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長谷川賢人長谷川賢人  - ,,,,  09:00 PM

「脱・ポジティブ」で結果を出す! ネガティブシンキングのススメ

「脱・ポジティブ」で結果を出す! ネガティブシンキングのススメ

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これまでポジティブシンキングを実践してもうまくいかなかった人へ。今日から「脱・ポジティブ」でネガティブな自分を受け入れていくのはいかがでしょう。そのコツを教えてくれるのはメンタルトレーナーの森川陽太郎さん。今後、ライフハッカーでは森川流「ネガティブシンキングのススメ」に関する連載記事をお届けしていきますが、今回は先がけて編集部でお話を伺ってきました。


(サッカー選手の)エトーやグイサにあって私にないもののひとつが、「感情を評価しない」ということでした。
感情を評価しないとはどういうことかというと、プラスの感情もマイナスの感情も同じように扱うということです。これができると安定して自己肯定感を持つことができるようになります。つまり、いつも自分に対して「OK」をあげられる状態をつくることができるのです。

『本番で実力が出せない人のための「いつもの自分」トレーニング』(森川陽太郎著、ダイヤモンド社、134ページ)


自分に自信がない、どうしても緊張してしまうなど、人によりメンタルの悩みはさまざま。しかし、どれほど周到に用意をして練習を重ねても、本番で結果が出せなければ意味はありません。いかにして実力を発揮して結果を残すかは、スポーツ選手もビジネスパーソンも同じことです。

ライフハッカーでも「自己嫌悪に陥りそうな時は両手を大きく広げるポーズで自信を取り戻そう!」などの記事を紹介してきましたが、さらなる方法がないかと探していたときに出会ったのが上記の本でした。メンタルトレーナーであり、株式会社リコレクト代表を務める森川陽太郎さんは元サッカー選手。高校卒業後に単身スペインへ渡りプレーをし、そこで文化や人種のちがいはもちろんのこと、海外選手と自分の「メンタル」の違いを肌で感じた経験を持ちます。著書には以下のようにありました。


日本では、
 メンタルが強い = マイナスの感情を感じないこと

スペインやイタリアでは、
 メンタルが強い = マイナスの感情を感じていても自分の力を発揮できる

(同著、135ページ、原文ママ)


「いま弱っているな...」と思った時に「良くない!前向きに!」と切り替えようとするのは誰しもあるでしょう。ですが、森川さんは「ネガティブな自分を受け入れる」ことの大切さを説きます。さらに新著は『ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則』。これまでのポジティブシンキングの逆を行くような方法論ですが、ネガティブシンキングとはいったい何なのでしょう?


■本質を押さえられる人が結果を出せる


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7人が2つのフラッグを奪い合うゲームをしています。チャンスは3回。中央の人は1回目、2回目と右のフラッグを狙いましたが、隣の3人が速くてフラッグを取れませんでした。最後の3回目、このゲームに勝つためにはどうしたらいいでしょう?

考えられるのは、早い人を避けて左のフラッグを狙うことです。しかし、多くの人が「右隣りの3人に負けたくない」、「周りに妥協した、逃げたと思われたくない」などと考え、また右のフラッグを狙ってしまうのだとか。いつのまにかゲームの目的がフラッグを取って勝つことではなく、「最後までチャレンジした」や「負けたけれどやり遂げた」ことに移ってしまうのです。

森川さんはスペインでプレー中、リーグのトップ選手は最小限の努力で最大限の結果を出すにはどうすべきかという本質をわかっていると感じたそう。このフラッグのゲームも同様で、「感情をはさまずに結果のために何が必要か」に意識を向けることが大切なのです。「ビジネスでもスポーツでも、この判断ができる人が多く入れば、長所を生かし合う強いチームになる」と森川さんは言います。

結果が出なかった時に「頑張った」という落ち込まないための努力を繰り返すのではなく、傷つく覚悟を持ち、ダメだったことやマイナスの感情をまずはしっかり受け入れるのが次に結果を出すためのスタートとなります。


■大事なのは「マイナスの感情を持ったまま」成功体験を重ねること


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森川さんは「感情はコントロールできない」と言い切ります。例えば、自分が大嫌いな人を30秒で好きになってくださいと言われても難しいでしょう。私たちがコントロールできるのは、感情ではなく「思考」なのです。感情は嫌がっていても、行動を起こす時にはポジティブな思考を持とうとします。この時、私たちの脳では「感情と思考の不一致」が起きます。感情と思考をつかさどる脳の部位は異なるため、この状態が続くと本来の力が発揮できないばかりか、ストレスも生まれていきます。

人間を感情、思考、行動の3点で見た時、多くの人はポジティブな思考を持って行動を起こし、ネガティブな感情を切り離そうとします。緊張や不安があるのに(感情)、それを振り払ってポジティブに考え(思考)、その思考に合わせて行動する...というように。しかし、これだと力を発揮しにくい。そこで森川さんは思考を感情に合わせて行動を切り離すことを勧めます。


緊張していてもうまくいったことはありませんか? しかし多くの人は、緊張や不安などマイナスの感情は悪いものと捉えています。さらに、マイナスの感情に釣られて「こんなことは感じてはダメだ...」と自己否定感も一緒に出てくるという流れさえある。そうではなく、マイナスの感情を受け入れた状態でやるべき行動をし、成功体験を積み重ねることが大切です。「マイナスの感情を持っていてもできた!」という成功体験を積んでいけば、「マイナスの感情は悪いものだ」と評価することがなくなります。その結果、ネガティブな自分を受け入れられ、常に自己肯定感を持てるのです。


■「他人からポジティブ見られるためにしていること」をやめる

感情を評価せずにできることをやる。結果が出ていない物事に対しては、ネガティブな自分を受け入れて、これまでとアプローチを変える。この流れこそが結果を出すために必要...とはいえ、ではどのようにアプローチを見直せばいいのでしょう。森川さんは「他人からポジティブに思われたくてしている行動を書きだしてみては」と提案してくれました。


【他人からポジティブに思われたくてしている行動】
・愚痴を言わない
・いつも笑顔でいる
・みんなの前では弱音を吐かない
・叱ってくれた人に「ありがとう」を言う
・落ち込んでいる人がいたら励ます
・いつも前向きなことを言うようにしている...など

『ネガティブシンキングだからうまくいく35の法則』(森川陽太郎著、かんき出版、127ページ)


これらは「結果を出す」ことにつながっていますか? 結果が出せなかった時、責められないための保険にしているのではないでしょうか。ポジティブに思われるためにしている行動をやめることは、まわりからの評価ばかりを気にする自分から抜け出し、ネガティブな自分を受け入れる第一歩になります。その状態で結果を出すと、上記の通り「ネガティブな自分でもできた」という成功体験となり、自己肯定感が生まれる良いサイクルになるのです。



今回まとめた内容は、森川さんのメソッドのほんの一部。「なでしこジャパン」こと女子サッカー日本代表選手やフィギュアスケーターといったアスリート、上司との関係に悩むビジネスマンたちへ実際にアドバイスをした時の話などを交えながら、今後もさらに深くネガティブシンキングを見ていきます。ご期待ください!


長谷川賢人

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