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長谷川賢人  - ,,,  07:10 PM

こんなのアリ? 世界中から集めたデザイン本棚が楽しめる『本棚の本』

こんなのアリ? 世界中から集めたデザイン本棚が楽しめる『本棚の本』

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愛書家にとって、本棚はいつも悩みのタネ。シンプルなスクエア型は定番ですが、世界に目を向けると、アートな感覚で作られた「デザイン本棚」がたくさんあります。それを教えてくれるのが『本棚の本』(アレックス・ジョンソン著・グラフィック社)。著者は本棚専門ブログ「Bookshelf」の管理人でもあります。本書は、世界中の本棚を見続けてきた著者が選んだ、200本以上に及ぶデザイン本棚を楽しめる一冊です。

著者は巻頭言で「いまや、大きさも重さもペーパーバッグほどしかない電子機器に、個人の全蔵書の情報を記録しておくことが可能だ。その一方、最も基本的な家庭用品である本棚のデザインにおいても、創造性の爆発が起きている」と書いています。

創造性が爆発した本棚とはいかなるものか。今回は本書より、5点のデザイン本棚を紹介します。


■Estante Vaco

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デザイナーのデニース・トーメンさんによる牛形ブックシェルフ。自宅よりも、小学校や図書館の児童書コーナーに似合いそう。ホッキョクグマの形をしたタイプもあります。(Dennys Tormenより)


■Staircase

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デザイナーのダニー・クオさんによる「登れる本棚」。本書では「今後、生活に関しては高さに注目が集まる」という作者の言葉も紹介していました。日本の住宅事情にもマッチしそうな良いアイデア。(Danny Kuo product designより)


■Etagère KC

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フランス在住のデザイナーユニット「Parsy Debons Design」による本棚。崩れそうな瞬間をそのまま形にしたユニークな一本。普段からスクエア形シェルフは見慣れているだけに、おかしさも一層。作るのは大変そうですけれど。(Parsy Debons Designより)


■Comic

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オスカー・ヌニェスさんが設計した吹き出し形の壁掛け本棚。まるで本棚が語り出すようにも感じられます。絵画や人形などを下に置くのも面白そう。ちょっとの工夫が魅力あるインテリアを作る好例ではないでしょうか。(FUSCAより)


■Chin up

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イギリスのデザイナーであるリサ・サンダルさん設計のキャビネット。棚そのものが傾斜しているので、屈まなくても中身がわかるのです。本棚が壁にめり込んでいるようにも見えるのもポイント。機能性と遊び心が合わさった逸品。(COROFLOTより)


本書ではその他にも、これまでの本棚に対するイメージをことごとく覆すようなプロダクトや作品を掲載しています。「ないものは作ってしまえばいい」というDIY精神にも火がつきそうな一冊です。

電子書籍リーダーが相次いで発売された今、モノとしての「本」に付随する「本棚」にも、新たな価値が求められているのかもしれません。本書で多くのデザイン本棚を見ていると、ますますそのように感じるのです。

(長谷川賢人)

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