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年吉聡太  - ,,,  07:45 AM

社会を動かす未来のメディアのあり方〜『MEDIA MAKERS』の伝えるメッセージ

社会を動かす未来のメディアのあり方〜『MEDIA MAKERS』の伝えるメッセージ

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MEDIA MAKERS 社会が動く「影響力」の正体』(田端信太郎著、宣伝会議)。「R25」を筆頭に「BLOGOS」などを立ち上げ、「GQ JAPAN」や「WIRED」などのデジタルマガジン推進に力を発揮、現在はNHN Japan執行役員を務める著者が、メディアのあり方や知られざる構造を解き明かした書籍です。

人間とメディアとの距離感が急速に狭まる時代に則した、とても興味深い考察がなされています。読むべきポイントは多いのですが、そんななかから第8章「劇的に変わるメディアとメディア.ビジネス」のポイントをいくつか紹介します。


主導権は受け手へ ── 崩壊した「月9」の概念(173ページより)

かつては月曜9時のテレビドラマが人気で、「月9」という言葉が当たり前のように使われていました。しかしHDDレコーダーが普及した現在、同じ時間に多くの人が同じ番組を見るというスタイル自体が廃れつつあると著者は言います。さらにモバイル×クラウド化のトレンドが一般人を記者化させ、送り手の多様化が加速しているとも。

また「みんなの経済新聞ネットワーク」、「ディマンドメディア」などのように、これまでの地方紙よりもさらにニッチな情報を扱うメディアも増えてきました。情報というものが、よりパーソナルになったわけです。

そんなときに大切なのは、受けとめる姿勢。新規サービスに対して「こんなの情報と言えない」と否定的な思いを抱いたとしたら、自分自身が「抵抗勢力」の「守旧派」になっていることを疑うべきだと著者は主張します。


アンバンドリングとリワイヤリング(177ページより)

アジェンダ設定・解説、事実の記録・伝達、用紙手配・印刷、配達・代金回収までをパッケージにして自社の影響下に抱えていた新聞社がそうであるように、大手メディアはこれまで、組織として自己完結していました。

しかし、いまは違います。アジェンダ設定・解説はソーシャルメディアが、事実の記録・伝達は通信社や一般個人が、配達・代金回収はアップルやアマゾンが、用紙・印刷はスマートフォンや携帯電話が、とそれぞれの機能に分かれ、抱き合わせ販売されていたものが機能別にバラ売りされる。「リワイヤリング=情報伝達のつなぎなおし」が進んでいるわけです。そんな状況での、個人の姿勢が問われているわけですね。


「ギャング・オブ・4」は立ち向かわずに利用する(179ページより)

googleの元CEOであるエリック・シュミット氏はあるカンファレンスで、グローバルにネット上で影響を持てる「プラットフォーマー」となりうるメディアは、google、Amazon、Apple、Facebookに集約されるだろうと話したそうです。

クラウドのインフラ上では、あらゆる境界線がなくなりつつある。メディア企業と広告主の境界線も失われ、プロとアマチュアの境界線すら曖昧になりつつある。だから、ここから数年はアンバンドリング(既存のサービスを再構築し、顧客に様々な選択権を与えること)が進む。しかし、やがて揺る戻しが来るだろうと著者はいいます。そしてその際、主役になるのは「個人」ではないかとも。

「そのとき、私たちはどうすべきなのか?」ということについて考えるにあたり、将来の答えに結びつきそうな多数のフックが、本書には仕掛けられています。じっくりと読み込めば、きっとなにかが見えてくるはずです。


本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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