• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

長谷川賢人  - ,  02:00 PM

就職ハイパー氷河期を乗り越えるリクルート術 <2>履歴書編

就職ハイパー氷河期を乗り越えるリクルート術 <2>履歴書編

121118lh_recruit2.jpg


ライフハッカーで紹介してきた記事の中から「選りすぐりのリクルート術」をお届けするシリーズ、第1回は「心構え」編として、就職活動を行う前段階についてまとめました。「仕事は給料や立地などの外的要因ではなく、意志や情熱といった内的要因を大切に」など、4つのポイントを挙げました。

自分の方向性が見えてきたところで、第2回は「履歴書」について考えてみましょう。ほとんどの企業では面接を受ける前に履歴書やエントリーシートを提出するはずです。最近は「紙に手書き」というだけでなく、「ウェブ上で記入する」ケースもあります。どちらにせよ、自分と企業をつなぐ最初の接点であることには変わりありません。

履歴書提出の前に、SPI試験(適性・能力テスト)や筆記試験を課す企業もあります。今回、それらの対策についてはふれませんが、履歴書の作成と平行してリサーチをしておいた方がよいでしょう。

では、ライフハッカーが考える「履歴書作成のコツ」を見ていきます。


■読む人のために書く

なぜ、履歴書はきれいな字で書かなければならないのでしょうか。答えは簡単、「読む人がいるから」です。履歴書は自分のために書くのではなく、あなたを知らない他人のために書くのです。この「他人のため」という観点が、すべてのスタートとなるでしょう。面接官が履歴書を見る時間は平均で6秒という話もあるそうです。

過去記事「『読まれる履歴書』を書くには、『読む人がどう思うか』だけを考えるのがコツ」で、履歴書査定ウェブアプリ「RezScore」の共同設立者であるSean Weinberg氏は以下のようにアドバイスしています。


履歴書を書くのが嫌だという人は、自分の希望は忘れて、読み手に向けて履歴書を書くようにすると大抵うまくいきます。

自分の言いたいことを考えるのではなく、読み手が何を求めているのかを考えると、プレッシャーがなくなります。履歴書で売り込むべきは、自分そのものではなく、生産性のある候補としての自分です。自分自身やこれまでの経験を客観視することで、履歴書は飛躍的に書きやすくなります。すべての経験を書き入れずとも、自分自身の価値が損なわれることは少しもありません。むしろ売り込み方は洗練されたといえるでしょう。自分の価値をうまく表せるようになるまで、履歴書を書くのがうまくいったとは言えないのです。


■企業はニーズがあるからあなたを雇う

さて、履歴書を書く前にもう一点、心に留めておきましょう。企業が人材を採用するには、必ず理由があります。過去記事「求職者が見直すべき自己チュー履歴書」は主に転職活動に対するアドバイスですが、就職活動においても大切にしたい考えがありました。RezScoreの共同設立者であるGerrit Hall氏は「将来の会社のことをお客様として考えましょう」と言っています。


履歴書(職務履歴書)でよく見受けられる大きな間違いは、「私」のことを書き過ぎているということでしょう。一番よくあるのは、過去の状況について書くというものです。もし、履歴書の中で「~したい」という言葉を使っていたら、それは履歴書で「私」について書いているのと同じ事です。

会社はあなたの自己満足のために、あなたを雇ったりはしません。会社は自分たちの深刻なニーズを満たすために、あなたを雇うのです。


自分を売り手、企業を買い手と考えましょう。相手に気持ちよく買ってもらうためにはニーズを探ることはもちろん、相手のクセや性格などのデータがあれば、より話しやすいはずです。それこそが使える「企業研究」につながるのではないでしょうか。


■履歴書には「経験」と「これから」を書く

さて、本題です。履歴書、あるいはエントリーシートには、どのようなことを書くべきでしょうか。「経験したことを書きなさい」というアドバイスはあるかと思いますが、志望企業や職種に関することを経験できているとも限りません。そこで、学生生活やアルバイトで得た経験をうまく結びつけるのです。

