプルです。3つほどご紹介します。


1)投資額を小さくスタートする

人は儲けようと思うあまり、自分の投資能力以上の資金を市場に投入してしまいます。100万円の投資で生じたマイナス10%は10万円ですが、投資金額そのものを10分の1(つまり10万円の投資)にしておけば、同じ損失割合でも損失額は1万円ですみます。

あまりにも簡単すぎるので誰もが見逃しますが(自信過剰のため、失敗するリスクは過小評価されることも一因)、投資額を小さくスタートして損失経験を繰り返した後、投資額を増やす方が実はいいのです。いつでも投資額を増やしていくことはできるわけですから、最初は多くても10万円でいいのです。


2)リスクの小さい投資対象からスタートする

投資と言えばやはり「現物株」がメジャーな対象です。国内の有名企業の株主になることは、あこがれでもあります。しかし、個別株の値動きの大きさは、日経平均やTOPIXのそれを上回ります。日経平均であれば225社、TOPIXであれば約1600社の平均のようなものですから、個別企業の値動きがこれより激しいのは当たり前です。

つまり現物株での投資は、うまくいくときは大儲けになりますが、失敗したときの損失は日経平均の下落幅より大きくなります(平均が上昇しているのに、個別株が下がることもざらにある)。同じ損失経験を踏むなら被害割合を小さくした方がよく、例えば投資信託でインデックスファンド(日経平均やTOPIXとほぼ連動するような商品)を買ったほうがいいでしょう。ステップアップはその後いくらでもできます。


3)うまくいかないときは損失を確定させる

投資家にとって難しいのは、自分の失敗と向かい合うこと。これは自信過剰の裏返しでもあります。さらに、損失の先送りはどんな投資家も陥りがちです。しかし、これを繰り返していると傷を大きくするうえ、投資家としてのレベルアップは望めません。

投資の失敗は必ずしも理由があるものばかりではありません。自分の予想を超えたところで市場が逆に動くことはよくあることです。例えば要人の定期的な発言機会をチェックする人はいても、突然の失言などで動く相場まで24時間チェックすることは不可能です。運用のマイナスのすべてを個人の判断ミスと考える必要はありません。

自分のミスはミスとして認め、自分の責任の外で生じた損失も受け入れればいいのです。損失を確定させ、リトライし続けることが大切です。


投資は個人の非合理的感情との戦いであり、また非合理的な世界との戦いでもあります。それに、そもそも個人の選択は失敗だってたくさんあります。「昨日の昼飯はAランチよりBだったなあ」みたいなことを繰り返しながら人生は続いていくわけです。投資も似たようなものです。リラックスして投資とつきあっていけるようになるといいでしょう。

投資家として成長するために「失敗」や「損失」とのつきあい方を学んでいってほしいと思います。


(山崎俊輔)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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    香川博人

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