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yamasaki  - ,,,  12:00 PM

とにかく強制スタート! 「年始の計」は資産形成にかなり有効?~マネーハック心理学(10)

とにかく強制スタート! 「年始の計」は資産形成にかなり有効?~マネーハック心理学(10)

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Acerのタッチパネルモニターを購入し、Windows 8化を計画しているファイナンシャルプランナー山崎(@yam_syun)です。さて、今回はマネーハック心理学10回目であり、2013年第一本目ということもあり、実際に役立つ「年始の計画」について考えてみたいと思います。


バックナンバー

・第9回 高いモノがいいモノではない世界
・第8回 遠い未来の幸せは今から動いて手に入れよう!
・第7回 株式投資は「美人投票」である


■「年始の計」を立ててみよう

今年もまた一年がスタートしました。あまり変わり映えしない日々であっても、お正月を過ぎるとリセットしてまたがんばろうという気持ちになるから不思議なものです。

「一年の計は元旦にあり」とよくいいますが、マネーハック的には当たっている格言かもしれません。なぜなら、最初に計画を定めて、とりあえず実行してみることは、心理学的にも有効だと考えられるからです。

非合理的な人間の心理を経済学的に解き明かす「行動ファイナンス」の成果を個人のマネーに活用してみるマネーハック心理学として、「年始の計」について考えてみます。


■とにかく強制スタートすると、けっこう中断しない

「任意でいつでも始められますよ」は「いつまでたっても実行しない」とほぼ同義です。人の頭は現状維持のほうがラクだと考えるもの。変化を面倒がる傾向があり、一歩も動かない可能性のほうが高いからです(これを逆に考えると、「任意でいつでも返済できますよ」という借金の類いはとても危険だということが分かります)。

アメリカの401(K)プランは、老後のために個人がお金を貯めると、会社が追加負担をしてくれたり税制優遇が得られたりするとてもすばらしい制度ですが、この利用率が高まらないことは全国的な悩みでした。ホワイトカラーとブルーカラーにおいてこの差は顕著で、アタマがいいヤツほど制度をフル活用する傾向があります。

アメリカは投資教育大国であり投資大国であるといいますが、国民すべてに投資テクニックが伝授されているわけではないのです。非合理的な行動選択をいかに回避させるかは、「投資教育の限界」として議論がずいぶん行われました。

そこで、「最初は強制スタートさせ、嫌な人は手続きをしてキャンセルできる」仕組みを導入することにしました。新入社員に説明会を行い、「とりあえずスタート時点では口座開設してもらい、積立してもらいます。もちろん嫌ならキャンセルできますよ」というわけです。

理屈としては「入りたい人は入る」「入りたくない人は入らない」が選べるわけですから、今までのやり方も新しいやり方も加入率は同じはずです。しかし、結果は大違い。ある会社では70~80%の人がそのまま加入し、ほとんどは脱退手続きもしなかったそうです。

これは行動ファイナンス的にいえば「一度入ってしまうと、入った状態を続けるほうがラク」であるため、そのままにしてしまう「現状維持バイアス」が働いたものと思われます。現状維持バイアスはきわめて強力に意思決定を左右することが知られており、非合理的に働くことが多いのですが、ここでは「結果的に合理的」になるよう、最初の選択をセットしていることが奏功しているわけです。


■最初の給料日までに手続きすれば1年続く可能性が大!

もし、あなたが「一年の計」を正月のうちに検討し、「今年こそはお金を貯める!」と決意したのでしたら、それを具体的な実行に移してしまうことが重要です。「毎月2万円を積み立てる!」とか「毎月2万円ずつ積立で投資信託を買う!」と具体的に決め、気分が冷めないうちに手続きしてまうことが大切です。一度手続きした積立等はそのまま1年後にも続く可能性が高くなります。

銀行であれば積立定期預金を、投資信託を活用したい場合は積立投資信託をセットします。いずれも自分で店頭に出向くなり、ネットで申込み手続きをしなければスタートしません。ひと手間の面倒があるのはやむを得ないところですが、この「最初のひと押し」を行うことが重要なのです。

一度積立を始めてしまうと、年収が半減したとか、会社を辞めたというようなよほどのことが無い限り、積立を続けていくはずです。なぜなら「現状維持バイアス」が働き、積立停止の手続きをする面倒のほうが先に立ってしまい、現状維持を選択するからです。

積立額のイメージがまったくない人であれば、「年収の10%」を12で割って毎月の目標額を考えてみてください。今までお金を貯めたことがない人であれば、手取りの10%でもかまいません(手取り額は年収から税金を引かれた後の金額であり、ボーナスを含まないので、おおむね年収の5%程度になる)。


「一年の計は元旦にあり」といいますが、マネーに関していえば、これを具体的なアクションまで落とし込むことが大切です。仕事始めの最初の1週間は、会社もまだのんびりしているはずです。このうちに、さっと手続きをしてみてください。

きっと2013年の年末は、資産増が実現し、充実した手応えのもと、正月を迎えられることと思いますよ。

今年もユニークな視点でマネーコラムを書いていきますので、よろしくお願いします!


(山崎俊輔)

Photo by Thinkstock/Getty Images.

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