• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

年吉聡太  - ,,,,,  07:30 AM

大事なのは「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」〜「一億総ツッコミ時代」を生きるために

大事なのは「良い・悪い」ではなく「好き・嫌い」〜「一億総ツッコミ時代」を生きるために

121127book-to-read.jpg


一億総ツッコミ時代』(槙田雄司著、星海社新書)の著者は、「マキタスポーツ」名義の芸人としてもおなじみの人物。そして本書を読むと、人を笑わせる立場にいるだけあって、物事の本質をしっかり見抜いていることがわかります。

たとえば著者が気になっているのは、「噛む」だけで指摘される閉塞感だとか。舌がもつれてうまく言葉が出せなかったとき「噛んだ!」と指摘することは、いまや芸人だけでなく一般人にとっても当たり前のアクションになってしまっています。しかし、この点についての考え方には「なるほどな」と思わずにはいられません。


相手を傷つけようというほどではないにせよ、先に攻撃することによって自分に振り掛からないように防御しているという心持ちが、端から見ていて気持ちが悪いのです。

(5ページ、はじめに)


言われてみれば、たしかにそのとおり。人にツッコミを入れることによって、我々は無意識のうちに自己防衛をしているのかもしれません。つまり、著者が「一億総ツッコミ時代」と呼ぶのはそんな現代のこと。そして本書では、そんな時代を生き抜くための方法が紹介されています。

そのなかから、特に興味深く感じたいくつかの項目をご紹介しましょう。


「自我ダイエット」のススメ(71ページより)

ツッコミを受ける側にまわると、ぶくぶくと太った「自我」を減らすことができる──。著者はこれを「自我ダイエット」と呼んでいるそうです。

上司からダメ出しをくらったり、叩かれて修正されたり、自我を削られたりすることは喜ぶべきこと。叩かれて削られることで「自分」が形作られていくのだから、「しょうもない部分」を持つ自分を「ボケ」として周囲に提示し、周囲からツッコミを受けてみるべきだという主張です。


「好き/嫌い」を表明しよう(132ページより)

誰もが評論家のようになってしまった現代では、あらゆる物事に対して「良い/悪い」という評価がなされるようになりました。しかし、この「評価目線」は息苦しさを増長させる方向にしか作用しないというのが著者の考え。そして、あらゆる物事に対して「良い/悪い」ではなく、「好き/嫌い」という感情を表現してみようと提案しています。

自分自身がむき出しになるわけですから怖いことではありますが、そういうことを表明している人間は、ある種のカリスマになっていることが多いそうです。「言い切ってくれる人」には賛同者がつくということですね。


理不尽に向き合おう(155ページより)

人生で避けて通れないものが「理不尽」ですが、これもうまく扱えればおもしろいと著者は言います。結局、世の中には理不尽があって当たり前だと気づけば、いろんなことが楽になるというわけです。そして理不尽からは逃れることができないので、慣れる、もしくは許す、譲歩する。辛いから拒否するのではなく、受け入れて共存することが大切だというわけですね。


芸人ならではの発想は痛快で、強い説得力に満ちています。他にも役に立ちそうな言葉があふれていますので、ぜひ読んでみてください。


本書を手に取った方は、どんな感想をもったでしょうか。Facebookページでも下記のコメント欄でも、ぜひ教えてください。


(印南敦史)

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.