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大嶋拓人  - ,,  06:00 PM

誰でもすぐに受信できる! 本物のスパイ通信を傍受する方法

誰でもすぐに受信できる! 本物のスパイ通信を傍受する方法

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スパイが使う連絡手段と言えば、暗号化されたメッセージ、周到にカモフラージュされた電子機器など、最先端の通信技術を思い浮かべるでしょう。しかし、本当のスパイが使うのは意外にも「ありふれた手段」かもしれません。

現在、世界中のAMラジオ放送の中には、誰が何のために放送しているのか分からない「正体不明のラジオ放送」があります。各国政府はその存在すら認めておらず、説明するのも避けています。

この放送のおもしろいところは、AMラジオさえあれば誰でもこの放送が聞けること。このような放送は一般的に「乱数放送(Numbers Stations)」と呼ばれています。


乱数放送(Numbers Stations)とは



乱数放送の発信源はわかりませんが、特定の周波数で決められた時間に放送されているものが多いです。放送される内容は非常に奇妙で、普段は何も聞こえない周波数なのに特定の時間になると一転してモールス信号、人間の声、数字、童謡などが聞こえてきます。暗号と思われる単語の羅列、アルファベット、音楽などが放送されることもあり、周波数によっては外国語で放送されるものもあります。この放送は、実際に聞くと非常に気味が悪いものです。これを聞いても仕事の生産性が上がるわけでもないですが、どのような放送なのかぜひ一度聞いてみるとよくわかるでしょう。

乱数放送が最初に登場したのは第二次世界大戦後が終わった頃です。冷戦時代には数多くの放送が確認され、現在もその多くが残っています。ラジオなどの無線通信を管理する政府機関に問い合わせても、納得できる答えは得られないでしょう。多くの政府は乱数放送の存在を認めておらず、公式な関与を否定しています。しかし、実際には乱数放送を通じて各国に潜伏する自国のスパイに向けて非公式に情報を送っていると考えられています。


乱数放送の仕組み

乱数放送は「短波放送」に分類されており、長距離通信に適しています。短波放送は地球大気の上層にある電離層で反射されるため、条件さえ良ければ世界のどこにいても受信できます。実際、短波放送は船舶無線などの長距離連絡手段として使われています。

これは諜報機関やスパイにとって理想的な通信手段です。何千キロも離れた地点から放送できて、発信源は誰にもわかりません。受信者はAMラジオと暗号解読用のコードさえあれば放送を解読できます。また、暗号にはワンタイムパッドと呼ばれる手法が使われているため、第三者が解読するのは不可能です。乱数放送が現在でも使われている理由は、諜報活動の連絡手段として適しているからと言えるでしょう。


乱数放送を聴く方法


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乱数放送を聴くのはとても簡単で、AMラジオ、周波数、放送される時間帯さえ知っていればクリアな音声を受信できます。もしAMラジオを持っていなくても、いくつか方法があります。


生放送を聴くために必要なもの
1. AMラジオ(どんなラジオでもOK)
2. 公開されている乱数放送の周波数リスト

Spynumbers.comNumberstations.co.ukというサイトでは乱数放送の周波数リスト、放送時間帯、実際に録音された放送が公開されています。周波数がわかればGlobal Frequency Databaseというサイトでどんな放送に使われている周波数か確認できます。


インターネット上で聴く方法: 
リアルタイムの放送をインターネット上で聴くのは難しいものの、不可能ではありません。SDR Spaceは短波放送愛好家によって運用されているサービスで、ソフトウェア無線のサーバーを公開しています。同サイトで受信用ソフトウェアをダウンロードすれば、パソコンを通して短波放送が聴けるようになります。AMラジオを持っていない場合や干渉する電波が多い地域に住んでいる場合は、この方法が役に立つでしょう。

他にも、HFRadio.orgThe Listening Postといったサイトでも受信用ソフトウェアを公開しており、ダウンロードすればリアルタイムで短波放送が聴けるようになります。The Listening Postでは他にも多くのソフトウェア無線サイトを紹介しているのでそれぞれの環境でよく受信できるものを使いましょう。


録音された放送を聴く方法



実際のところ、録音された放送を聴くのがベストかもしれません。少なくとも、周波数を合わせてから放送が始まるまで30分以上待たされたり、突然始まる放送に驚いたりすることはないでしょう。自分の好きな時間に聴けるのも大きなポイントです。以下、録音された放送を聴く方法について紹介します。

The Conet Projectは世界中で放送されている乱数放送を録音、分類、公開するための活動です。録音された放送はすべてSoundCloudで公開されています。(最初のYoutubeリンクは「Lincolnshire Poacher」という放送で、次のYoutubeリンクは「Phonetic Alphabet NATO」という放送です)The Conet Projectについてもっと詳しく知りたい場合はWkipediaInternet Archiveで記事が見つかります。また、前述のSpynumbers.comでは放送スケジュールと周波数が確認できますが、過去に放送された音声データベースや他のサイトへのリンクも公開されています。

これまで何気なく聴いていたラジオも、乱数放送を聴いた後ならきっと印象が変わって見えるでしょう。私が住んでいるワシントンDCでも、ニュースや気象情報だけでなく、外国語の通信や不思議な通信まで様々な短波放送が受信できます。誰が、どこから、何のために発信しているのかはわかりませんが、地球上の「誰か」に向けた重要なメッセージが含まれていることだけは間違いないでしょう。


Alan Henry(原文/訳:大嶋拓人)

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    香川博人

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