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itouitou  - ,,,  01:00 PM

まったく痕跡を残さず匿名でコンピューターを使える『Tails』

まったく痕跡を残さず匿名でコンピューターを使える『Tails』

121116-tails.jpg


もし、ジェームズ・ボンドがコンピューターにログオンしたとしたら、ファイル、Cookie、IPアドレスなど、コンピューターを使った痕跡は何一つ残さないはずです。極端に聞こえるかもしれませんが、これくらい慎重になったほうがいい場合もあるでしょう。

この記事では、DVDやUSBを使って、一切の痕跡を残さずコンピューターを使う方法をご紹介します。


「痕跡を残さない」とは文字通りまったく何も残さないという意味です。LinuxベースのLive OS『Tails』を使えば、どんなコンピューターも痕跡を残さず利用できます。Tailsは強固なセキュリティ機能を備えたポータブルOSで、DVDやUSBにインストールが可能。インストール手順は後ほどご説明しますが、まずはTailsの概要をざっと見ていきましょう。


Tailsの概要

Tailsを使うのはとても簡単です。起動ディスクを作成するだけで、完全に匿名かつ一切の痕跡を残さずにコンピューターを使うことができます。

必要となりそうな各種ソフトウェアもすべて標準搭載しています。


121116-tails-software.jpg


ソフトウェアは標準搭載

Tailsには、ブラウザ、メール、インスタントメッセンジャー、ドキュメント編集ツールなど必要なソフトウェアはすべて入っています。DVDかUSBにTailsをインストールしたら、あとはコンピューターに入れて起動するだけでOK。

オンラインでの匿名性:Tailsの最大の魅力はオンラインでの匿名性です。通信匿名化技術「Tor」を使った『Iceweasel』ブラウザを搭載、完全に匿名でのウェブブラウジングを実現しています。また、セキュリティも充実しており、通信の安全性を高める『HTTPS Everywhere』、広告をブロックする『Adblock Plus』、JavaやFlashをブロックする『 NoScript』などの拡張機能を備えています。

暗号化されたメールとチャット:OpenPGP技術を使ってメールを暗号化する『Clawsメールクライント』や、OTR暗号技術でメッセージを暗号化するIMクライアント『Pidgin』も標準搭載。

ファイル暗号化:LUKSと呼ばれる暗号技術を使って、ファイルを暗号化してUSBドライブに保存することが可能。

編集ソフトも充実:ウェブへのアクセスだけでなく、各種編集ソフトも利用可能。ドキュメント編集ソフト『Openoffice』、写真編集ソフト『Gimp』、サウンド編集ソフト『Audacity』、ほかにも様々なツールを標準搭載しています。

それでは、いよいよ起動ディスクの作成手順をご説明します。


TailsをDVD/USBにセットアップする手順


121116-tails-install.jpg


Tailsのセットアップはとても簡単。Linux Live CDのセットアップとだいたい同じ手順です。追加として、ダウンロードしたファイルを検証するステップが入ります。


Step 1: 必要なファイルをダウンロードする

TailsのISOイメージと、ISOを検証するための暗号署名をダウンロードします。

ISOイメージ(直接ダウンロードTorrent
暗号署名(直接ダウンロードTorrent

Tailsの開発元は、ダウンロードしたISOイメージが公式版であることを暗号化署名を使って検証するよう勧めています。検証方法についてはTailsのサイトに具体的な手順が載っていますので参照してください(WindowsMac or Linux.)。


Step 2:TailsをDVDに焼く

まずはTailsをDVDに焼く方法をご説明します。TailsをUSBに入れる場合も、先にDVDに焼いてからTailsを使って起動USBを作成するほうが簡単です。(もちろん、Tailsの起動USBをゼロから作ることも可能です)

Windows:ISOイメージを右クリックして、「ディスクイメージの書き込み」を選択、書き込み先にDVDドライブを選びます。

Mac:ISOイメージを右クリックして、「tails...のディスクを作成」を選択、DVD書き込み先にドライブを選びます。

起動ディスクが作成できたら、さっそく起動してみましょう。


Step 3: Tailsを起動する

Tailsの起動DVDをコンピューターに挿入して起動します。DVDから起動させる方法は以下を参考に。



Windows:もし、DVDを入れてコンピューターを再起動してもDVDから起動できない場合は、BIOSの設定を変更して、起動時にCDやUSBを探すように設定します。

BIOSの設定画面は起動中にDeleteキーを押せば出るはずです。もしくは、起動中に注意深く画面を見ていれば、起動オプションへのショートカットキーが一瞬表示されますので、すばやく該当のキーを押します(おそらくはファンクションキーのどれかです)。起動オプションの選択画面が表示されたら「DVD」を選択します。

Mac:起動ボタンを押してすぐにoptionキーを長押しするとスタートアップマネージャが表示されますので、起動ディスクでTails DVDを選びます。


Step 4 :DVDをUSBにクローンする(起動USBを作る場合)


121116-tails-clone.jpg


Tailsを使ってDVDからUSBにクローン・インストールしましょう。手順は以下の通りで、とても簡単です。

  1. USBドライブをコンピューターに接続する。
  2. Tails上で「Applications>Tails >Tails USB Installer」を選択。
  3. 「Clone and Install」ボタンをクリック。
  4. USBドライブを選択して「Create Live USB Drive」をクリック。クローンが開始されます。

クローンが完了すると起動可能なUSBドライブの完成です。USBドライブを使う利点はTailsで作成したファイルをUSBドライブにそのまま保存できることです。自動的に暗号化もされます。しかし、USBドライブはうっかり置き忘れたりするとハッキングされる危険があるので注意してください。

また、Macは標準ではUSBからの起動をサポートしていません。USBから起動可能にするには『rEFit』というソフトが必要です。つまり、USBからTailsを起動したい全てのMacにrEFitをインストールしなければならないということです(ちょっと面倒ですね)。



Tailsを使えば、共用のコンピューターを一切の痕跡を残さずに使用できるので大変便利です。完全匿名でウェブをブラウジングすることができますよ! 個人情報の安全が気になる方は、ぜひ使ってみてください。


Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)

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