過去記事「未経験から夢の仕事をゲットするための4つのコツ」の中のひとつ、「自分で気づいていない関連する職歴を見つけよう」が使えるでしょう。


自分のこれまでの経験の中から、就きたい仕事に関係がありそうなものを活用する方法を見つけましょう。前職、もしくは現職で何をやったかを振り返り、最も充実していた日々に注目すること。何かしら関連のある経験があるはずです。履歴書や面接では、このポイントを重点的にアピールしましょう。


ここで、私の経験談を少々。私は学生時代に仲間と一緒に小説をまとめた同人誌を作りました。その際、表紙の写真をとある有名カメラマンに撮ってもらいました。ところが、予算や印刷の知識が乏しかったせいで、できあがった本の写真は予想よりも赤味が強く出てしまったのです。私はこの経験を「お客様のイメージ通りのものを作るために自分を役立てる」という観点でまとめ、印刷会社や専門商社の履歴書で使いました。面接者には好印象で受け止めてもらえたようでした。

このように、必ずしも「うまくいったこと」だけが経験ではありません。「就職・転職活動で他人と差がつく3つの教え」で、ビジネス系雑誌『Inc.』のライターであるJeff Haden氏が書いていたことにも通じます。


失敗も達成したことのうちに入る。

成功した人に「なぜ成功できたのか」と尋ねると、答えは個人的な話になってしまいます。「私は...」「私を...」という言葉であふれた経験談を、あなた自身に置き換えることはほとんどできません。成功した人に話を聞くなら、どんな失敗をしてきたかを尋ねましょう。

成功している人は、誰もが数えきれないほどの失敗もしています。あなたよりもたくさん失敗している人がほとんどでしょう。それが、成功者の成功者たる理由です。あなたも、すべての失敗を受け止めるのです。そこから学び、次回へ確実に生かすために、すべての責任を負うことです。失敗からの学びは、あなただけの経験となり、他者との違いとなって表れてきます。


自分の経験を振り返るときには「失敗したこと」にも目を向けましょう。失敗も捉え方次第では、貴重な経験となるのです。さらに体験に数値が入れられるのであればチャンス。例えば「模擬店の仕入先を細分化することで予算を30%減らした」など、自分の実績を数値化するのも有効なアピール方法となるはずです。

また、スタンフォード大学およびハーバード・ビジネス・スクールの研究によれば、「人間には無意識に、これまでの功績や実績よりもこれからのポテンシャル(潜在能力)への期待を重視する傾向がある」のだそうです。経験のストーリーで引きを作りながらも、最終的には「これから」の部分に焦点を当てた話をするのもお忘れなく。


■あるいは、履歴書を使わない方法も検討

フリーランスマーケターのCharlie Hoehn氏がTEDのスピーチで「履歴書は職を得る上で必ずしもベストな方法ではなく、むしろ無償で働くこと」を勧めています。自分が尊敬でき、自分の望む仕事を与えてくれるかもしれない人々のために無償で働き、「逆指名」されるような機会を得るのです。似たようなところで、Facebookなどソーシャルメディアを活用して企業にアプローチするという方法も一案に挙がるでしょうか。いずれにしても、履歴書を持参する方法だけがすべてではないと、頭の片隅に置いておきましょう。


■まとめ

  • 履歴書は読む人がどう思うかを考えて書く
  • 自分を売り手、企業を買い手と考え、ニーズを探りながら相手を研究する
  • これまでの経験から、就きたい仕事に関係がありそうなものを活用する
  • 自分の経験を振り返るときには「失敗したこと」にも目を向ける
  • 経験だけでなく「これから」についても触れる
  • 場合によっては履歴書を使わない就職活動も検討できる


より実践的な書き方や体裁の整え方については、専門に研究している書籍やセミナーを活用するのもよいでしょう。今回挙げたことは「履歴書において何を大切にすべきか」というアドバイスとして、参考にしてもらえればと思います。前回の心構えと合わせ、履歴書に取り掛かる前に、自身の「これまで」と「これから」を見つめ、まとめてみるのも一法です。


(長谷川賢人)

Photo by By MBayTeenPrograms

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.